ドッグヴィル
劇場公開日 2004年2月21日
解説
「奇跡の海」で審査員グランプリ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でパルムドールと、2作連続カンヌ映画祭を制したデンマークの異才、ラース・フォン・トリアー監督。彼がブレヒトの「三文オペラ」の挿入歌「海賊ジェニー」にインスパイアされ、ダシール・ハメットの「血の収穫」やカフカの「アメリカ」を参考に“想像上のアメリカ”を描いたと語る実験的作品。監督自身がDVカメラで撮影にも参加している。
2003年製作/177分/R15+/デンマーク
原題:Dogville
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
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2021年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
最初に、ニコールキッドマンのスタイルの良さに驚きます(笑)
それはおいといて、人間のよくある善意からの嫌いな人間に対しての徹底的な暴力。出会いの優しい村人から始まり、美人で頭のいい主人公がだんだん疎ましくなっていく様子、自分たちが暮らしてる生活を凝縮したようでした。
面白い作りの映画です。最初は眠たかったけど中盤から目が離せませんでした。
最後、私も同じようにしたと思います。
なんだか、やりきれないし、展開も平坦で、胸が閉塞する。
何より、ヒロインと境遇が重なるところがあるので、世の中に鬼畜が多いのはよくわかる。
でも、自分の手で、殺して良いと言われたら、二の足を踏むであろう。
すでに死んだ両親であり、教師であり、兄弟であり、妻であり子である、私を虐げて殺そうとした鬼畜ども。
死ね、とは思うが、殺そうととは思わない。
彼女も鬼畜になるのであろう。
全てが鬼畜なのだろう。
監督は、アメリカを想像して、撮影したらしい。
セリフが多すぎて、金もないので、舞台劇。
あまりにも、無様で、無惨で、残酷で、吐きそうだ。
2021年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
これは、大変、面白い映画でした‼️
忘れた頃にまた観たい‼️
2021年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
二日連続ラース・フォン・トリアー
この人はいろんな発想があってそれをチャレンジするところが素晴らしい
すべては表現のためであることがはっきりとつかみ取れる
こういう方法でしかこのテーマは表現できないよ、と提示される
なにがテーマだった?と言われると言葉に出来ないんだけど
ドッグヴィルに関しては 偽善のなれの果ての命乞い、とメモした。
村が焼き払われるシーンは、セットが軽いので片付けが楽だな~と思ったけど
スタジオだしな…と
エンドロールがまた良く集めた写真で見入る
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