【8月最新版】Netflixで観てほしいおすすめの人気映画30選 ~編集部厳選~
2024年8月9日 15:00
Netflix(ネットフリックス/ネトフリ)で映画を観よう! でも、どの作品が面白いんだろう? そんなときのご参考用に、映画.comが厳選に厳選を重ねた“Netflixで今すぐ観られるおすすめ映画リスト”を作成しました。
映画.com編集部に加え、NetflixをはじめVODサービスを堪能し尽くしている映画ライター・ISO(@iso_zin_)さんが作品をチョイス。<Netflixオリジナル映画6本><Netflixオリジナルドキュメンタリー6本><Netflixオリジナルアニメ6本><邦画6本><洋画6本>の、計30作品をご紹介していきます。
この記事が、皆様の日常をさらに豊かにする一助となれば幸いです!
まずは、2020年の記事「映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察」で業界を震撼させたライター・ISOさんがおすすめする“独占配信作品”をご紹介。日々、Netflix映画のレビューを多く発信する彼が、計18本選んでくれました。
※Netflixオリジナル=同社製作、または独占配信作品と定義しています。
軍隊・戦争映画、歴史・時代劇、ダーク
第一次世界大戦中の欧州。祖国のために戦おうと意気揚々と西部戦線へ赴いた17歳のパウル。だがその高揚感と志は、最前線の凄惨な現実を前に打ち砕かれることに。
“戦争には勝者も英雄もいない、命に対する冒涜の極致である”と圧倒的な説得力をもって標傍する反戦映画の傑作。洗練された大迫力の音と映像で映し出されるのは最前線の塹壕で血肉と泥に塗れ、心を蝕まれながらも殺し合う若者たち。それが何故「西部戦線異状なし」という題名なのか。その理由を知る時、凄まじい虚脱感が胸を抉ります。ニュースで語られる戦争に心が麻痺しかけている今、目を向けるべき物語がここにあります。
コメディ、ヒューマンドラマ、前向きな気持ちになる、心に響く
運に見放されたバスケのスカウトマンが、スペインで希代の逸材を発掘。キャリアの瀬戸際に立つ男2人が、NBAでの栄光をつかみ取るべくともに走り始める。
その熱量で心を鷲掴みにする“王道の強さ”を証明した一作。作品を牽引するのはアダム・サンドラー演じるスカウトマンと、彼が見出した選手ボーの魅力的で血の通った関係性。失墜からの再生を描く爽快なサクセスストーリーながら、そのプロセスを根性論だけで終わらせない現代的なブラッシュアップがなされているのも見事です。レブロン・ジェームズが製作に携わり、NBA選手も多数出演するなどバスケ好きなら垂涎モノ。
ヒューマンドラマ、ウィットに富む、甘くて切ない、感情を揺さぶる
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで親密ながら思いやりあふれる視点で描く。
純愛映画のようなイントロで始まる“失敗した愛”の顛末。嫌いになった訳じゃないけど一緒にはいられない、と円満に別れを決めたはず。なのにどこかでボタンを掛け違え、お互い傷つけあうように。そんな悲愴な離婚劇が生々しい質感で綴られていきます。ある意味これは最もリアルな“結婚”の物語かも。本作で共にアカデミー賞にノミネートされたアダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの演技合戦は圧巻です。
社会問題に迫るヒューマンドラマ、法廷・裁判をテーマにした映画、実話に基づく映画、ウィットに富む
平和的に行われるはずの抗議デモが、警察との激しい衝突に発展。その責任を問われ逮捕・起訴された7人は、米国史上最も理不尽な裁判に立たされる。
