「第15回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表! 濱口竜介、黒沢清、春本雄二郎らの名前も
2021年9月9日 21:00
韓国・釜山で開催(10月8日)されるアジア全域版アカデミー賞「第15回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、9月9日に発表された。
「アジア・フィルム・アワード」の受賞式は、昨年初の韓国・釜山での開催を予定していたが、新型コロナウイルスの状況を鑑み、公式YouTubeでのオンライン発表となった。今年も、昨年に引き続き釜山国際映画祭の協力のもと、釜山にて発表予定。セレモニーは、ゲストを実際に釜山に招待しつつ、オンラインでも参加できるハイブリッド形式で開催される。なお、審査員長は、第13回開催時にLifetime Achievement Awardを受賞した韓国の巨匠イ・チャンドン(「オアシス」「ポエトリー アグネスの詩」「バーニング 劇場版」)が務める。
日本映画では、作品賞および監督賞候補として濱口竜介監督作「偶然と想像」と黒沢清監督作「スパイの妻 劇場版」、第13回開催時に主演男優賞およびExcellence in Asian Cinema Awardを受賞した役所広司(「すばらしき世界」)が再び主演男優賞候補に。また、主演女優賞候補として蒼井優(「スパイの妻 劇場版」)、新人監督賞候補として春本雄二郎監督(「由宇子の天秤」)が選出されている。
全ノミネートは、以下の通り。
チェン・シューファン「弱くて強い女たち」
チャン・ツィフォン「Sister」
チョン・ジョンソ「ザ・コール」
Assel SADVAKASSOVA「Ulbolsyn」
蒼井優「スパイの妻 劇場版」
ユー・アイレイ「Cliff Walkers」
パク・ジョンミン「Deliver Us From Evil」
ツェー・クワンホウ「Drifting」
キム・ヒョンビン「無聲(むせい)」
宇野祥平「罪の声」
春本雄二郎「由宇子の天秤」
P.S. Vinothraj「Pebbles」
イン・ルオシン「Sister」
ハン・シュアイ「漢南夏日(原題)」
アーマド・バーラミ「荒れ地」
ホン・ウィジョン「声もなく」
LI Yongyi「Cliff Walkers」
キム・ヒョンジュ「Deliver Us From Evil」
ライ・シュウション「1秒先の彼女」
ハッサン・ハッサンドスト「Sun Children」
Tina Baz、渋谷陽一「朝が来る」
月永雄太「泣く子はいねぇが」
チャオ・シャオティン「Cliff Walkers」
ホン・ギョンピョ「Deliver Us From Evil」
チェン・シュウキョン「Limbo」
マスード・アミニ・ティラニ「荒れ地」
Yerkinbek PTYRALIYEV「イエローキャット」
チェン・ミンジェン「Cliff Walkers」
チョ・サンギョン、クァク・ジョンエ「スペース・スウィーパーズ」
シム・ヒョンソプ「茲山魚譜 チャサンオボ」
纐纈春樹「スパイの妻 劇場版」
Yermek UTEGENOV「イエローキャット」
LI Miao「A Writer’s Odyssey」
Gokuldas「Labyrinth」
ケネス・マク「Limbo」
LEE Jae-sung「茲山魚譜 チャサンオボ」
安宅紀史「スパイの妻 劇場版」
Eric XU、Allen WEI「A Writer’s Odyssey」
グオ・シエンゾン「1秒先の彼女」
オダイッセイ「おらおらでひとりいぐも」
チョン・ソンジン、チョン・チョルミン「スペース・スウィーパーズ」
ティム・クロスビー、Joy WU「エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち」
廣中桃李「泣く子はいねぇが」
ランガナート・ラヴィ「Labyrinth」
Nopawat LIKITWONG「Limbo」
チェ・テヨン「スペース・スウィーパーズ」
FU Kang「エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち」
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