【テレビ／配信映画リスト　6月17日～23日】親子で楽しめる作品多数！「あの夏のルカ」「ジュラシック・ワールド　炎の王国」配信開始

2021年6月17日 18:00

「今週のおうちシネマ」では、今週から来週にかけて地上波テレビで放送される、もしくはVODサービス（Amazon Prime Video、Netflix、Disney+）で配信が開始される作品をご紹介いたします。（文：蛯谷朋実）

※配信情報については全体の一部を抜粋してご紹介いたします。

「金曜ロードショー」では、新作が公開される「ザ・ファブル」が地上波初放送。殺さずの誓いを立てた殺し屋のどたばたアクションで、金曜の夜はスカッと！

さらに配信でも、ピクサーの最新作「あの夏の日のルカ」が配信限定で公開。ほかにも、子どもと一緒に楽しめる「映画　おかあさんといっしょ　すりかえかめんをつかまえろ！」「ジュラシック・ワールド　炎の王国」、父の日に見たい新米パパの奮闘記「ファザーフッド」などが配信スタート！

それでは、映画.comおすすめの3本をご紹介。

■「ザ・ファブル」
　日本テレビ　6月18日（金）午後9時放送開始

岡田准一主演で、2019年に大ヒットした同名コミックの実写映画「ザ・ファブル」が地上波初放送。同日18日の続編「ザ・ファブル　殺さない殺し屋」劇場公開に合わせた放送で、前作の復習をしてから新作に臨めます！

【あらすじ】
　超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブル（岡田）は、育ての親であるボス（佐藤浩市）から、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したら、ボスによって処分されてしまうという厳しい条件のなか、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコ（木村文乃）と兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんななか、偶然知り合った女性ミサキ（山本美月）がある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗りこんでいく。

ファブルは言ってしまえば狼に育てられた少年。人の殺し方ならいくらでも知っているのに、“普通”の生活というものが難しいのです。でも見ているとそんなキャラクターがどうにも可愛らしく、当たり前のことでいろいろと失敗したり、トラブルに巻き込まれたときに弱く見せようと振る舞う姿には、思わず笑みがこぼれます。しかし、こと人を倒すとなると、圧倒的な戦闘能力を見せつけてくるので、そのギャップにハマってしまう人も多いのではないでしょうか？

新作「ザ・ファブル　殺さない殺し屋」では、主演の岡田さんがファイトコレオグラファーにも挑戦しているのが注目どころ。コレオグラファーとは振付師という意味。つまりファイトコレオグラファーとは、アクションの振り付けを決める人のことです。

「SP」シリーズや「図書館戦争」シリーズなど数々の作品で魅力的なアクションシーンを演じてきた岡田さんの、こだわり抜いたアクションが楽しみです。

■「あの夏のルカ」
　Disney+　6月18日（金）午後4時配信開始

ディズニー＆ピクサーによる新作長編アニメーションが、Disney＋で配信開始です。今回の主役は海に暮らす「シー・モンスター」です。

【あらすじ】
　北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは、海に住む未知の存在「シー・モンスター」を恐れていた。しかし、実はシー・モンスターたちもまた、地上に暮らす得体の知れない存在である人間たちを恐れている。それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ、決して交わることはなかった。しかし、地上への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年ルカは、ある夏、親友アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。

兄弟の冒険を通じて真実の愛を教えてくれる「2分の1の魔法」。精神世界を舞台に、生きがいとは一体なんなのかを考えさせ、今年のアカデミー賞長編アニメーション賞にも輝いた「ソウルフル・ワールド」。

いつも私たちに新たな気づきと感動を与えてくれるピクサーが次に描いた物語は、分断されお互いを恐れる2つの世界が舞台となっています。きっとまた大切ななにかに気づかせてくれると期待し、見終わったあとの感想を誰かと共有することを、筆者は楽しみに待っています。

■「エジソンズ・ゲーム」
　Amazon Prime Video / Netflix　6月18日（金）配信開始

今や生活に欠かすことができない電力送電システム。そして誰もが知る発明王エジソン。そんな当たり前のなかに隠された、アメリカ初の電力送電システムをめぐるビジネスバトル＝電流戦争を描いたのが本作です。

【あらすじ】
　19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させた天才発明家エジソン（ベネディクト・カンバーバッチ）は、大統領からの仕事も平然と断る傲慢な男だった。実業家ウェスティングハウス（マイケル・シャノン）が交流式送電の実演会を成功させたというニュースに激怒したエジソンは、ネガティブキャンペーンで世論を誘導。事態は訴訟や駆け引き、裏工作が横行する世紀のビジネスバトルへと発展していく。