本作の基となるのは民主主義の根幹を揺るがせた今から50年以上前の実在の事件。“反戦デモを扇動した罪”で理不尽に逮捕・起訴された7名が正義を求め闘う物語は、今の社会と共振し時代を超える力強いメッセージを放ちます。注目はエディ・レッドメインを中心とする実力派キャストによる見事なアンサンブル。登場人物が多く情報密度が高い物語を、分かり易く流れるようなスピード感で描いたアーロン・ソーキンの手腕には驚き。
音楽、ヒューマンドラマ、知性に訴える、感情を揺さぶる
1927年。情熱的で歯に衣着せぬブルース歌手マ・レイニーとバンドメンバーたちの想いが熱くぶつかり、シカゴの録音スタジオは緊張した雰囲気に包まれる。
2020年に病没したチャドウィック・ボーズマンの卓越した演技力と存在感を人々の脳裏に焼き付けた大いなる遺作。原作は黒人戯曲家オーガスト・ウィルソンの同名戯曲で、実在する伝説的ブルース・シンガー“マ・レイニー”の緊張感漂うレコーディング風景を通じ過酷な人種差別の歴史を炙り出します。心情を吐露するチャドウィックは差別が生む怒りや哀しみの体現者。壮絶なラストに思わず言葉を失います。
武術映画、アクション・アドベンチャー、迫力がある
ある日少女の命を見逃したため、組織から追われる身になった元トライアッドのエリート殺し屋。少女を守るため、残虐な闇社会を敵に回し、凄惨な闘いに身を投じる。
R18+だからこそ可能な圧倒的暴力! そして飛び散る血肉! 「ザ・レイド」を産んだインドネシア映画界が更なる高みを目指して製作したネクストレベルのバイオレンスアクション。息付く暇もない野蛮で血生臭いバトルのつるべ打ちに全身からアドレナリンが溢れ出るッ! 裏社会を牛耳る闇の組織と、孤独な少女を守るため傷だらけで闘う殺し屋…という少年心をくすぐる設定が堪りません。
デンマーク、スパイ映画、スリリング
謎のベールに包まれてきた北朝鮮による武器密売の実態。その闇を暴くべく、約10年にわたり潜入調査を続けた2人の男が、一部始終を記録したドキュメンタリー。
Netflix独占配信で最も怖い作品を訊かれたら間髪入れず本作を挙げます。北朝鮮深部の恐ろしい真実を露わにする隠しカメラの映像はそこまで映していいのかと目を疑うものばかり。絶えず寄り添う作り物ではない“死の恐怖”で心拍数は最大値に! でも何より恐ろしいのは元料理人が何故そこまでするのか分からないことだったり…。(正式にはNetflix製作ではないですが、これは外せないと筆者の希望により入れさせて貰いました。)
文化・社会ドキュメンタリー、ウクライナ
国家のよりよき未来を願う平穏な学生デモが、過激な暴力革命、そして大規模な公民権運動へと変貌していったウクライナの93日間を追ったドキュメンタリー。
“ロシアのウクライナ侵攻は突如起こったものではない”と、その背景を最前線の映像で捉えたウクライナ公民権運動と弾圧の記録。親ロシア派政府と国家警察ベルクトによる目を覆いたくなるような所業に怒りを覚えると共に、自由を求め命懸けの抵抗をする市民の力強い姿に胸を打たれます。そこにあるのは今と地続きの衝撃的な現実。“現在何が起きているのか”を知るヒントとなる、歴史的価値のある一作です。
文化・社会ドキュメンタリー、伝記ドキュメンタリー、心に響く、感情を揺さぶる
偏見の時代、ずっと関係を隠し続けてきた2人の女性。晩年になってやっとカミングアウトできた喜びも束の間、年を重ねた今だからこその困難が待ち受けていた。
「最後に愛は勝つ」を体現するNetflix屈指のラブロマンス。カメラが見据えるのは高齢レズビアンカップルの過去と現在。同性愛者が迫害された時代を二人がどう生き抜いたのかと、老いで身体が不自由になってきた彼女らの決断が穏やかな色調で綴られます。どのシーンからも浮かび上がる“二人でいられることの喜び”。なんと眩い愛の話でしょうか。これからの時代、そんな愛を嘘や秘密で覆う必要のない世界を願うばかりです。
