コラム:映画.comシネマStyle - 第13回
2021年10月22日更新
「CUBE」「イカゲーム」…いま、デスゲームがアツい! おすすめデスゲーム映画13選
毎週テーマにそったおすすめ映画をご紹介する【映画.comシネマStyle】。
菅田将暉主演で、ビンチェンゾ・ナタリ監督の密室スリラーをリメイクした「CUBE 一度入ったら、最後」が、10月22日に公開されました。同作は、謎の立方体に閉じこめられ、次々と殺人トラップに襲われる男女6人の脱出劇。また時を同じくして、巨額の賞金を求める人々が、生死をかけたサバイバルゲームに挑む韓国発のNetflixドラマ「イカゲーム」も世界で大ヒット中です。そこで今週は、デスゲーム映画を特集! 編集部メンバーがチョイスしたおすすめ作品13本をご紹介します。
▽日本版「CUBE」公開前に、まずはオリジナル版をチェック
「CUBE」(1997年/91分/ビンチェンゾ・ナタリ監督)
謎の立方体に閉じこめられた男女の脱出劇をスリリングに描き、低予算ながら世界的ヒットを記録したカナダ製シチュエーションスリラー。
【あらすじ】
ある日突然、無機質な立方体の部屋で目を覚ました6人の男女。部屋には6つのハッチがあり、それぞれ別の立方体につながっている。お互いに接点のない彼らは、閉じこめられている理由も脱出方法もわからないまま、出口を求めて移動を続ける。殺人トラップをかいくぐりながら、やがて安全な部屋を見つける法則を発見するが……。
▽新婚花嫁VSおかしな富豪一家 死ぬまで終わらないかくれんぼ
「レディ・オア・ノット」(2019年/95分/マット・ベティネッリ=オルピン監督、タイラー・ジレット監督)
ホラー映画を得意とする製作集団「ラジオ・サイレンス」の一員でもあるマット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットが監督を務めたサバイバルリベンジアクション。大富豪の一家に嫁いだ花嫁が、伝統的な“家族行事”に巻きこまれ、命を懸けた「かくれんぼ」に挑みます。基本ルールは、夜明けまでに見つけ出し、その命を奪えば一家の勝ち、生き延びれば花嫁の勝ち。負けた方には死が待っています。
わけもわからずこのゲームに巻きこまれた花嫁のグレースは、はじめは何が何だかわからず恐怖のまま逃げ惑いますが、「やらなければ、やられる」ということが明確になってくると、覚醒し立ち向かいます。容赦のない富豪一家たちがえげつない攻撃を仕掛けるんですが、どこか間の抜けた彼らになぜか笑ってしまい、「グロすぎるのはちょっと……」という人でも楽しめてしまう一作です(※視聴は自己責任でお願いします)。
【あらすじ】
富豪一族ル・ドマス家に嫁ぐことになった花嫁のグレース(サマラ・ウィービング)。結婚式の夜、新郎アレックス(マーク・オブライエン)に連れられ、新しい家族が増えたときに必ず行われる家族の伝統儀式に参加させられる。それは、カードに書かれたゲームを一族全員で楽しむというもの。グレースが手に取ったカードに書かれていたゲームは「かくれんぼ」。夜明けまで逃げ続けるよう告げられ戸惑いながら隠れるグレースだが、捕まえる側の一族たちはそれぞれ武器を準備。このゲームのルールは、夜明けまでにグレースを見つけ、その命を奪うこと。命を狙われていることを知ったグレースは、戦うことを決意するが……。
▽だるまさんが転んだ、缶けり…懐かしの遊戯が、不条理なサバイバルゲームに一変
「神さまの言うとおり」(2014年/117分/R15+/三池崇史監督)
「悪の教典」の三池崇史監督が、不条理なサバイバルゲームに巻きこまれる高校生を描いた同名漫画(原作:金城宗幸/作画:藤村緋二)を映画化。福士蒼汰、山崎紘菜、神木隆之介、優希美青、染谷将太ら若手キャストが顔をそろえています。
【あらすじ】
退屈な日常にうんざりしていた高校生の高畑瞬(福士)の教室に、ある日突然、ダルマが出現し、命をかけた授業の開始を告げる。ダルマや招き猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカが不気味に動き出し、高校生たちは彼らが命じる「だるまさんが転んだ」や「缶けり」など、命がけの遊戯に身を投じていく。
▽貧富の差、娯楽としてのデスゲーム、運営者の思惑―近未来のリアリティショーの行く末
