あの夏のルカ

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解説

「リメンバー・ミー」「ソウルフル・ワールド」のディズニー&ピクサーによる長編アニメーション。北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に、海に暮らす「シー・モンスター」と呼ばれる種族の少年ルカが、あこがれの人間の世界に足を踏み入れる、ひと夏の冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは、海に住む未知の存在「シー・モンスター」を恐れていた。しかし、実はシー・モンスターたちもまた、地上に暮らす得体の知れない存在である人間たちを恐れている。それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ、決して交わることはなかった。しかし、地上への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年ルカは、ある夏、親友アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。監督はピクサーの短編「月と少年」を手がけ、長編はこれが初監督となるイタリア出身のエンリコ・カサローザ。Disney+で2021年6月18日から配信。

2021年製作/96分/アメリカ
原題:Luca

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(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0美しい海と港町

2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

本作のエンリコ・カサローザ監督は日本アニメからの影響を公言しているが、たしかに宮崎駿のアクション描写を思わせるシーンがたくさんある。舞台の港町のポルトロッソという名前は、『紅の豚』の主人公から来ているらしいし、町並みも宮崎駿の描く欧州の街の雰囲気がある。快活で負けん気の強いヒロインは、今やディズニーやピクサーでも珍しくないが、やはり宮崎アニメの影響もあるだろう。
物語は、陸に上がれば人間になれるシーモンスターの少年の、外の世界への憧れを描くものだ。狭い世界から広い世界を知るための道具として、イタリアを代表するスクーター、ヴェスパが登場する。そんな少年の憧れる広い世界には差別や偏見も存在し、いかに少年たちはそれを乗り越え、相互理解を作れるかに挑んでいく。
メタモルフォーゼのカタルシスが存分に詰まった作品で、それは人は望めば何にでもなれるのだという子どもたちにおくるメッセージにそのままなっている。

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杉本穂高

4.0北イタリアの夏は、どこか懐かしい日本の漁村の風景

2021年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

舞台は北イタリアの地中海沿い。海に突き出た絶壁と絶壁の間に、カラフルな家々が建ち並ぶ村がある。インスピレーションの基になっているのは、世界遺産の5つの村、チンクエ・テッレ。アニメーターたちは実際にイタリアン・リヴィエラを訪れて作画の参考にしたという。だから、『リメンバー・ミー』や『ラーヤと龍の伝説』と同じく、観る側の視覚は一気にイタリア・シフト。時代は1950年代(村の片隅に『ローマの休日』のイタリア語のポスターが貼ってあったりする)だから、さらにムードは古き良きイタリアというか、見ようによっては懐かしい日本の漁村へと連れて行ってくれる。つくづく背景は大事だと思うのだ。描かれるのは、海の怪獣、シーモンスターの少年ルカと同じくアルベルトが、その正体を隠したまま陸に上がり、人間たちと交流する話。海の世界の住人と人間たちは、それぞれ相手のことをよく知らないのに、ひたすら恐れあっているという、今の世界にも通じる無知と不寛容。それに、誰にも話せない秘密を共有し合うルカとアルベルトの間に芽生える友情。その2つが両輪になって怒涛のラストへと雪崩れ込む。溢れるビジュアルの洪水はやっぱり劇場でと思うけれど、居ながらにして1950年代のイタリアへ飛ぶことができるのだから、ま、いいか。

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清藤秀人

3.0登場人物と一緒にイタリアの街を駆け抜けた気分!

2021年7月25日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

単純

興奮

海と空の間の私達。手紙や電話で繋がれる時代。
喧嘩した事もあるけど大切な友達に「元気?」と連絡したくなるような作品でした。

恋愛や恋人要素が全くないので自分も登場人物の友達の気持ちになれました。

CMが青春感満載で私の好きなピクサー映画の作風では無いかな?と思ってましたが、そんな事なかったです!

夏の海と太陽の眩しさなのか青春の眩しさなのか分からなかなるくらい素敵な作品で、一緒に自転車レースを走った気分。

ピクサー映画は当初大人向けの映画を目指したかったと言うように、今回もリアルな感情や裏切りや嫉妬が鋭かったです。

これといった大きな見せ場山場はありませんが、終始ハラハラドキドキさせるポイントがあります。
観ている私たちもハッと息を呑んだり、危ない!見つかる!と声が出てしまいました。
もし映画館での上映も有れば映画館で観ていたと思いますが、映画館でも同じように声を出す人続出だったのではないでしょうか?

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おもちまろ。

4.0良かった、んですけどね

8rumak1さん
2021年7月21日
iPhoneアプリから投稿

爽やかな夏の映画で、水の表現と色彩に魅せられる。

ストーリーの前半はワクワクしたけど...
泣いた赤鬼感がすごい。

観て損することはないし、
嫌われる作品でもないと思う。

ただ、他のディズニー作品と比べると
ギリギリの4点かなぁ
作品としての完成度は高いと思うのに、
何度も観たい!とはならなかった。
誰かにオススメするにも弱い。

すべてはディズニー作品が好きすぎる故の期待値の所為

でも、もう少し子どもが大きくなったら一緒に観ます。

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8rumak1
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