ブラジル、政治ドキュメンタリー、問題を提起する、真実に迫る
政治ドキュメンタリーとしての史実と個人的回想を織り交ぜて、2人の大統領の盛衰をたどることでブラジル政治の変遷と真の姿を丁寧に紡ぎ出す。
2022年10月に行われたブラジル大統領選挙で当選したルーラ元大統領をご存知でしょうか。かつて弱者に寄り添う大統領として圧倒的支持率を誇りながら2018年に汚職の罪で投獄された政治家です。本作ではそんなルーラの軌跡を中心に、民主主義が消えゆく国家の姿がある家庭の目線から語られます。ブラジル選挙がなぜこれほど注目を集めているのかを知る重要な一作。“民主主義の崩壊”は対岸の火事ではないかも…と恐ろしくなります。
南アフリカ、自然・科学ドキュメンタリー、真実に迫る、感情を揺さぶる
南アフリカの海中に生息するタコに魅せられた映像作家。タコとのふれ合いを通して特別なきずなを築く中、海の神秘に重ねて人生を見つめ直す。
“タコと人間のロマンス”がアカデミー賞を獲るなんて誰が予想したでしょう! タコの姿を通じ自然の神秘を捉えた作品ですが、これは他のネイチャードキュメンタリーとは一線を画します。なぜなら観察対象であるタコと同程度に“人間”を奥深く描いた作品であるから。人生に疲弊した男がタコと出会い、絆を育む中で自身と向き合い心を癒していく再生の物語なのです。いやはや、まさかタコがこれほど愛らしい生き物だとは。
ライフスタイル、アメリカ、前向きな気持ちになる、心に響く
俳優ジョナ・ヒルとの対話を通して、一流精神科医のフィル・スタッツが、自身の若い頃からの体験を振り返り、独自のビジュアルセラピーについて語る。
90年代カルチャーを鮮やかに映し出した半自伝的作品「mid90s ミッドナインティーズ」の次にジョナ・ヒルが手掛けたのは、彼とセラピストの赤裸々な対話を綴った異色のセラピー映画。自身もメンタルヘルスの問題と向き合ってきたジョナ・ヒルが、同じく悩みを抱える人々の助けになればと“人生を好転させる考え方=ツール”を共有してくれます。実りのある内容であると同時に、気が置けない二人の会話は心地良く、それだけで心を癒してくれます。
ファミリー向け映画、アメリカ、コメディ、ちょっと変わった
家族でドライブ旅行中に、ロボットの反乱に巻き込まれたミッチェル家。変わり者ぞろいの一家は、力を合わせて人類の危機から世界を救うことができるのか!?
本作でもプロデューサーとして名を連ねるフィル・ロード&クリス・ミラーが製作した「スパイダーマン スパイダーバース」の衝撃再び! 様々なタッチで縦横無尽に動き回る鮮烈なアニメーションは堪らなく刺激的。ハイテンションで繰り広げられるユーモア&アクションのラッシュは観ているだけで元気が出ます。必ず推しが見つかる愛おしいキャラクターも◎。興奮、笑い、感動、全てを最高純度で味わえる極上のエンタメがここに!
ファミリー向け映画、センチメンタル、前向きな気持ちになる
自己中な郵便配達員と人を寄せ付けないおもちゃ職人。この2人がなぜかいっしょに、暗くて凍てつく町にオモチャを配達。芽生えた友情は、喜びと奇跡をもたらす。
Netflixが力を入れるクリスマス映画の最高傑作! 幻想的で滑らかなアニメーションはまさかの手描き。特に色と光の表現が素晴らしく、優しい物語との相乗効果で心をポッカポカにしてくれます。空を飛ぶソリ、赤い衣装、良い子じゃないといけない理由etc…サンタクロース伝説がどのように生まれたかを理由づける脚本もお見事。分断、教育、差別といった社会問題に対するメッセージも込められており、正に隙なしの一作です。
ミュージカル、前向きな気持ちになる、心温まる
音楽が大好きなキンカジューのビーボ。大切な人の愛の歌を届け、その運命を全うすると心に決めたビーボを待っていたのは、忘れられない大冒険の旅だった!