「ハンガー・ゲーム」(2012年/143分/PG12/ゲイリー・ロス監督)
世界的大ヒットを記録し、シリーズ4作品へと展開したサバイバル・デスゲーム・アクション映画。近未来のアメリカを舞台に、ジェニファー・ローレンス演じる貧困地区出身の少女カットニスが、富裕層の娯楽としての殺し合いゲーム「ハンガー・ゲーム」に参加していく物語です。このゲームはテレビ中継され、政府のプロバガンダ的な役割を担っているため、絶対に貧困層には勝たせたくないという主催者側の思惑により、どんどんと追いこまれていくカットニス。そんな困難を何とか潜り抜けていく彼女を、応援せずにはいられないことでしょう。
さらに続編の「ハンガー・ゲーム2」でも、政府の陰謀により再びデスゲームへと呼び戻されるカットニスには、もはや同情の念が湧いてきます。政府が彼女を使ってどう人々を扇動したいのか、ある意味リアリティショーの裏側を垣間見せられるような動きも必見です。
【あらすじ】
わずかな富裕層だけが住むことができる都市キャピトルでは、冷酷な支配者たちが、かつて自分たちに反旗を翻した12の地区から代表者を選び、殺し合いのゲームを強制させていた。ゲームの模様はテレビ中継され、最後まで生き延びたひとりには巨額の賞金が与えられる。第12地区代表として妹が選ばれたため、自ら身代わりに志願したカットニス(ローレンス)は、同地区の男性代表ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)とともに、たったひとりの生き残りをかけた「ハンガー・ゲーム」へと臨む。
▽セレブによる娯楽目的の“人間狩り”!? アメリカで一時公開中止となった問題作
「ザ・ハント」(2020年/90分/R15+/クレイグ・ゾベル監督)
富裕層が、娯楽として“人間狩り”を行うという過激な設定が、全米公開時に物議を醸したサバイバルアクション。ドナルド・トランプ元米大統領が痛烈に批判し、一度は公開中止に追いこまれました。「ゲット・アウト」や「パージ」シリーズなどで知られるジェイソン・ブラムが製作を務め、「コンプライアンス 服従の心理」のクレイグ・ゾベル監督が、格差問題や、ネット上での陰謀論といった現代的なテーマを盛りこみながら描いています。
【あらすじ】
広大な森のなかで目を覚ました12人の男女。いまいる場所がどこで、どうやって来たのか、誰にも分からない。目の前の巨大な木箱には、1匹のブタと多数の武器がおさめられている。すると突然、銃声が鳴り響き、何者かに命を狙われた彼らは、武器を手に逃げ惑う。やがて彼らは、ネット上の噂に過ぎないと思われていた、セレブが娯楽目的で一般市民を狩る「マナーゲート」と呼ばれる“人間狩り計画”が実在することを知る。絶望的な状況のなか、狩られる側の人間であるクリステル(ベティ・ギルピン)が思わぬ反撃に出たことで、事態は予想外の方向へと動き始める。
▽「ねえ、友達殺したことある?」 タランティーノにも影響を与えた伝説的デスゲーム
「バトル・ロワイアル」(2000年製作/113分/R15+/深作欣二監督)
日本のデスゲーム映画のパイオニアといっても過言ではない作品で、当時は国会などでも物議を醸した青春バイオレンスアクション。「仁義なき戦い」の深作欣二監督が、高校生たちによる極限の殺し合いを描きました。主演の藤原竜也をはじめ、柴咲コウ、栗山千明、安藤政信、塚本高史、前田亜季、山本太郎、そして北野武ら錚々たるメンバーが出演しています。
R15+指定も受けるほどの壮絶な殺し合いは、思わず目を覆いたくなるようなシーンもありますが、息をのむ命のやり取りに、最後まであっという間に時間が過ぎていきます。是非一度は鑑賞してほしい作品です。
【あらすじ】
新世紀のはじめ、ひとつの国が崩壊した。子どもたちを恐れた大人たちは、新世紀教育改革法・通称「BR法」を施行。年に一度、全国の中学校から無作為に選ばれた1クラスが、無人島で最後のひとりになるまで殺し合いをさせられるのだ。修学旅行の名目で無人島へ連れて行かれた城岩中学校3年B組の生徒たちは、かつての担任キタノ(北野)による容赦ない指導の下、この恐ろしいゲームに強制参加させられることになる……。
▽“負け組フリーター”藤原竜也が、大金をかけた命がけのギャンブルに挑む!
