七人の侍

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

数多くの傑出した黒澤監督作品の中でも、特に観客のみならず世界中の映画人に多大な影響を与えた代表作。これ以降「荒野の七人」「宇宙の七人」など、この映画を手本とした作品が多く作られたのは周知の事実。時は戦国時代のとある貧しい農村。農民たちは野盗と化した野武士たちの襲撃を恐れ、おののいていた。そこで村を守るために用心棒を雇うことを決意、食うに窮する七人の侍を探し出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。複数のカメラワークによる迫力ある立ち回りのシーンは見事。

1954年製作/207分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1954年4月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第29回 アカデミー賞(1957年)

ノミネート

衣装デザイン賞(白黒) 江崎孝坪
美術賞(白黒)  
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

5.0本当に勝ったのはだれ?

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

悲しい

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こまめぞう

4.0迫力の決戦シーン

2023年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

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SpicaM

5.0欠点から見れば…

2023年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

もはや、言うまでもない名作だが、新たな評価をする為に、あえて
この作品の欠点を上げよう。
一つ目、侍が7人集まるまでに時間がかかり、7人が村に到達した
時点で、まだ中盤という長い展開に、飽きる人がいる。
二つ目、痛快娯楽エンタテイメントとして見るには、映画のラストが
後味が悪く描かれる。
…だが、それ以外は俳優、映像、演出、音楽、全てにおいて、世界の
映画史に残る名作の金字塔である為、映画好きなら一見の価値はある。
ただし、自分が20歳で初めて見た黒澤明監督映画が、いきなり
「七人の侍」は、ハードルが高過ぎ、よく理解できなかったので、
黒澤明監督作品を見る初心者は、娯楽エンタテイメント的なのは
「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」、文芸的なのは「羅生門」から見る事を
お勧めするよ。

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777

5.0世界で一番好きな映画‼️

2023年4月7日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

思い起こせば32年前、1991年に最後の劇場公開を観てからズーッとNo.1の映画です。高校1年生だった私はあまりの面白さにソフト化されていない事も知らず、街中のレンタルビデオ屋巡りをしたものです。毎年野武士の襲撃に悩まされている百姓たちが侍を雇って戦う。ただこれだけのストーリーの中に、人間性や人間社会の全てが込められています。侍と百姓という決して相容れない階級が存在し、そこに百姓生まれの侍・菊千代を配する事で非常に深い物語に
なっております。そういう意味で、やはり三船さん。世間では久蔵役の宮口精二さんの評価が高そうですが、やはりキモは三船さん!!侍たちに百姓の愚劣さを訴えるシーンや、燃え盛る風車小屋の前で赤子を抱えるシーンなどは忘れられません。流れてくるだけで胸がワクワクする侍のテーマ、土砂降りのクライマックスに代表されるアクションシーンの素晴らしさ、刀が刺されている墓に旗がなびくシーンなどの印象深い構図などなど、語り出したらキリがありません。とにかくこの作品は最高の時代劇のみならず、映画史上最高のアクション映画‼️こんな素晴らしい名作がわが日本で生まれた事に感謝‼️世界のクロサワ、世界のミフネに超感謝‼️

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