冒頭からラテンミュージック×ラップの応酬で心を鷲掴みにされるパワフルなミュージカル作品です。音楽もさることながら、キンカジューのビーボと少女ガビの可愛らしいビジュアルと関係性が何より魅力的。主人公ビーボを演じるのは劇作家、俳優、映画監督とマルチな活躍でエンターテイメント界を盛り上げるリン=マニュエル・ミランダ。本作には楽曲も提供しており、作曲家、声優、歌手としての才能にも驚かされます。
ファミリー向け映画、ダークファンタジー
死者の世界をぬけ出し、生者の地で暮らすことを夢見る悪魔の兄弟。2人は悪知恵を働かせ、パンクロック好きのティーンエイジャーと取引することに。
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督×「NOPE ノープ」のジョーダン・ピール脚本&声優というゴージャスな組み合わせが生んだ遊び心満載のダークファンタジー。不気味でクール、そして愛らしいビジュアルのキャラクターがストップモーションで活き活きと駆け回る姿はインパクト抜群で心躍ります。シリアスとユーモアの塩梅が絶妙で、ダークながら暖かみもある気持ちの良い娯楽作です。
ファミリー向け映画、本が原作の映画、前向きな気持ちになる、心温まる
ネバーグリーンシティをはなれ、なぞに満ちた"どうぶつ島"を目指して旅に出た少年を待っていたのは、その島に暮らすおそろしい動物たち、そしてかけがえのない友情だった。
カートゥーン・サルーンはポストジブリとも称されるアイルランドのアニメスタジオ。その特徴は“動く絵本”のような幻想的でどこか懐かしい画風。それが児童文学「エルマーのぼうけん」の世界観と見事にマッチ! 子供も大人も惹き込む寓話として唯一無二の魅力を放ちます。ドラゴンとの友情を介して少年が"他者を理解すること"を学んでいく普遍的な冒険譚は、ワクワクと同時に大切な学びも与えてくれます。
宇宙、ファミリー向け映画
1969年のテキサス州ヒューストンを舞台に、人類初の月面着陸という歴史的瞬間を、宇宙旅行を夢見る少年の目を通して描く。
NASA近郊に住む少年が突然宇宙飛行士に任命される…という突拍子もない導入ですが、実はリチャード・リンクレイター監督の子ども時代を基にした作品だそう。 空想と現実を行き来しながら映し出す、60年代アメリカの良さも悪さもそのままパッケージしたような空気感が郷愁的で堪りません。宇宙と同時に戻らないあの頃へ想いを馳せる、味わい深い大人向けのロトスコープアニメーションです。
次に、映画.com編集部メンバーによるおすすめ邦画6本&洋画6本をご紹介。「最近観てむちゃくちゃよかった映画」や「劇場公開時に心に刺さったあんな作品、こんな作品」という軸でチョイスしてみました。
ドキュメンタリー、心温まる、感情を揺さぶる
長年勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた一家の父が突然受けたガン宣告。元熱血営業マンらしく自らの最期も段取りをし、家族にメッセージを残すことに。
初めて見たときは嗚咽。あらすじは悲しいけれど、明るく飄々とした砂田知昭さんの生き方に励まされ、そして憧れます。
ヒューマンドラマ、ラブロマンス、ちょっと変わった、ロマンチック
コミュ力ゼロの予備校講師・大野は、知識は豊富だが経験ゼロの高校生・香住から恋愛指南を受けることに。香住は大野を自分の恋に利用する作戦を思いつき…。
横並びに歩きながら“普通とはなんだ?”を語り合う成田凌と清原果耶。時にマウント合戦。呆れて、笑って、ムカついて…小気味良いテンポで繰り広げられる“ズレた会話”を延々と聴いていたくなる。面倒くさい2人のことがめちゃくちゃ愛おしい。密かに続編を期待しています。
ヒューマンドラマ、心温まる、甘くて切ない
マスターが作る料理と居心地の良さを求めて、夜な夜な賑わうめしや。訳ありな客たちが現れては、どこか懐かしい味に心とお腹を満たされ、心の重荷をおろしてゆく。
路地裏の食堂の話がアジア各国でも支持されたのは、どんな境遇の人でも喜びや悲哀をささやかな食事に重ねるからだろう。派手さはないが、オススメすべき心のデトックス映画。
本が原作の映画、ヒューマンドラマ、甘くて切ない
