「羅生門」「源氏物語」の京マチ子さんが死去 95歳

2019年5月14日 18:20

1961年の記者会見で撮影された様子
1961年の記者会見で撮影された様子

[映画.com ニュース]「羅生門」「源氏物語(1951)」などで知られる女優の京マチ子さんが5月12日、心不全のため都内の病院で死去したことがわかった。95歳。2019年は、京さんにとって女優デビュー70周年だった。

京さんは1924年3月25日に大阪で生まれ、36年に大阪松竹少女歌劇団に入団。華麗な存在感で人気を集め、49年には大映にて女優デビューを果たした。若尾文子山本富士子らとともに活躍し、第12回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した黒澤明監督作「羅生門」(50)で、その地位を不動のものにした。

また、溝口健二監督作「雨月物語」(53)が第14回ベネチア国際映画祭の銀獅子賞、衣笠貞之助監督作「地獄門」(53)が第7回カンヌ映画祭でグランプリに輝くなど、出演作が次々と快挙を成し遂げることから“グランプリ女優”とも称された。今年2月には、京さんのデビュー70周年を記念した「京マチ子映画祭」が開催され、「羅生門」などのほか小津安二郎監督の「浮草」、溝口監督作「赤線地帯」など32本が上映されていた。

生前の本人の遺志により、石井ふく子氏ら友人立ち会いのもと、14日に密葬を済ませた。お別れの会などは、現時点で予定していないという。

(映画.com速報)

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