機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦

劇場公開日:

解説

人気アニメ「機動戦士ガンダム」の原点を描く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの第5話。「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインやアニメーションディレクターを務めた安彦良和が、同作を自らコミカライズした同名漫画のアニメ化で、「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争の幕開けとなるルウム戦役の真実が明らかにされる。宇宙世紀0079年、世界の人口の半数を死に至らしめたコロニー落としを敢行したジオン公国軍と、劣勢を挽回しようと圧倒的な戦力で挑む地球連邦軍という情勢を背景に、ザビ家の陰謀や、運命に翻弄されるセイラ・マス、平和な生活に暗い影が忍び寄るアムロ・レイら様々な登場人物の行く末を描き、ジオン軍のエースパイロットとなったシャア・アズナブルの「赤い彗星」としての伝説も生まれる。

2017年製作/84分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2017年9月2日

スタッフ・キャスト

総監督
企画
サンライズ
製作
サンライズ
原作
矢立肇
富野由悠季
漫画原作
安彦良和
アニメーションキャラクターデザイン
安彦良和
ことぶきつかさ
オリジナルメカニカルデザイン
大河原邦男
メカニカルデザイン
カトキハジメ
山根公利
明貴美加
アストレイズ
脚本
隅沢克之
エグゼクティブプロデューサー
富岡秀行
企画プロデューサー
佐々木新
上山公一
プロデューサー
谷口理
杉本紳朗
絵コンテ
安彦良和
カトキハジメ
江上潔
演出
江上潔
カトキハジメ
総作画監督
西村博之
メカニカル総作画監督
鈴木卓也
作画監督
田村篤
茂木信二郎
ことぶきつかさ
伊藤裕次
美術監督
東潤一
美術設定
兒玉陽平
軍装装備デザイン
草なぎ琢仁
ディスプレイデザイン
佐山善則
タイトルデザイン
海野大輔
SF考証
鹿野司
色彩設計
安部なぎさ
色指定・検査
手嶋明美
岡本ひろみ
高橋友子
岡宮志帆
古河寿子
撮影監督
葛山剛士
特殊効果
村上宜隆
CGディレクター
井上喜一郎
編集
吉武将人
音響監督
藤野貞義
音響効果
西村睦弘
音楽
服部隆之
主題歌
AYA
ナレーション
大塚明夫
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映画レビュー

3.0息子がいたならば

2024年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中学生の時に夢中になって見た『機動戦士ガンダム』

意味も分からずに、ガルマの戦死や兄妹の再会、戦争に翻弄される少年の目を通して、ホワイトベースの中で繰り広げられる人間ドラマに惹きつけられ、やがてニュータイプの黎明と言う奇跡の瞬間に立ち会いました。

私も齢をとった。。。

見たかったORIGINはこれじゃなかった、たぶん。

コミックの映像化と言う難しいミッションにおける課題は、何と言っても「原作ファンを納得させられるか」に尽きるであろう。ところが、ORIGINが抱える課題はそれだけではなく、「アニメ原作ファンを魅了した安彦版コミックを、映像化する意義」にあり、究極の目的はアムロ少年がホワイトベースのクルーに帰結する映像を実現できるか、にあるだろう。

舞台挨拶でも安彦監督がとうとう口にした「次回作の成功は、その先も製作できる」というコメント。これに感じた何とも言えない感情。

それは感慨でもなく、不安でしかない。
ORIGINを初めて手に取った瞬間に味わった、何とも言えない興奮と、その後10年間にわたり続いた幸せな時間は何物にも代えがたい宝物であった。

その映像化が、いよいよ終決しようとしている。
観客席に座るは、いい年をしたオヤジ集団で、さながらヨン様ブームに集結したオバさん軍団や、乃木坂の握手会に並ぶ男の子さながら、価値観はヒトそれぞれなんだろう。

決定的に、決定的にダメなポイントがある。
攻防の、防があるから、攻が映えるのであって、ORIGINの演出に欠けているのは、その「防」の描写なのだ。

ユウキとファン・リーの悲劇だけでも、映画一本が出来たのに、ダイジェスト並みのおさらい映像に終わってしまった。ちゃんとした演出をするなら、ブリティッシュ作戦を遂行する部隊と、その動きを察知して阻止しようとする勢力、犠牲になった哀れな市民たち、『宇宙のイシュタム』が描いた世界を、ほんの少しでも取り入れて欲しかった。

この作品は、ジオンの強さを一方的に強調して描いてある。連邦にはほとんど触れられていない。逆説的に、ジオンがそれほど強そうに見えないし、つまらない軍事パレードを見させられている気分だ。

もっと言うなら、安彦演出の「古臭さ」も気になる。
絵の美しさ、キャラクターの瑞々しさにおいて、安彦良和は他の追随を許さない。それは今に至るまで変わっていない奇跡的なことで、たぶん世界的にも評価されておかしくない魅力だ。

でも、ドズルが作戦画面をたたき割って感電する描写や、アムロは顔に絆創膏一枚で、他のメンバーは包帯だらけ(なのに学校には来ているという…)、閉店して客がいなくなったバーで、突然熱唱するハモン(のシャンソン風のエレジー)。そしておそらく客席には、タチの姿をした我々(歳だけとってしまった少年たち)が座っているのだ。これらの演出は、もはや見ていられないほど痛々しい。

これでは先細りだ。
どれほど体裁を取り繕って、板野サーカス健在!永遠のアムロ!3倍速い赤い彗星の秘訣!動く安彦メカ!渡辺岳夫のオリジナルスコア!など叫んでみても、客席にはいい歳してガンプラ飾っているようなオヤジしか座っていない。息子がいれば、いっしょに映画館で見ることが出来ただろうか。

いや、たぶん息子は乃木坂の握手会に並んでいるだろう。

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うそつきかもめ

3.0最終章が楽しみになりました

2024年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

新たに始まった「ルウム編」、これはドズルの魅力に溢れた作品でした。
作戦会議に座る面々が見知った顔で、古くからのファンには嬉しい限りでしょう。
ただ全体的に明らかに次作への「ため」を感じてしまう面も。
しかしながら最終章が楽しみになりました。

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白波

3.0クライマックスに向けて

2023年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

急にテンポがのんびりした気がしましたが、
いよいよ始まった一年戦争。

オリジナルキャラが揃って来ていよいよ本編間近
と言うワクワク感はあるけど、
劇場で観た方は、ここで終わり?
と言う感じではなかろうか?

見所があまりなかった気がするので、
5と6だけはまとめて2時間でも良かった気がします。

残すはガンダムとホワイトベースだと思うのだけど
ワクワクします。

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奥嶋ひろまさ

4.0カッコイイ👍

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

安彦先生、さすがです👍

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ヒックス伍長

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