「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009年製作/129分/佐藤東弥監督)
藤原竜也主演で、福本伸行氏の人気コミックを映画化。多額の借金を抱えた主人公・カイジの命がけのギャンブル勝負を描いています。その後、「カイジ2 人生奪回ゲーム」「カイジ ファイナルゲーム」と、全3作が製作されました。
【あらすじ】
定職にもつかず自堕落な日々を送るフリーターのカイジ(藤原)は、ある日、友人の借金の保証人になったことで、多額の負債を抱える。取り立てに来た金融会社社長の遠藤(天海祐希)から、「一夜にして借金をチャラにできるチャンスがある」と話を持ちかけられたカイジは、遠藤の指示に従い、とある豪華大型客船に乗りこむ。やがてカイジは、「限定ジャンケン」「電流鉄骨渡り」「Eカード」など、大金をかけた究極の頭脳ゲームに挑むことになる。
▽前情報なしで見てほしい。謎の絶望的レースに巻きこまれよう!
「ヒューマン・レース」(2013年製作/87分/ポール・ハフ監督)
年齢も国籍も病歴も何もかもバラバラな80人。生き残る手段はただひとつ、レースに勝つこと。そんなデスゲームの王道ともいえる展開が続く本作。誰が主役なのか、などという前情報一切なしに楽しんでもらいたい作品です。
ルールはとっても簡単。とりあえずコース通り、草に触れずに走り続ける、そして2周遅れにならないように。「みんなで仲良くゆっくり走ればどうにかできるのでは」と思いますが、勝者はひとり。もちろん自分だけが助かりたいからひたすら走り続ける人もいれば、どうにかこのレースから抜け出そうと考える人、最期だからと自分の欲望に忠実な人、そして純粋に他の人を殺しまくる人……。果たして誰が生き残るのか、果たして誰がこのレースを仕組んでいるのか。頭に響く死のカウントダウンと、容赦なく頭が吹っ飛んでいく脱落者たちの姿が、見ているこちらの心拍数も上げていきます。
【あらすじ】
突然の光とともに見知らぬ空間へと連れてこられた老若男女80人に、謎の指示が届く。「レースの勝者はたったひとり。学校と家と刑務所は安全地帯。矢印に従わなければ、死。道を外れたら、死。2周遅れたら、死。草に触れても、死。レースを拒んでも、死」。ルールを破ったものが次々と死んでいくなか、果たして生き残った者に待っている結末とは……。
Twitter界のホラー映画伝道師、人間食べ食べカエルさん(@TABECHAUYO)のおすすめレビューはこちら(https://eiga.com/news/20200113/5/)。
▽殺し合い要素を極限まで高めた「ワイルド・スピード」!
