【全米映画ランキング】「アベンジャーズ エンドゲーム」V3 「名探偵ピカチュウ」は2位デビュー
2019年5月14日 17:00

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、4本の新作がトップテン内にランクインするも、マーベル・スタジオの「アベンジャーズ エンドゲーム」が公開3週目にもかかわらず約6300万ドルの興収をあげて首位を守り、V3を果たした。
同作の累計は約7億2350万ドルとなり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18年/約6億7880万ドル)、「ブラックパンサー」(18年/約7億ドル)を抜いて1位に。そして北米では「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年/約9億3600万ドル)、「アバター」(09年/約7億6000万ドル)に次ぐ歴代3位につけている。前週「タイタニック」超えを果たし歴代2位となった世界興収は約24億8900万ドルに達したが、首位「アバター」とはまだ約3億ドルの差がある。
約5800万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは「名探偵ピカチュウ」。同名ビデオゲームを映画化した「ポケットモンスター」シリーズ初の実写化作品。長年親交のなかった父親ハリーが死んだとの報せを受け、人間とポケットモンスターが共存して暮らす「ライムシティ」を訪れた青年ティムが、ハリーの元相棒ピカチュウと出会い、ハリーが調べていた事件をコンビで調査するというストーリー。出演は主人公ティムに「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミス、渡辺謙、ビル・ナイ、スキ・ウォーターハウス、リタ・オラ、そしてピカチュウのボイスキャストにライアン・レイノルズ。
初登場3位はアン・ハサウェイ&レベル・ウィルソン共演の「The Hustle」。マーロン・ブランド&デビッド・ニーブン主演「寝室ものがたり」(1964年/ラルフ・レヴィー監督)、スティーブ・マーティン&マイケル・ケイン主演「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」(1988年/フランク・オズ監督)の主人公を女性にしてリメイクした犯罪コメディ。オスカー女優と人気コメディエンヌの競演作だったが、オープニング興収は約1350万ドルにとどまった。
前週2位の「The Intruder」、3位の「Long Shot」はそれぞれ順位を落とし4位と5位に。OP興収約510万ドルで6位デビューとなったのは、「母の日」合わせで公開されたダイアン・キートン、パム・グリア、ジャッキー・ウィーバー共演のコメディ「Poms」。元チアリーダーの女性たちが、おばあちゃんになり再びチアリーディングに挑戦する姿を描いた作品。キートン主演の前作「Book Club」はOP興収約1350万ドルで最終興収約6800万ドルのスマッシュヒットとなったが、今回は興行的に厳しいスタートとなった。
その他、映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の原作「指輪物語」「ホビットの冒険」で知られる英作家J・R・R・トールキンの伝記をニコラス・ホルト主演で映画化した「トールキン 旅のはじまり」が9位にランクインした。
今週末は、キアヌ・リーブス主演の人気アクションシリーズ第3弾「ジョン・ウィック パラベラム」にデニス・クエイド主演のコメディドラマ「僕のワンダフル・ライフ」(2017)の続編「僕のワンダフル・ジャーニー」、ニコラ・ユーン原作のヤングアダルト小説を映画化した「The Sun Is Also a Star」などが公開となる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