ザ・ファブル

劇場公開日:

解説

2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化。超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく。相棒ヨウコを木村文乃、ボスを佐藤浩市が演じるほか、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華キャストが集結。カンヌをはじめ数々の広告祭で受賞歴を持つCM界の巨匠・江口カンが監督を務め、「20世紀少年」「GANTZ」の渡辺雄介が脚本を手がける。

2019年製作/123分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年6月21日

スタッフ・キャスト

監督
原作
南勝久
脚本
渡辺雄介
製作
大角正
今村司
藤島ジュリーK.
谷和男
有馬一昭
角田真敏
田中祐介
坪内弘樹
和田俊哉
赤座弘一
大鹿紳
小櫻顕
毛利元夫
エグゼクティブプロデューサー
高橋敏弘
伊藤響
企画
吉田繁暁
藤村直人
プロデュース
吉田繁暁
藤村直人
プロデューサー
宇高武志
佐藤満
ラインプロデューサー
毛利達也
撮影
田中一成
照明
三重野聖一郎
録音
反町憲人
美術
小泉博康
装飾
高畠一朗
スタイリスト
伊賀大介
ヘアメイク
中山有紀
編集
和田剛
音楽
グランドファンク
主題歌
レディー・ガガ
ガンエフェクト
納富貴久男
サウンドエフェクト
北田雅也
ファイトコレオグラファー
アラン・フィグラルツ
岡田准一
スタントコーディネーター
富田稔
VFXスーパーバイザー
小坂一順
音楽プロデューサー
茂木英興
スクリプター
吉田純子
キャスティング
北田由利子
監督補
西山太郎
助監督
是安祐
制作担当
栗林直人
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(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

映画レビュー

4.0世界水準の格闘振付+コミック発の笑いで生まれた痛快娯楽活劇

2019年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

ファイトコレオグラファーのアラン・フィグラルツは「ボーン・アイデンティティー」や「96時間」シリーズなど、リアリティー重視のスピーディーでタフな格闘アクションの振付で活躍してきた人。「図書館戦争」などでアクションのセンスを見せてきた岡田准一も、フィグラルツの振付でさらに才能を伸ばした、そんな印象を受けるシーンの連続だ。

原作は未読だが、凄腕の殺し屋なのに日常生活に不慣れで世間知らず、というコミカルな設定が楽しい。チンピラに敢えて殴らせる場面など、アキラの心の声(思考)を添えつつスローモーションで殴られゆがむ顔(当然CGで加工している)をとらえる映像が爆笑を誘う。福士蒼汰も大きな体躯を駆使して、好敵手ぶりを発揮していた。

共演陣も豪華だが、顔見世程度で終わってしまう人が多く、ちょっともったいない気も。安田顕のやくざ者の熱演には胸を打たれた。

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共感した! 24件)
高森 郁哉

1.5衝撃的な終盤

2024年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

オープニング
原作とかけ離れた粗い立ち回りが気にはなったものの疾走感やデスノート的演出が原作マンガ映画の導入の掴みとして考えたら悪くない

序盤から中盤
敵サイドに魅力を全く感じず不安がつのるものの、原作とは違う良さがある小島柳楽のおかげで惹き込まれる
アキラ-小島-海老原間で原作から膨らませラストシーンに繋がるドラマ展開に期待

終盤
酷い。モブが躍動する脚本、不要な演出と無駄な動きが多いアクションてんこ盛り
チープ演出脚本に小島も飲まれ、結局取ってつけたようなラストシーン化

オープニングと対比させるなら、殺す殺さないではなく「動」と「静」じゃないのか・・・
ファブルを撮りたかった訳ではなくアクション映画を撮りたかったんだろうと思える作品

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エルネスト

4.0約束を守り続ける男の強さ!!

2024年6月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

身を潜めて「普通」に生きる!

漫画を実写化したアクション映画。

ファブルと呼ばれる伝説の殺し屋が、一時休業として求められたことは「普通」。
殺し屋としての仕事が休みの間は絶対に殺しをしてはいけないこと。
ファブルが今まで生きてきた環境とあまりにも違いすぎる「普通」とは何かを模索しながら、周りの人や環境に支えられながら「普通」の日常を過ごす物語!
そんなファブルに次々と試練が待ち受けていく、、
ファブルが試練を次々と回避していく痛快アクションは、スタントなしで演じている岡田さんの演技力が本当にかっこよすぎました!

約束を守りながら、自分の信念を貫くファブルの姿勢はとてもかっこよかったです。
約束を守り続けるために、色々な試練に立ち向かっていく姿は、今の私にも重なる部分があります!
常にどうやったらうまくいくのか、最善は何かを考えながら仕事をすることが日々の成長につながっています。
目標に向かいながら自分との約束を守り続ける、そんな日々が最高に幸せです!

ハラハラドキドキする展開を味わってみてはいかがでしょうか。

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中野祐治

5.0凄腕の殺し屋伝説!アイツに普通は似合わない・・・

2024年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

楽しい

興奮

最近、「ザ・ファブル」のアニメにはまってます。
元々、漫画は未読でしたが、この映画で大好きになった作品です。アニメの方が原作よりなんですよね。より詳細に一つ一つの出来事が描かれてます。

そんな中での再見でしたが、なかなかどうして、こちらも良い具合にまとまっているじゃないですか!アクションをメインに、2時間程度と言う映画の縛りの中で、要所要所的確にまとめられた、見事な一本の映画です。

所々の滑り気味のギャグや変顔も愛嬌です。
岡田アクション、まさに爽快!格闘シーンから、潜入シーン等、ホンッとこのための作品って感じで最高でした。
山本美月もやっぱり可愛らしいです。もうちょっとセクシーカットがあれば、なお良かったけど・・・
木村さんの妹役もいい味出してます。酔っぱらい で、情けなく可愛らしいかと思えば、良きバディとしてのカッコ良さも魅せてくれる。
そして、福士さんの鬼気迫る敵役。今時の若者らしく、怖いもの知らずの全てになげやりな態度、良かったです。

最後に、やっぱりこの作品、岡田准一、ここにアリの一本ですね。 アクションはメチャクチャカッコいい!超大袈裟な猫舌も、不自然なバカ笑いもまさに彼の魅力ありきですね。さりげなく、盗撮の邪魔するところも好感が持てました。 普通を演じる無情の殺し屋って、設定でしたが、いやいやどうして、とても優しいカッコいい男でした。 いざというときに、活躍できる男って本当羨ましい。
これ見よがしの裸のシーンも原作どおりだったんですね。

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ratien

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