赤線地帯

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劇場公開日

解説

売春防止法施行直前の吉原を舞台に女たちの生き様を描き、巨匠・溝口健二の遺作となった傑作群像劇。芝木好子の短編小説「洲崎の女」を物語の一部に取り入れ、「新・平家物語」の成沢昌茂が脚本を手がけた。国会で売春防止法案が審議されている頃、吉原にある特殊飲食店「夢の里」には、それぞれの事情から身体を売る女たちの姿があった。普通の主婦に憧れるより江は客と結婚するが、夫婦生活が破綻し店に戻ってくる。ひとり息子のために働くゆめ子は、息子に自分の仕事を否定され発狂してしまう。客を騙して金を貯めているやすみは、自分に貢ぐため横領した客に殺されそうになる。

1956年製作/85分/日本
配給:大映

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映画レビュー

3.5赤線地帯

2020年11月13日
PCから投稿

今日マチ子あえてアップにしないという演出だった。京マチ子のアップが見たかったのでとても残念だ。この映画で中での役どころは二十歳そこそこなのだが、この時、彼女は30半ばだったのでアップを連発するのにはちょっと無理があったのだろう。
ストーリーは、いわゆる赤線地帯で働く色んな女たちの人間模様を描いたものだった。 幸せになるもの不幸になるもの、どうにもならないもの・・・群像劇として描かれそれなりにインパクトのあるものになっていると思う。特にお母さんが息子に捨てられるシーンと、悪女が金づるを切るシーンは脚本がしっかり描けていて迫力があった。
京マチ子の他にも若尾文子が出てるので見どころはしっかり有ます。

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タンバラライ

4.0滅びゆく景色と女たちの群像

2020年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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しゅうへい

4.0フェードアウトのタイミングすごい

散歩男さん
2020年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

56年大映。溝口健二監督。
ミゾグチ映画には縁がなかったのだが気楽に見てみようとまず遺作のこれを。

売春禁止法ができる前の吉原、赤線地帯で働く女たち。シビアーな現実をみせていくが悲壮感よりも逞しさが勝る。各人のキャラクターが立ち、話のリズムテンポも素晴らしい。奇妙な音楽が流れているが段々といい感じに聴こえてくる。

若尾文子は売れっ子で抜け目のない女を演じていて魅力的。京マチ子のミッキーという女も印象深い。監督が女性を描くのに長けていると言われる理由がわかった気がした。

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散歩男

5.0吉原娼婦の悲哀が描かれた傑作群像劇

2020年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

溝口健二監督の現代劇を初鑑賞。舞台は売春防止法が施行される直前の吉原。そこで働く娼婦達の生活を中心にリアリティ溢れるタッチで描かれた傑作群像劇。溝口監督の遺作となった作品。

いやー凄い作品だった。溝口作品らしく途轍もなく完成度が高い。現実をあぶり出す圧倒的なリアリティ。巧みなテンポで進む巧妙なストーリー展開。映像や音楽の芸術的なセンス。魅力のある多彩なキャラクター達。それを演じる多彩な女優陣の見事な演技力。隙の無い完璧な完成度の高さだった。

当時の売春業者の追い詰められた現状が群像劇で描かれていて、あらゆるタイプのキャラクター達が登場し、他のキャラクターの物語へと切り替わるタイミングやテンポが見事で素晴らしかった。凄くリアリティのある人間ドラマで追い詰められた吉原娼婦達の悲哀が描かれていた。

溝口作品らしく映像や音楽の芸術的なセンスも素晴らしく、ゆめ子が発狂するシーンや、女の子が怯えながらも声を掛けようとするラストカットは芸術性も高く衝撃的だった。

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バンデラス
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