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映画「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」 劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD
劇場公開日:2019年8月23日
解説
田中圭、吉田鋼太郎、林遣都の共演で3人の男たちの恋愛を描いたテレビドラマで、2018年の新語・流行語大賞トップテンに選出されるなど社会現象的な人気を獲得したラブコメディ「おっさんずラブ」の劇場版。ドラマでの三角関係をグレードアップさせた、おっさんたちによる「五角関係」の恋愛バトルが描かれる。春田創一が上海、香港転勤から1年ぶりに日本へ帰ってきた。黒澤武蔵をはじめとする天空不動産第二営業所のメンバーたちが春田を歓迎する中、天空不動産本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」のメンバーが春田たちの前に現れた。リーダーの狸穴迅は、春田たちに即刻営業所から立ち去るよう言い放つ。狸穴の側に本社に異動した牧凌太の姿を目にして激しく動揺する春田を新入社員のジャスティスこと山田正義が元気づける。そして、あの時に終わったはずだった黒澤の恋心にもふたたび火がついてしまい……。田中、吉田、林らドラマ版のキャストに加え、劇場版で新たに登場する狸穴役を沢村一樹、ジャスティス役を志尊淳がそれぞれ演じる。
2019年製作/114分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2022年6月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
ドラマ版の大ファン。人生で一番ハマった!ファンとしての感想は「ドラマと全然違う。これならなくていい」の一言。
ドラマは「人が人を好きになるってどういうこと?」を丁寧にかかれてて、そこに胸を打ちました。堂々と「好き」を伝える登場人物たちにひたすら感動。
また、人物像がしっかりと掘り下げられていて、どういうところを好きになったのかが、視聴者に伝わって来る。登場人物に感情移入して泣いたり笑ったり、幸せにしてくれました。
これがおっさんずラブの魅力なのに、映画ではそれが皆無!登場人物は単調なキャラ化してしまい人間味が大幅減!
お互いを思いやる上にすれ違ってしまっていたドラマ版と比べ、思いやる気持ちナシ。人は状況により、思いやる余裕はなくなるものだけど、その心情が雑で大変残念。
同性愛に一石を投じた作品なので、もっと踏み込んで欲しかった!(ドラマ版で話が出てたので当然あると思ってた)
家族へのあいさつ、子供のことや将来の話し合いが聞きたかった。「お前しかいないから一緒にいよう」だけでふたりの関係が続いていくのが残念。
もっとお互いの好きが強く感じるのであれば、まだ落としどころつけられたけど、映画版はそもそも心情にフォーカスを当ててない。
映画だから派手に!ってなっておかしな方に行ってしまった。恋愛映画なのに爆発シーンあるし、もうむちゃくちゃ。
不要な結婚シーンはあるのに、ふたりの関係は中途半端で泣きたくなる。
私たちが好きだった、心情を丁寧に描写するおっさんずラブは皆無だった。
本作に同じ脚本家、プロデューサー、俳優陣なの?とてもそうは思えなくて、悪い夢を見てるみたいだった。
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ドラマの延長、ドラマスペシャル的な映画。
映画にする意味は疑問ですが、相変わらず笑えておもしろかったです。
2022年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
映画館で観たのに声出して笑ったしおもしろかったんだけど、やっぱり終わり方がうーんてなった。
結局ふたりは一緒に居れるんじゃないんかい!ふたりが幸せになった世界を見たいんだわ!という気持ち、、。
一緒に観た友達と、これ絶対続編あるやつだね、そうじゃなきゃ報われない、楽しみ!って話してたのに結局パラレルワールドになって帰ってきたよねおっさんずラブ製作者さん!?
