劇場公開日 2019年6月21日

「世界水準の格闘振付+コミック発の笑いで生まれた痛快娯楽活劇」ザ・ファブル AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0世界水準の格闘振付+コミック発の笑いで生まれた痛快娯楽活劇

2019年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

ファイトコレオグラファーのアラン・フィグラルツは「ボーン・アイデンティティー」や「96時間」シリーズなど、リアリティー重視のスピーディーでタフな格闘アクションの振付で活躍してきた人。「図書館戦争」などでアクションのセンスを見せてきた岡田准一も、フィグラルツの振付でさらに才能を伸ばした、そんな印象を受けるシーンの連続だ。

原作は未読だが、凄腕の殺し屋なのに日常生活に不慣れで世間知らず、というコミカルな設定が楽しい。チンピラに敢えて殴らせる場面など、アキラの心の声(思考)を添えつつスローモーションで殴られゆがむ顔(当然CGで加工している)をとらえる映像が爆笑を誘う。福士蒼汰も大きな体躯を駆使して、好敵手ぶりを発揮していた。

共演陣も豪華だが、顔見世程度で終わってしまう人が多く、ちょっともったいない気も。安田顕のやくざ者の熱演には胸を打たれた。

高森 郁哉
レオナルドさんのコメント
2019年7月7日

面白かった!

レオナルド
つのちゃんさんのコメント
2019年7月5日

ジャッキーチェンなみ

つのちゃん