「デス・レース」(2008年製作/105分/PG12/ポール・W・S・アンダーソン監督)
1975年に公開されたデビッド・キャラダイン、シルベスター・スタローン共演「デス・レース2000年」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督、「トランスポーター」のジェイソン・ステイサム主演でリメイク。
これは、もう殺し合い上等の「ワイルド・スピード」としか言いようがありません! 刑務所で行われるデス・レースは、勝ち抜くために改造された車で、特殊なコースを縦横無尽に走り回り、死なずに1番にゴールをするという単純明快なルールです。しかし、このレース自体が配信料を稼ぐために実施されているので、それだけじゃあ視聴者は満足しない、ということで、主催者側はどでかい装甲車を投入したり、武器を与える選手を選んだりと番狂わせを狙っており、もはやカオス。次から次へと続く攻撃を、ステイサムがどう切り抜けていくのか、ひたすら手に汗握る死のレースを楽しめます。
【あらすじ】
妻を殺され、その犯人として無実の罪で収容された元レーサーのジェンセン(ステイサム)。彼が収容されたのは孤島の刑務所で、そこでは凶悪犯たちが武装マシンに乗って繰り広げる殺人レース“デス・レース”が開催されていた。所長のウォーデン・ヘネシー(ジョアン・アレン)から、デス・レースのスターで、覆面レーサーの“フランケンシュタイン”の代わりにレース出場を求められたジェンセン。レースの見返りとなる「5回優勝したら釈放」というルールから、すでに4回優勝経験のあるフランケンシュタインとして出れば、あと一度の優勝で釈放される。ジェンセンは参加を決意するが、そこには大きな思惑が隠されていた……。
▽残酷描写に目を覆うこと間違いなし! 連続猟奇殺人鬼が仕掛ける究極のデスゲーム
「ソウ」(2004年/103分/R15+/ジェームズ・ワン監督)
連続猟奇殺人鬼・ジグソウが仕掛けるデスゲームを、残酷描写たっぷりで描く、ソリッドシチュエーションスリラーの代名詞となった1作。シリーズとしては最新作「スパイラル ソウ オールリセット」(2021)まで、これまで全9作が製作されています。
【あらすじ】
老朽化した巨大なバスルームで目覚めた若者アダムと医師ゴードン。互いに面識のないふたりの男は「6時間以内に相手を殺すか、ふたりとも死ぬか」という究極の選択を迫られる。さらに、残酷なゲームを始めた連続猟奇殺人鬼・ジグソウが、他の被害者たちにもカミソリワイヤーを張りめぐらした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが明らかになっていく。
▽死んだはずの人々が、“星人”との闘いを強いられる 二宮和也×松山ケンイチが豪華共演
「GANTZ」(2011年/130分/PG12/佐藤信介監督)
佐藤信介監督が奥浩哉氏の人気SFコミックを映画化。二宮和也と松山ケンイチが共演し、死んだはずの人々と、“星人”と呼ばれる存在との死闘を描いています。「GANTZ」「GANTZ PERFECT ANSWER」の2部作で物語が紡がれました。
【あらすじ】
駅のホームで偶然再会した幼なじみの玄野(二宮)と加藤(松山)は、線路に落ちた酔っ払いを助けようとして電車にひかれる。やがて見知らぬマンションの一室で目覚めたふたりは、“GANTZ(ガンツ)”と呼ばれる謎の黒い球体により、生き残るためのミッション――星人との死闘を強いられる。戦いを終えて部屋に戻ると、GANTZによる採点が行われ、「得点を重ねて“100てん”になると、この世界から解放されるか、好きな人を生き返らせることができる」と知らされる。生と死の狭間で、星人との闘いは苛烈を極めていく。
▽騙し合い、殺し合う! 人気ボードゲームを実際にヤッテミタ。
いまや芸人やYoutuberなどがネットに動画を投稿して盛り上がるなど、認知度の高いボードゲーム「人狼ゲーム」。村人と人狼に分かれ、全員の投票でひとりずつ死ぬ人を決め、人狼は生きている限り毎晩住人を殺し、人狼もしくは住人がせん滅するまで繰り返すというルール。ボードゲームではもちろん、殺された人はゲームから降りるだけですが、実際に殺されるとしたら……。そんなゲームに、無理やり参加させられることになる若者を描いているのが、この映画「人狼ゲーム」シリーズ。
