トールキン 旅のはじまり
劇場公開日 2019年8月30日
解説
冒険ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」3部作の原作者J・R・R・トールキンの前半生を、「女王陛下のお気に入り」や「X-MEN」シリーズで知られるニコラス・ホルト主演で描いた伝記ドラマ。3歳で父を失くし、イギリスの田園で母と弟と暮らしていたトールキンは、母親の急死により12歳で孤児となってしまうが、母親の友人で後見人となってくれたモーガン神父のサポートにより、名門キング・エドワード校への入学を果たす。そこでトールキンは3人の仲間と出会い、「芸術で世界を変えよう」と互いに誓い合う。16歳になったトールキンは年上の女性エディスと恋に落ちるが、神父からその交際を厳しく禁じられてしまう。そしてぼっ発した第1世界大戦がトールキンと仲間たちの運命を大きく変えていく。ホルトがトールキン役、「あと1センチの恋」のリリー・コリンズがエディス役をそれぞれ演じる。監督は「トム・オブ・フィンランド」のドメ・カルコスキ。
2019年製作/111分/PG12/アメリカ
原題:Tolkien
配給:20世紀フォックス映画
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2021年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
『ホビット』を観ていなかったことによる不安はあったが、ご無用。重厚感の漂う伝記のような話。
トールキンの人生について描いているが、軸となるのは「出会い」だ。両親を早くに亡くしたトールキンが、人との出会いによって変わっていく。また、彼の人間力を大きく強くしていく。第一次世界大戦の戦火を途中に挟みながら流れて行く。大きな盛り上がりこそなかったものの、暖かさを持ったストーリーに引き込まれた。
2020年11月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
実話ということ、トールキンが何者か知らず見た。孤児でありながらも、上流階級の学校で人生の親友たちに出会う。彼らを引きつけたのは、言葉、誌、文学。また、孤児として引き取られた家で生涯の伴侶とも出会う。互いを引きつけたのは言葉や音楽。言葉は単体では意味をなさないかもしれないが、詩となり、物語となり、音楽となり、人々の生活を実りあるものとする。しかし、戦争によって、その親友とも一生会えなくなってしまう。人は悲しい時に、文学や芸術に触れると、より一層心を癒やしてくれる。戦争と言う過ちを幾度も繰りす人類への警鐘、人々を豊かにするのは戦争ではなく、文学や芸術であること、そこから得られる友や家族との時間、ということが言いたかったのかな。もう一人の親友がどうしてしまったのか、気になった。
2020年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ロードオブザリングの作者だと知らないで鑑賞しました。
彼の波瀾万丈の人生。
作品の裏にあった事実を知ることができて、感動しまくり。
ホビットやロードオブザリングも再鑑賞してみたいぞ。
2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者、J・R・R・トールキンが「ホビットの冒険」を書くまでを描いている。
子供の頃に両親を失うが、頭がよく、高校時代に三人の親友を得る。
オックスフォード大学を経て、第一次世界大戦で従軍、多くの人の死に接し、生還してからも・・・。
両作品が実体験から作られたことがよくわかる。
すべての映画レビューを見る(全66件)