機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

劇場公開日:

解説・あらすじ

人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版。宇宙に進出した人類が、「コーディネイター」と呼ばれる遺伝子を調整された人類と、「ナチュラル」と称される従来の人類にわかれて対立する世界を舞台に、コーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦火に巻き込まれていく姿を描いた2002~03年放送のテレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」、その続編として04~05年に放送された「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に続く新たな物語が、完全新作として描かれる。

C.E.(コズミック・イラ)75年、巻き起こる独立運動やコーディネイターの排斥を訴える団体「ブルーコスモス」による侵攻など、戦いはまだ終わらずにいた。事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構「コンパス」が創設され、キラたちはその一員として各地の戦闘に介入していく。そんな折、ユーラシア連邦から独立した新興国ファウンデーションが、ブルーコスモスの本拠地へのコンパスの出動を要請し、合同作戦を提案してくるが……。

監督はテレビシリーズに続き福田己津央が担当。キラ・ヤマト役の保志総一朗、ラクス・クライン役の田中理恵、アスラン・ザラ役の石田彰、シン・アスカ役の鈴村健一らレギュラーキャスト陣も多くがテレビシリーズから続投。田村ゆかり、下野紘、中村悠一、上坂すみれ、福圓美里、松岡禎丞、利根健太朗らが新キャラクターのキャストを務め、ハリウッド映画「レディ・プレイヤー1」で知られる俳優の森崎ウィンも声優として参加した。主題歌は、「ガンダムSEED」テレビシリーズでオープニングテーマを担当してきた西川貴教と、TM Networkとして「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌を手がけた小室哲哉がタッグを組んだ。

2024年製作/124分/G/日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹
劇場公開日:2024年1月26日

スタッフ・声優・キャスト

監督
原作
矢立肇
富野由悠季
脚本
両澤千晶
後藤リウ
福田己津央
企画
サンライズ
制作
サンライズ
プロデューサー
仲寿和
制作担当
池谷浩臣
企画プロデューサー
志田香織
エグゼクティブプロデューサー
小形尚弘
キャラクターデザイン
平井久司
メカニカルデザイン
大河原邦男
山根公利
宮武一貴
阿久津潤一
新谷学
禅芝
射尾卓弥
大河広行
メカニカルアニメーションディレクター
重田智
演出
福田己津央
三宅和男
鎌倉由実
渡部周
羽原信義
霜鳥孝介
キャラクター作画監督
平井久司
石井久美
佐光幸恵
山内直樹
徳田夢之介
篠原健二
前澤弘美
渡部貴喜
片山学
川上暢彦
小菅和久
瀧原美樹
浜津武広
渡邊義弘
高見明男
五反孝幸
牧内ももこ
宍戸久美子
小谷杏子
片山みゆき
田頭真理恵
メカニカルサポートアニメーター
東賢太郎
メカニカル作画監督
東賢太郎
大浪太
津野田勝敏
森田岳士
川原智弘
大張正己
和田伸一
有澤寛
小松英司
鈴木勘太
仲盛文
色彩設計
長尾朱美
美術監督
池田繁美
丸山由紀子
美術ボード
丸山由紀子
CGディレクター
佐藤光裕
櫛田健介
藤江智洋
モニターワークス
田村あず紗
影山慈郎
撮影監督
葛山剛士
豊岡茂紀
編集
野尻由紀子
音響監督
藤野貞義
音楽
佐橋俊彦
主題歌
西川貴教 with t.komuro
エンディングテーマ
See-Saw
挿入歌
中島美嘉
挿入歌(作詞・作曲・編曲)
小室哲哉
オフィシャルサポーターソング
玉置成実
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受賞歴

第48回 日本アカデミー賞(2025年)

ノミネート

最優秀アニメーション作品賞  
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映画レビュー

0.5駄作

2025年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

元々SEED系の各種演出は、宇宙世紀の作品を冒涜するようなモノばかりであるため好きにはなれなかったのだが、
今作に関して言えば、さらに酷くなっている。

ネタバレになるので詳しくは書けないが、赤いMSが羽付きで出てきた時など殺意しか覚えず、その後さらに中から、、、とか、元になったMSを明らかに貶すような展開は到底許せない。