何よりも怖いのが、人狼だと思う人を投票して決めた後、それが真実か否かに関わらず、殺さなければいけないということ。つまりこのゲーム、参加者は間接的であろうと全員殺人に関与することになるため、死ぬというだけではない精神的恐怖があります……。本作では、主人公で、村人側の愛梨(桜庭ななみ)の視点から描かれますが、土屋太鳳が主演する続編「人狼ゲーム ビーストサイド」は人狼側の視点で描かれており、また違う恐怖を味わえるので是非あわせてお楽しみください。
【あらすじ】
愛梨(桜庭)は親友の尚子(梶原ひかり)と下校途中に突如拉致され、同じように集められた男女10人が過ごす部屋で目覚めた。そこで、人狼ゲームの開催が宣言される。10人は預言者ひとりを含む8人の村人チーム、ふたりの狼チームに分かれ、「昼」は自由に議論してプレイヤーのなかから人狼と思う人物をひとり選び、処刑しなくてはならない。「夜」が来れば、人狼は村人をひとり殺すことができる。そして、預言者は毎日ひとりだけ、プレイヤーの正体を知ることができる。「昼」と「夜」を繰り返すなかで、人狼をすべて見つけられれば村人チームの勝利となり、村人を皆殺しにできれば人狼チームの勝ちとなる。訳がわからず混乱している愛梨だったが、脱走を図ろうとした尚子が目の前で死んだことで、このゲームに参加せざるを得なくなる……。
▽終盤の怒涛の展開は恐ろしさを超えていく
「キャビン」(2012年/96分/R15+/ドリュー・ゴダード監督)
※「シネマ映画.com」で配信中!
「LOST」「クローバーフィールド HAKAISHA」の脚本で知られるドリュー・ゴダードが監督・脚本、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが共同脚本・プロデュースを務めたスリラー。「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースが出演しており、予想を超える二転三転する展開が話題を呼び、全米でスマッシュヒットを記録しました。(執筆:和田隆)
若者たちが週末の休暇を楽しむために人里離れた山小屋を訪れるという、ホラーやスリラー映画によく見られる定番の設定と思いきや、タイトル前の冒頭から何やらちょっと違う感じが漂ってはじまります。それは山小屋近くのガソリンスタンドでさらに強まり、若者たちが“何か変”だと気づきはじめるのと並行して、観客も「これは定番の展開ではなさそうだ」と感じはじめるでしょう。
そして、ちょっとセクシーなシーンをしっかりと入れてから、いよいよ目を覆いたくなるシーンが続きますが、物語の中盤からの展開は予想を斜めに上回っていき、終盤の怒涛の展開は恐ろしさを超え、拍手喝采を送りたくなるほど。謎の組織によって描かれたシナリオ、こんな“デスゲーム”に巻きこまれたら、たまったものではありません。
まさに「CUBE」のようなもののなかから人知を超えた、この世のものとは思えないものたちが総登場し、ラストに現れる大女優に映画ファンであれば鳥肌が立つことでしょう。それまでの名作やB級のホラーやスリラー映画にオマージュを捧げつつも、定番の設定や展開をぶっ壊してしまおうという振り切り方が爽快でさえあります。秋の夜長に新作「CUBE 一度入ったら、最後」とともに見るとさらに楽しめる作品です。
【あらすじ】
女子大生のデイナ(クリステン・コノリー)は友人のジュールス(アンナ・ハッチソン)に誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘にやってくる。しかし、デイナたちの行動は謎の組織によりすべて監視されており、5人は事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオどおりに動かされていた。そうとは知らないデイナたちはさまざまな恐怖に襲われ、ひとりまたひとりと命を落としていくが……。
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