牧のこと忘れないで。グスン
2022年2月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
2018年に放送された大ヒットドラマ『おっさんずラブ』の劇場版にして完結編。
最終回から1年後、上海・香港への出向を終え、天空不動産東京第二営業所へと戻ってきた春田。
営業所の仲間達から暖かく迎えられている最中、突然本社から「Genius7」という新プロジェクトチームが来訪する。
彼らは新プロジェクトの立ち上げを理由に、第二営業所の面々に無理難題を押し付ける。
そんないけ好かない「Genius7」のメンバーの中に、なぜか春田の恋人である牧の姿が…。
○キャスト
春田創一…田中圭。
牧凌太…林遣都。
栗林歌麻呂…金子大地。
など、お馴染みのメンバーが揃う。
新キャストとして、天空不動産東京第二営業所に配属された新入社員、山田正義を演じるのは『サバイバルファミリー』『帝一の國』の志尊淳。
いや…これは酷い…。
観る前から何となくヤバそうな気配はしていたが、想像の遥か下を行く最悪さ。
正直、人生のワースト映画を更新したような気がする。これまで観てきたあんなクソ映画やこんなゴミ映画も、この映画の前では霞んでしまう。
亀山社長解任騒動で露呈した、テレビ朝日の企業としてのゴミクズさ。
その邪悪さが凝り固まったかのような、ただただ無垢なファンから金を集める為に作られた、映画のような何かだった。
一応フォローしておくならば、田中圭や林遣都、吉田鋼太郎などの役者陣は最高の仕事をこなしている。
こんな茶番を本気で演じることが出来るのだから、やはりプロは素晴らしい。自分なら脚本読んだ段階で降りる。
新キャストである志尊淳も、作品にフレッシュな風をもたらしてくれたと思う(このキャラが必要だったかどうかは謎だが…)。
何より、本作のMVPは「genius7」のリーダーである狸穴迅を演じた沢村一樹。
コント番組『サラリーマンNEO』の名物キャラクター、セクスィー部長を髣髴とされる沢村一樹のセクシー演技が光る。
メインキャラ5人が一堂に会したサウナシーンは、本作で唯一の見所。
吉田鋼太郎さんの怪演、田中圭の無駄に良い身体、沢村一樹のセクスィーさ、そして5人全員の全力演技が上手く絡み合い、カオスだが笑える名シーンとなっていた。
プロットホールをあーだこーだ言うまでもなく、本作の後半は誰の目から見ても明らかに崩壊している。
監督か脚本家が途中で死んだのか?
ゆいPの登場には確かに笑ったが、それはゆいPのインパクトのお陰であってこの映画の功績ではない。
もちろん、この手の映画はファンが楽しめればそれで良い。
自分は一応2018年のドラマ版は全て観賞しているが、そもそもドラマの段階でいまいちハマれなかった人間なので、この作品のターゲットからはズレているのだとは思う。
しかし、この出来で果たしてファンは納得するのか?
ドラマ版の見どころは、ほぼパンサー尾形なおバカ春田、爽やかイケメン牧、子犬みたいな顔したおっさん黒澤の三角関係。
まぁ厳密には三角関係ではないんだけど。黒澤はほとんど賑やかしに終始していて、基本は春田と牧の恋愛模様。
未熟な若者2人のBL+吉田鋼太郎の暴走こそが本作のキモ。
しかし、ドラマで春田と牧は結ばれているし、黒澤は失恋を受け入れている。
つまり、物語的には完璧に完結しているんです。
既に終わった物語をわざわざ墓から掘り返しているんだから、当然語るべき物語は無い。
結局この物語は始まりから終わりまで、誰も何も成長や変化をしないまま。そりゃそうだろ、始まる前から既に終わってるんだから。そんなもん映画と呼べるかっつーの。
ファンの中にはお馴染みのキャラが再登場してくれるだけで満足と言う人もいるだろうし、それを否定はしない。
ただ、黒澤部長を雑な記憶喪失でピエロにしたり、ドラマで何度となく見た春田と牧のすれ違いをまた見させられたり、春田と牧の不和をクソほどどうでも良い絶体絶命シークエンスでお茶を濁したり、そんなので本当にいいのかって話。
春田と牧は、ドラマ版で腹を括って同性婚と言う選択を選んだんだから、映画ではそこを掘り下げろよ💢
黒澤部長だって、ドラマ版で手痛い失恋を乗り越えたのだから、もう一つ先の展開を用意してあげようよ!
結局、作り手が一番キャラを蔑んでるし、彼らの成長を阻害している。
この時代に誰が『24』のパロディなんか見たがるんだよ…。
こんなもんが大ヒットするなんて、マジでどうしちゃってんのよ…😭
冬なのに観ていて何故か脇汗が止まらなかった💦
いやぁ、これは相当なものですよ。
こういう映画を作っている人間がデカい顔をし続ける限り、日本映画界に未来は無いとオラは思うだ。