ドゥニ・ビルヌーブ監督が選ぶ「お気に入りの映画」20作品
2021年5月4日 12:00

ヒューマンミステリー「灼熱の魂」(2010)や、SFドラマ「メッセージ」(16)などのドゥニ・ビルヌーブ監督が、過去に「お気に入り」と公言した映画20作品を米IndieWireが発表した。
ビルヌーブ監督は、カナダ・ケベック州トロワリビエール出身。米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「灼熱の魂」(2010)で国際的に注目を集め、13年にはハリウッド進出作「プリズナーズ」「複製された男」の2本のスリラーを発表した。その後、クライムアクション「ボーダーライン」(15)を経て、「メッセージ」(16)ではアカデミー作品賞、監督賞など8部門にノミネート。傑作SFノワール「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」(17)でメガホンをとった。今秋には、最新作となるSF作家フランク・ハーバートの小説「デューン 砂の惑星」を映画化したティモシー・シャラメ主演「DUNE デューン 砂の惑星」の公開が控えている。
選出されたのは、ビルヌーブ監督が21世紀の映画のベンチマークと考えている「ドッグヴィル」と「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」など。日本からは黒澤明監督の「七人の侍」があげられた。
選出された35作品は下記の通り。(順不同。カッコ内は製作年/監督)
「ノーカントリー」(2007/ジョエル・コーエン監督、イーサン・コーエン監督)
「2001年宇宙の旅」(1968/スタンリー・キューブリック監督)
「トゥモロー・ワールド」(2006/アルフォンソ・キュアロン監督)
「戦慄の絆」(1988/デビッド・クローネンバーグ監督)
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」(2017/リューベン・オストルンド監督)
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007/ポール・トーマス・アンダーソン監督)
「マザー!」(2017/ダーレン・アロノフスキー監督)
「アリー スター誕生」(2018/ブラッドリー・クーパー監督)
「七人の侍」(1954/黒澤明監督)
「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」(2017/ソフィア・コッポラ監督)
「インセプション」(2010/クリストファー・ノーラン監督)
「ブレードランナー」(1982/リドリー・スコット監督)
「アモーレス・ペロス」(1999/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)
「籠の中の乙女」(2009/ヨルゴス・ランティモス監督)
「ドッグヴィル」(2003/ラース・フォン・トリアー監督)
「未知との遭遇」(1977/スティーブン・スピルバーグ監督)
「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(2013/ジョナサン・グレイザー監督)
「預言者」(2009/ジャック・オーディアール監督)
「ダンケルク」(2017/クリストファー・ノーラン監督)
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー