「ダークナイト」も候補作に!米製作者組合賞ノミネート発表
2009年1月6日 12:00

[映画.com ニュース] アメリカ製作者組合(PGA)賞のノミネート作品が1月5日発表され、「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」「ダークナイト」「フロスト×ニクソン」「ミルク」「スラムドッグ$ミリオネア」の5本が選ばれた。ゴールデンローレル賞と呼ばれるPGA受賞作は1月24日に発表される。
過去19年のPGA賞ノミネート作品のほとんどはアカデミー賞でも順当にノミネートされる傾向にあり、過去のPGA賞ノミネート作品95本のうち、72本がアカデミー作品賞にノミネートされている。
また、19本のPGA賞受賞作のうち12本がアカデミー賞を受賞。昨年の受賞作「ノーカントリー」は順当にオスカーを獲得したが、「ディパーテッド」がオスカーを受賞した06年には「リトル・ミス・サンシャイン」、「クラッシュ」の05年には「ブロークバック・マウンテン」、「ミリオンダラー・ベイビー」の04年には「アビエイター」がPGA賞を受賞している。
昨年も「ノーカントリー」「JUNO/ジュノ」「フィクサー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の4本が重複してノミネートされたが、アカデミー賞候補作「つぐない」の代わりにPGA賞では「潜水服は蝶の夢を見る」がノミネートされている。
アカデミー作品賞受賞作がPGA賞にノミネートされなかった例は、過去に95年の「ブレイブハート」の1度だけ。その年のPGA賞受賞作は「アポロ13」だった。
とはいえ、これで事実上アカデミー作品賞有力作は絞られた。91年の「美女と野獣」以来2度目となるアカデミー賞ノミネートが期待されたピクサー・アニメ「ウォーリー」、「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」や「愛を読むひと」などの有力候補作が、惜しくもPGA賞ノミネートから漏れている。
「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(デビッド・フィンチャー監督、ユニバーサル・ピクチャーズ)
「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督、ワーナー・ブラザース)
「フロスト×ニクソン」(ロン・ハワード監督、パラマウント・ピクチャーズ)
「ミルク」(ガス・バン・サント監督、フォーカス・フィーチャーズ)
「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督、フォックス・サーチライト)
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