あの夏のルカ

あの夏のルカ

解説

「リメンバー・ミー」「ソウルフル・ワールド」のディズニー&ピクサーによる長編アニメーション。北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に、海に暮らす「シー・モンスター」と呼ばれる種族の少年ルカが、あこがれの人間の世界に足を踏み入れる、ひと夏の冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは、海に住む未知の存在「シー・モンスター」を恐れていた。しかし、実はシー・モンスターたちもまた、地上に暮らす得体の知れない存在である人間たちを恐れている。それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ、決して交わることはなかった。しかし、地上への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年ルカは、ある夏、親友アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。監督はピクサーの短編「月と少年」を手がけ、長編はこれが初監督となるイタリア出身のエンリコ・カサローザ。2022年・第94回アカデミー長編アニメーション賞ノミネート。Disney+で2021年6月18日から配信。

2021年製作/96分/アメリカ
原題:Luca

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第94回 アカデミー賞(2022年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第79回 ゴールデングローブ賞(2022年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0美しい海と港町

2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

本作のエンリコ・カサローザ監督は日本アニメからの影響を公言しているが、たしかに宮崎駿のアクション描写を思わせるシーンがたくさんある。舞台の港町のポルトロッソという名前は、『紅の豚』の主人公から来ているらしいし、町並みも宮崎駿の描く欧州の街の雰囲気がある。快活で負けん気の強いヒロインは、今やディズニーやピクサーでも珍しくないが、やはり宮崎アニメの影響もあるだろう。
物語は、陸に上がれば人間になれるシーモンスターの少年の、外の世界への憧れを描くものだ。狭い世界から広い世界を知るための道具として、イタリアを代表するスクーター、ヴェスパが登場する。そんな少年の憧れる広い世界には差別や偏見も存在し、いかに少年たちはそれを乗り越え、相互理解を作れるかに挑んでいく。
メタモルフォーゼのカタルシスが存分に詰まった作品で、それは人は望めば何にでもなれるのだという子どもたちにおくるメッセージにそのままなっている。

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杉本穂高

4.0北イタリアの夏は、どこか懐かしい日本の漁村の風景

2021年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

舞台は北イタリアの地中海沿い。海に突き出た絶壁と絶壁の間に、カラフルな家々が建ち並ぶ村がある。インスピレーションの基になっているのは、世界遺産の5つの村、チンクエ・テッレ。アニメーターたちは実際にイタリアン・リヴィエラを訪れて作画の参考にしたという。だから、『リメンバー・ミー』や『ラーヤと龍の伝説』と同じく、観る側の視覚は一気にイタリア・シフト。時代は1950年代(村の片隅に『ローマの休日』のイタリア語のポスターが貼ってあったりする)だから、さらにムードは古き良きイタリアというか、見ようによっては懐かしい日本の漁村へと連れて行ってくれる。つくづく背景は大事だと思うのだ。描かれるのは、海の怪獣、シーモンスターの少年ルカと同じくアルベルトが、その正体を隠したまま陸に上がり、人間たちと交流する話。海の世界の住人と人間たちは、それぞれ相手のことをよく知らないのに、ひたすら恐れあっているという、今の世界にも通じる無知と不寛容。それに、誰にも話せない秘密を共有し合うルカとアルベルトの間に芽生える友情。その2つが両輪になって怒涛のラストへと雪崩れ込む。溢れるビジュアルの洪水はやっぱり劇場でと思うけれど、居ながらにして1950年代のイタリアへ飛ぶことができるのだから、ま、いいか。

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清藤秀人

4.0最高の夏体験。

2022年8月15日
iPhoneアプリから投稿

さすがピクサー!素晴らしかった。
シンプルな脚本ながら胸が熱くなる展開。
イタリアの港町や夏の風景が美しく
劇場公開されなかったのが悔やまれる。

エリンコ監督がジブリファンらしく
たしかにジブリっぽかった。

とりまウーゴおじさんが一推しってこと。

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映写機おじさん

3.5憑き物が落ちたように爽やかで明るいジュブナイル

2022年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スタッフの個人的な経験をキッカケに世界が抱えるテーマ性や生と死などの哲学をも内包する物語を突き詰めてきたピクサー作品は、前作「ソウルフル・ワールド」で行くところまで行った感があったけど、本作はそれら一連のピクサー作品と比べると、憑き物が落ちたように爽やかで明るいジュブナイルに仕上がっていた。
もちろん、無知が分断を生み、知ることで分かり合えるというテーマはあるんだけど、それよりもキャラクターや背景、アニメーションとしての動きの気持ちよさや美しさに重きを置いている感じで、誰が観ても楽しめるんじゃないかな。

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青空ぷらす
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