マンダレイ

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解説

ラース・フォン・トリアー監督の「ドッグヴィル」に続く“アメリカ3部作”の第2作。1933年、ドッグヴィルを後にしたグレースは父親とともにアメリカ深南部の大農園マンダレイを訪れるが、そこには廃止されたはずの奴隷制度が残っていた。グレースは奴隷たちを解放しなくてはならないという使命感に駆られて行動に出るだが……。他にウド・キア、ジャン=マルク・バール、クロエ・セビニー、ジェレミー・デイビスらが共演。

2005年製作/139分/R18+/デンマーク
原題:Manderlay
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

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映画レビュー

3.0作劇の律儀さ。

2021年2月22日
iPhoneアプリから投稿

再見。
案外エンタメしてくれる気持ちの悪い社会科映画。
溜めに溜めて結局見せるサービスシーンと一応のオチまでは行き着く作劇の律儀さは嬉しい。
ドッグヴィルも再見しよう。

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きねまっきい

4.0ドッグヴィルの衝撃よりは弱かったような気もするけど、アメリカ批判の精神は健在。

kossyさん
2020年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 前作『ドッグヴィル』では、主人公グレースが一般市民で父のギャングスターがアメリカそのものであるというわかりやすい構図になっていましたが、それよりも痛烈な批判となっていると聞いていたので、その真相を見極めるため身構えて鑑賞してしまいました。すると、冒頭から奴隷制度がなくなっていないアメリカ南部の町マンダレイへの介入。グレース(ブライス・ダラス・ハワード)がアメリカそのものになってしまった・・・

 奴隷解放宣言がなされ憲法が修正されても未だに白人から奴隷扱いされていた黒人たちが働く大農園。支配者であるママが死んでからは、グレースとギャングの子分たちが残り、民主主義を徹底指導するようになるが、隷属関係に慣れすぎていた彼らはとまどうばかり。なんでもかんでも多数決が全てを決定するといったことを教えるのです。

 横暴な政策、多少の失敗はあっても決定権は民主主義にある。それが甘い幻想であるとグレースが気づいたのは、ある少女の死。ウィルダという黒人女性が肺炎になった少女の食料を奪ってしまったのが原因と、ウィルダが家族たちからの怒りを買ったのだが、表決には逆らえないグレース。あくまでも中立の立場である自分が刑を執行しなければならなかった・・・

 自分の価値観をそのまま押し付けるやり方は、現代に喩えるとアメリカがイラクに対して行ってる政策そのものだと取れるのですが、実は敗戦後の日本に対するアメリカの姿のほうが近いのではないかと感じてしまいました。序盤にグレースの父(ウィレム・デフォー)が言っていたことと妙に符合してしまうからなのです。これは深く考えすぎると日本の憲法問題にまで発展してしまいそうなのでやめておきますが、要するにアメリカの独善的なやり方の無意味さを訴えているのでしょう。

 黒人奴隷問題を訴え、普通ならグレースに感情移入してしまう手法によって、最終章でどんでん返しを見せつけてくれる。また、エンドロールの背景映像では虐げられた黒人の映像。最終章だけ切り取ってしまうと、普通の人種問題を描いた社会派映画になってしまうところも面白い。ただ、最悪の状況になりさえしなければ支配される方が楽だと考える人々も問題があるような・・・やはりアメリカべったりの日本の姿なのかな・・・

【2006年6月映画館にて】

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kossy

4.0奴隷でいる幸せ

ミカさん
2017年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

アメリカの正義や白人型民主主義への皮肉たっぷりな今作品。

でも、評論する側に回る私自身はいったいどうなんだろう。

まだ会社を辞める準備ができていない。人には役割があるから、私が敢えてやらなくても良い。最悪を逃れたいから、嫌でも会社にしがみつき社畜として生涯を終える。

つまり、この作品はアメリカだけに限った話ではなく、私自身の話とも取れます。

人が生きていくためには、自由は不自由でしかない。生きていくには、与えられた役割を演じ続けるしかない。最悪を逃れるのが、最善な方法である。

自分で決定し自分で責任を負いたがる人間は、極めて少数派。そして、人生はしんどい。決めるのはしんどい。だからこそ、神や権力者やリーダーを自ら渇望して、自らの失敗のしんどさを軽減させるのです。

戦後、アメリカによって民主主義を与えられた日本人、いや私が、作品に出てくる黒人奴隷と被って見えました。奴隷でいることの幸せとは?トリアーは、相変わらず辛辣です。

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ミカ

3.0Lars von Trierの性欲・欲情・肉欲描写、ほんとうに好き

Aさん
2016年10月17日
PCから投稿

悲しい

怖い

難しい

16年18本目は大好きな監督であるLars von Trierの傑作「ドッグヴィル」の続編。本作も超社会派映画。今回は前回よりも批判対象が明確で黒人差別を扱い民主主義が必ずしも正解とは限らないというのをまじまじと見せられる。観客やグレースの正義ががらがらと崩れ落ちる。皮肉たっぷりの米批判。
前作の主人公グレース役を演じたのは御存知ニコールキッドマン。今作は同じ人物をブライスダラスハワードが演じてるんだけど、ルックスはちょっぴりキュートさが入ったわりにグレースがドッグヴィルでの経験を活かしてちょっぴり強く逞しくなってるのでちょっぴり感動しています。
ドッグヴィルほどラストの衝撃はないものの流石Lars von Trier、ラストのカタルシスを持ってくるのが非常にうまい。個人的に、本作では殆ど“ムカつく住人”が登場しなかったので前作ほど劇中のムカムカや苛立ちはしなかった分観やすいけどやっぱ前作観てから観て欲しい
「ドッグヴィル」でグレースや観客は圧倒的権力の賢い使い方やその恐ろしさを学んだはずなのに、「マンダレイ」で圧倒的権力の別の役割というか違う形での存在を見せ付けられたというか。権力的上位者に従ってる人って必ずしも可哀想な弱者なのか?虐げられる立場ゆえの得・幸福って?
人種差別の観点から考えようとするなら狭い日本で暮らす平成生まれの日本人であるわたしには少し想像に難しいところがあるかも知れないが、権力者vs従者という少し抽象的な見方をするなら共感出来る。自由の為の抑圧って矛盾してるようで絶対必要なんだよね、たぶん。
映画的ショッキングは前作に比べて減少したとおもうけど、やっぱりLars von Trier好きだな〜〜と思った。前作はルサンチマン描写が相当大きくてそれが見所だったようにおもうけど、今回はそれがあまり見受けられない、それがこの映画のキモなのね〜。
だれにでもそれぞれ道徳観や倫理観は存在するんだろうけどわたしは政治観みたいのはそんなに強くなくて、民主主義ええんでないの?くらいの考えだったんだけど、本作を観てると必ずしもそうではないなと悲しくなった。ちなみにやはり、私は多数決で何か決めるのあまり好きではないです。
あと、Lars von Trierの性欲・欲情・肉欲描写、ほんとうに好き

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