また、本来のガンダムにあった政治色がまったく見られず、幼稚な子供の主張で戦争をしているようにしか見えない。

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キリオ

2.5これで満足は出来ない

2025年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

幸せ

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共感した! 0件)
molly

5.0ガンダム史上最高傑作

2025年4月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ドキドキ

ガンダムの映画作品は全て見ていますが、間違いなく史上最高傑作と言える作品です。脚本・構成は映画として無駄がなく、2時間という時間の中で起承転結がしっかりと練られています。画作りが非常に優れていて、ほぼ全てのカットが「魅せる」カットになっており、退屈な瞬間がほとんどありません。更に音楽と映像の融合が素晴らしく、映画全体として一つの交響曲として完成されています。特に終盤のミレニアムの戦闘シーンあたりからは、それが極まっています。今後のガンダム映画が内容でこの作品を超えるのは非常にハードルが高いのではないでしょうか。

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あるはざ

5.0間違いなくガンダムシリーズ最高傑作!

2025年4月14日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

ドキドキ

ガンダムファンの人生でもあった作品、
機動戦士ガンダムSEEDシリーズ最新作
約20年越しでのようやくの公開となったわけだが、
まず時間がかかったとは言え頓挫することなく
カタチになったことを褒め称えたい
本作のテーマは愛される資格と価値であり
2時間の中でそのテーマ性が見事に昇華されている。
ガンダムというロボットモノと偏見を持たれる
ジャンルではあるが、本作はSEEDシリーズ通しての主人公キラ・ヤマトとヒロイン ラクス・クラインの
二人を主演に据えた珠玉のラブロマンスの
側面も合わせ持っており一般層に対する
訴求力も抜群であり、ガンダムに詳しくなくとも
またロボットモノが苦手であろうと
十分に感動し楽しめるものとなっている。

愛し愛される資格と価値という本筋のテーマを描ききった上で、ファンそれぞれが思い入れのある
これまでの全てのキャラを大活躍されている点も素晴らしく、またグッダグダだった前作にあたるSEED DESTINYにおける消化不良点もを回収し、
筋が、通るようにした点も素晴らしい。
作画面ではとにかく若いスタッフの愛が画面から
滲み出ておりSEEDに影響されたアニメファン世代が
20年の時を経て業界人となり、あの憧れの作品に
参加しているという、そういう愛に溢れている。

「愛される価値があるから愛される」
妖艶にして美麗、美しい金髪の長髪に碧眼
まさに人類の頂点に君臨するために
調整し生まれてきたとばかりの王子様ルック
究極の理想の男性像をもって、
その少年、オルフェは叫ぶ
「故に俺を選べと!」
しかし、ヒロイン ラクスから返される答えは否定
価値を愛しているわけではないと。
またキラも応える「愛されることに資格なんて必要ないと」

そう美しい容姿、優れた才能だけが、
愛される価値ではないのだ。
美しい容姿、優れた才能だからこそ愛される
資格があるわけではないのだ。

本作には、
2002年放送のガンダムSEEDのテーマであった。
コーディネイターとナチュナルという
異なる人種からなる
容姿に身体能力、才能の明確な格差からなる
人種間の嫉妬と憎悪、嫌悪それらからなる
その中での相互理解自助努力というテーマ
続く2004年放映のSEED DESTIYでの人は最大限に
自身の能力を活かし評価され生きることこそが真に幸福、思い悩み考え抜く必要はない
というテーマも継承しこれらへの答えも出しています。

とにかく、凄い傑作です!
幼少期からずっーーとガンダムが好きで
ガンダムがずっーーと人生の傍らにありましたが、
こんな素敵な作品と出逢え
それだけでも自分の人生には価値があったと思います。
それほどに影響力のある作品です。

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共感した! 0件)
大鴉

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