機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

劇場公開日:

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

解説

1979年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」を映画化。テレビシリーズを再編集した劇場版3部作には含まれなかった伝説的エピソードを、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナー&アニメーションディレクターで、近年は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も手がけた安彦良和が監督を務めて新たに映像化。「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイや乗艦ホワイトベースの仲間たち、アムロが駆るRX-78-02ガンダムなど、ファンにはおなじみの登場人物やメカニックが最新のアニメーションで描かれる。ジオン公国と地球連邦による一年戦争が繰り広げられていた宇宙世紀0079年。ジャブローでの防衛戦を耐え抜いた地球連邦軍は、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく、大規模な反抗作戦に打って出る。アムロたちの乗るホワイトベースは、作戦前の補給のためベルファストへ向けて航行していたが、その途中、ある任務を言い渡される。それは、通称「帰らずの島」と呼ばれる無人島に潜む残敵の掃討任務だった。島に降り立ち捜索を開始したアムロは、そこにいるはずのない子どもたちと一機のザクと遭遇する。ザクとの戦闘でガンダムを失ってしまったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会うが……。

2022年製作/108分/G/日本
配給:松竹ODS事業室
劇場公開日:2022年6月3日

スタッフ・キャスト

監督
原作
矢立肇
富野由悠季
脚本
根元歳三
企画
サンライズ
製作
サンライズ
副監督
イムガヒ
エグゼクティブプロデューサー
小形尚弘
企画
佐々木新
製作
浅沼誠
プロデューサー
福嶋大策
菊川裕之
キャラクターデザイン
安彦良和
田村篤
ことぶきつかさ
メカニカルデザイン
大河原邦男
カトキハジメ
山根公利
絵コンテ
安彦良和
イムガヒ
演出
イムガヒ
総作画監督
田村篤
エフェクト作画監督
桝田浩史
キャラクター作画監督補佐
ことぶきつかさ
メカニカル作画監督補佐
児山昌弘
美術監督
金子雄司
色彩設計
安部なぎさ
撮影監督
葛山剛士
飯島亮
ディスプレイデザイン
佐山善則
3D演出
森田修平
3Dディレクター
安部保仁
編集
新居和弘
音響監督
藤野貞義
音響効果
西村睦弘
音楽
服部隆之
主題歌
森口博子
音楽プロデューサー
山田智子
脚本協力
荒木芳久
タイトルロゴデザイン
海野大輔
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映画レビュー

3.0ファーストガンダムのキャラ達にまた出会えた幸せ

2022年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

本編なら30分の回を、映画の尺に伸ばしているのでどうしても間延び感は否めない。
また所々で、登場人物の感情表現にどうにも違和感を感じる場面があった。「はっ?」または「え?」かな、ちょっとうまく言語化できないのだが、とにかく何かに気づくシーンの表現。 例を出した方がいいな。

例)
夜、机にむかって仕事中のドアンにカーラが飲み物を持ってくるシーン。ドアンが「もう少し辛抱してくれ。戦争が終わったらこんな不自由な暮らしも終わる」とカーラに言ったときの、カーラが息を飲み込んで驚きの表現をするシーン!。 なぜそんな「はっ!?」と驚くのかい??
こんな感じの不自然な箇所がところどこにみられた。大げさ&タイミングがおかしいのよ。ひょっとしてこれも尺を伸ばすためか??

まあ、しかし懐かしのキャラたちが「新たに動いている」のを観るのはとても新鮮だった。40年ぶりに自分の知らない新しい面をみれるなんて。
そういうのを作ってくれただけでもう「よし」としちゃう。

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momokichi

4.0男だねぇ、ブライトさん

2022年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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猿田猿太郎

3.5匂いに言及する意味

2022年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

初代ガンダムの、エキストラ的なエピソードが映画化するというのは大胆な発想だ。シリーズの中で独立性の強いエピソードだからこそ、アレンジして膨らませやすいのもあったんだろうし、ククルス・ドアンはインパクトのキャラクターだったことは確かだけど。
しかし、なかなか面白い作品になっていたし、戦争をどう描くのかというガンダムシリーズの命題に沿った作品でもあった。戦争孤児たちとの生活描写にかなりの時間を割いているのだが、アムロもそもそもまだ子どもなのだ。普段の大活躍ぶりがそのことを忘れさせてしまう時があるが、この映画ではアムロは一貫して少年だった。
本作の決め台詞「戦争の匂い」とはどういう匂いなのだろうか。映像では匂いを表現できない。匂いに言及されると、観客は想像を働かせるしかない。戦争を知らない観客に戦争のことを想像してもらう手段として匂いに言及するのは上手いやり方だと思う。観客はその匂いを想像するしかないが、アムロが少年なのにそれがわかるのも切ない。

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杉本穂高

4.5「ファーストガンダム」で1話完結の「ククルス・ドアンの島」だからこそ実現できた、新しい劇場版ガンダムの形。

2022年6月3日
PCから投稿

「機動戦士ガンダム」が放送開始から43年を経ても、これだけの認知度があるのは、いかに革新的なアニメーションなのかを物語っていると思います。
これは、モビルスーツというロボットの魅力的な形を作ったり、アムロ・レイやシャア・アズナブルといった代表的なキャラクターが生まれたことも大いに関係があるのでしょう。
これらの有名キャラクターが、現在も「名探偵コナン」などの作品に大きな影響を与えていることを知らない人もいるのかもしれません。
この最初の「ファーストガンダム」以降に、様々な「ガンダム」シリーズも生まれましたが、やはりこの「原点」となる「ファーストガンダム」の人気がダントツに高い現実もあります。
ただ、「ファーストガンダム」の世界観を描くと、自ずとキャラクターデザインは制約が出てしまうため、最新の「閃光のハサウェイ」と比べると「時」の流れを感じてしまうのは仕方のないことなのでしょう。
とは言え、本作では特にモビルスーツの描き方を中心にかなりクオリティーが高くなっています。
そして、見慣れてくると、キャラクターデザインも自然な感じに見えてきます。
「思い出補正」という概念があり、人は昔のことを知らず知らずに美化してしまう面もあります。これは、私も気を付けているつもりですが、やはり「ファーストガンダム」では「思い出補正」をしているのだと思います。「以前見た時はもっとキャラクターデザインが魅力的だった」と思ったりしますが、改めて当時の映像を見てみると、「43年前の映像」という現実が如実に出ていて、本作ではかなり現代化したのだと判断できます。
本作は「シン・機動戦士ガンダム」とも言える作品で、「ファーストガンダム」の1話(第15話)が独立した内容で題材も良いため、これをリメイクし108分に拡大しています。
私はこのリメイク構想は成功したと考えています。1つの作品として魅力的にするため時系列を無視したり、「ドラゴンボール」のようにユーモアを取り入れるのは作品のメリハリをつける上で良いと思っています。
物語自体も軍のエースパイロットが戦場で「護るものを変える」という深いもので、ククルス・ドアンが後半でアムロに問いかける言葉や、アムロが最後にククルス・ドアンに提案する言葉の重みは、本作を名作へと昇華させています。
本作のように独立した物語はまだあるので、それの映画化も期待したいです。

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共感した! 39件)
細野真宏

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