階級のしがらみにとらわれながらも、箱入り娘として何不自由ない暮らしを送る華子。ある日、自分で人生を切り開いてきた美紀と出会い、2人の間に思わぬ絆が芽生えていく。
お金、結婚、友情を当たり前と思っている子とすべてが難しい子。対照的な二人にとっての幸福とは一体何なのか。あなたの価値観もきっと揺さぶられる作品です。
アクション・アドベンチャー、警察、実話に基づく映画、スリリング
正義感に燃える刑事が点数を稼ぐべく、裏社会に飛び込んでゆく。次第に悪徳捜査はエスカレートし…。日本警察史上最大の不祥事とされる衝撃の実話に基づく作品。
主演・綾野剛が“おっさん”を演じる場面がありますが、撮影前日ににんにくを大量に食べ、朝は歯を磨かないで撮影したそうです。理由は「加齢臭がほしいから」。すごくないですか、この役作り。
ヒューマンドラマ、ダーク
ひとりの少女が亡くなる痛ましい事故が発生。マスコミが過剰な報道を繰り返すなか、気性の荒い父親は、娘の命を奪った事故の関係者たちに怒りの矛先をむけてゆく。
胸糞はむちゃくちゃ悪くなります。観る人によっては、パワハラ等の嫌な記憶の扉を開けられるかも。でも、古田新太と松坂桃李の怪演のその先には、不思議と感動が待っていたりもします。ピンときたらぜひ。
※Netflixオリジナル映画も含む
レバノン、社会問題に迫るヒューマンドラマ、気骨がある
ベイルートのスラム街で生きる日々に傷つき、絶望した12歳の少年が裁判を起こす。彼が訴えたのは、愛情も教育も与えず、過酷な日常を強いた自らの両親だった。
「自分を生んだ罪」で両親を告訴するという導入があまりにも衝撃的。“心”が貧困と不幸の連鎖で削られていく過程、溢れかえる苦痛の涙が脳裏に焼きついています。路上生活、育児放棄、人身売買、児童婚…センセーショナルな物語を経て辿り着く“ラストの顔”もインパクト大なんです。
アメリカ、コメディ、インディーズ映画、前向きな気持になる、心温まる
ロスの一流レストランの総料理長は、ツイッターで人気評論家と大舌戦。騒動の挙げ句に仕事を失い故郷に戻ると、食べた人を笑顔にする絶品料理の移動販売を始める。
美味しい食事って、人を笑顔にしてくれますよね。楽しそうに料理を仕上げていくシェフの顔が見えたら、なおさら信頼できるし、食べる側も幸せになります。そんな料理の本質をとらえた良作。
アメリカ、ティーン映画、ちょっと変わった、エキサイティング
親友のソフィーとアガサが入学したのは、おとぎ話の世界の善悪のバランスを保つため、主人公と悪役を育成する魔法学院。そこで、2人の友情のきずなが試されてゆく。
善と悪の魔法学院――ファンタジー好きにはたまらない設定で、約2時間半があっという間。衣装も音楽も尖っていて、最高にかっこいいです。
アメリカ、ティーン映画、コメディ、ウィットに富む
名門私立校に君臨する女王の座から引きずり降ろされてしまった女子高生。転入生の地味系女子とこっそり手を組み、お互いの敵に復讐することを思いつく。
パステルカラーの制服にキラキラ青春ものと騙されることなかれ! 心をえぐるサイコホラー的展開は必見。
社会問題に迫るヒューマンドラマ、フランス、アクション・アドベンチャー、迫力がある、気骨がある
ひとりの少年が殺害された悲しい事件をきっかけに、激しい戦いの舞台と化したアテナ団地。その争いの渦中には、被害者である少年の兄たちがいた。
度肝を抜く冒頭11分間の長回し! フランスの新鋭が疾走感と緊張感あふれる映像で描く闘いの悲劇。
メキシコ、コメディ、ヒューマンドラマ、問題を提起する、知性に訴える、ウィットに富む
著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー作家がたどる壮大な心の旅路を映し出す物語。彼は自らの内面を見つめ、過去、現在、本質的なアイデンティティと向き合う。
目くるめく映像マジック。観た人すべてが巨匠の心の旅路の同行者になれる、イニャリトゥの横綱級大作。
以上、ISOさんと編集部のNetflixおすすめ作品でした。観たい映画は見つかりましたか? これからも、映画とともにあらんことを!
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。