ザ・ファブル 殺さない殺し屋

劇場公開日:

解説

南勝久の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化した「ザ・ファブル」のシリーズ第2作。裏社会で誰もが恐れる伝説の殺し屋ファブル。1年間誰も殺さず普通に暮らすようボスから命じられた彼は、素性を隠して佐藤アキラという偽名を使い、相棒ヨウコと兄妹を装って一般人として暮らしている。一見平和に見えるこの街では、表向きはNPO団体「子供たちを危険から守る会」代表だが裏では緻密な計画で若者から金を巻き上げ殺害する危険な男・宇津帆が暗躍していた。かつてファブルに弟を殺された宇津帆は、凄腕の殺し屋・鈴木とともに、復讐を果たすべく動き出す。一方アキラは、過去にファブルが救えなかった車椅子の少女ヒナコと再会するが……。岡田准一、木村文乃、佐藤浩市ら前作からのキャストに加え、宇津帆役の堤真一、ヒナコ役の平手友梨奈、殺し屋・鈴木役の安藤政信が新たに参加。前作に続き江口カンが監督を務めた。

2021年製作/131分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2021年6月18日

スタッフ・キャスト

監督
原作
南勝久
脚本
山浦雅大
江口カン
製作代表
高橋敏弘
沢桂一
藤島ジュリーK.
菊川雄士
有馬一昭
角田真敏
田中祐介
坪内弘樹
昆野俊行
加藤智啓
森要治
小櫻顕
廣瀬健一
エグゼクティブプロデューサー
吉田繁暁
伊藤響
プロデューサー
藤村直人
宇高武志
佐藤満
共同プロデューサー
谷生俊美
ラインプロデューサー
下村和也
監督補
川井隼人
アクション監督
横山誠
ファイトコレオグラファー
岡田准一
撮影
直井康志
照明
田中洵
録音
田辺正晴
美術
小泉博康
装飾
池田亮平
スタイリスト
伊賀大介
ヘアメイク
沢田久美子
特殊メイク造形
中田彰輝
編集
和田剛
板倉直美
整音
反町憲人
音響効果
北田雅也
音楽
グランドファンク
主題歌
レディー・ガガ
アリアナ・グランデ
助監督
猪腰弘之
スクリプター
吉田純子
ガンエフェクト
納富貴久男
操演
鳴海聡
カーアクション
西村信宏
VFXスーパーバイザー
小坂一順
音楽プロデューサー
茂木英興
キャスティング
北田由利子
制作担当
小坂正人
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受賞歴

第45回 日本アカデミー賞(2022年)

ノミネート

最優秀助演男優賞 堤真一
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(C)2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

映画レビュー

5.0前作からパワーアップし、岡田准一のアクションセンスが遺憾なく発揮された「殺さない殺し屋」の物語。

2021年6月18日
PCから投稿

まず前作の段階では評価するのなら「★3.5」くらいでした。
アクションシーンは良くても、人間模様の描き方にムラがあったのと、ギャグシーンがそれほど上手くいっていなかったからです。
ところが、本作では、イントロ的な部分を第1弾で既にやっているため、物語を進めることに特化できています。
その結果、人間模様の描き方は随分と自然になっていました。
そして、ギャグシーンも、前作よりはヒット率が上がっています。
ただ、何といっても本作で最も評価すべき点は、岡田准一のアクションシーンで、「ガンアクション」や「カーアクション」、さらには後半の「団地アクション」の時点で、かなりのクオリティーでした。
その上で、ラストパートでのアクションシーンも含めた展開まで見せられると、さすがに「傑作」という域に達していると判断できます。
キャストは、前作からの登板も多く、前作での導入があるため、出番が減っていても、より上手く演じ切れていました。
また本作で登場した平手友梨奈と堤真一は存在感があり、作品のクオリティーを高めることに成功していました。
本作については、強いて言うと、ギャグシーンの打率が「あと少し」だけ高ければパーフェクトでしたが、本格的な「シリーズ作品」になるのも楽しみなので、期待を込めて★5にします。

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細野真宏

3.0見どころは岡田准一さん演出の超絶アクション!

2023年9月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2019年公開「ザ・ファブル」の続編
2021/6/18の劇場初公開以来2回目の鑑賞でしたが、2回目でも十分楽しめました

本作の一番の見どころは「“日本映画では見た事ない画”づくりがテーマ」と謳うだけあり、岡田准一さんが自ら演じるだけでなく、ファイトコレオグラファー(アクション振付師)として作品全体のアクション演出をしている、渾身のアクションシーンの数々です

オープニングの駐車場カーアクションで、のっけから度肝抜かされ、そして最大のアクションシーンとなるのが団地を丸ごと一棟貸し切って撮った、地上7階の団地 壁沿いに設置された鉄骨の足場を使っての超絶アクション、最盛期だった香港時代のジャッキー・チェン映画を彷彿とさせる足場を爆破しながら縦横無尽に大勢と闘う(しかも殺さずに・・・)シーンは確かにグローバルマーケットに通用する圧巻の仕上がり、素晴らしかったです

キャスティングについては、前作からのキャラがチョイ顔出しするなど、観ていて楽しかったですし、言うまでもなく岡田准一さんがすごくカッコよかったです

ヨウコ役の木村文乃さんのアクションシーンやシルバーのスカイラインGT-Rに乗っている所がメチャクチャ似合ってて、すごくセクシーでカッコよかったです
ミサキ役の山本美月さんも相変わらずとても可愛くて魅力的でした

一方で佐藤二朗さんと堤真一さんの演技がいつも同じで酷すぎて(苦笑)、ミスキャストの印象が強かった、そこがイマイチな点でした

が、細かいことは全部吹っ飛ばすぐらいの邦画最強レベルのアクション巨編を久々に楽しみました

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Jett

4.0お前女のくせに肝すわりすぎ。あら、それって女性差別よ。

2023年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

木村文乃ちゃんの女やけど強いやんモードが大好き。
安藤政信との台所キッチンファイトはその狭い領域で邦画史上最高。
「そこでいいの?それでいいの?」のセリフもイイ!
堤真一の正義感丸出しの悪役も板についている。
佐藤二朗も要所を和ます。
で、真打ち岡田准一。
ますますアクションの域を超えて格闘技を魅せるサマは素晴らしい
80点
アレックスシネマ水口

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NWFchamp1973

5.0シリーズ化していくんですよね?ね!

2023年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前回作より更にパワーアップしていました。面白かった。
・アクションがいい。流れるように動いていく岡田くんもですが周り(装置含む)もそれに合わせて自然に合わせていくところが一つの様式美として成立している。ギミックもへえと思わせるものもかなりあり、その組み合わせは楽しいし美しい。
・ストーリーが面白い。ハリウッドよろしく巨大な権力ガーーー!ではなく、裏社会の残滓という小さいところで無理に背伸びすることなく、へえ、って感じで捉えられるところはいい。余計に分からないところなのでそういうもんかな?で納得できる。また、変に裏をかくところもそうそうないので頭も疲れないし、スクリーンに没入できます。
・小ネタが楽しい。定番ネタもパワーアップ、細かいけどハッキリわかるネタが結構あって笑ってみられる。
・演技が素晴らしい。それぞれのキャラが定着化し、アイコンとして成立している。裏切りがない素直な配役、演技はストーリーと相まって楽しく観られた。

今作を観て前作を思うと、あれは結構おっかなびっくり作ってあったかなあと感じるくらいある種の解放が今作かなと楽しませてもらいました。

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