08年度全米映画評論家が選んだベスト作品は「ウォーリー」!
2009年1月22日 12:00
[映画.com ニュース] 全米の映画評論家のレビューを掲載する映画レビューサイトRotten Tomatoesが先週、最も高い評価を得た作品に贈られる第10回“ゴールデン・トマト賞”を発表した。同サイトは、映画評論家の評価の良い作品を赤く熟したトマト、評価の悪い作品を熟していない緑色のトマトで表示し、その総体的評価を“トマトメーター”で表している。その上、90%以上には“新鮮(fresh)マーク”が付く。
08年に全米公開された作品の中で最高の評価を受けたのは、ディズニー/ピクサーのアニメ「ウォーリー」のトマトメーター96%。次いで「ダークナイト」94%、「アイアンマン」93%の順だった。
同賞はジャンル毎のトップ10も発表しているが、アカデミー作品賞の有力作が並ぶドラマ部門のトップ3は、1位「ザ・レスラー」98%、2位「スラムドッグ$ミリオネア」94%、3位「ミルク」93%だった。
逆に、最低の評価を受けたのは、日本映画「着信アリ」のリメイク作「ワン・ミス・コール」の0%だった。
昨年のゴールデン・トマト賞はやはりディズニー/ピクサー作品「レミーのおいしいレストラン」で、過去10年間でピクサー作品がトップ1に輝いたのは5度目のことだ。
第10回ゴールデン・トマト賞のトップ3は以下の通り。
▽英国映画 1.「マン・オン・ワイヤー」 2.「スラムドッグ$ミリオネア」 3.「ハッピー・ゴー・ラッキー」
▽アクション/アドベンチャー 1.「ダークナイト」 2.「アイアンマン」 3.「その男ヴァン・ダム」
▽アニメーション 1.「ウォーリー」 2.「カンフー・パンダ」 3.「ボルト」
▽コメディ 1.「ハッピー・ゴー・ラッキー」 2.「寝取られ男のラブ♂バカンス」 3.「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
▽ドキュメンタリー 1.「マン・オン・ワイヤー」 2.「Taxi to the Dark Side」 3.「Bigger, Stronger, Faster」
▽ドラマ 1.「ザ・レスラー」 2.「スラムドッグ$ミリオネア」 3.「ミルク」
▽外国語映画 1.「迷子の警察音楽隊」 2.「4カ月、3週間と2日」 3.「レット・ザ・ライト・オン・イン」
▽ホラー 1.「Teeth」 2.「クローバーフィールド/HAKAISHA」 3.「Baghead」
▽ミュージカル 1.「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」 2.「キャデラック・レコード」 3.「ハムレット2」
▽ロマンス 1.「ゴースト・タウン」 2.「それでも恋するバルセロナ」 3.「イン・サーチ・オブ・ア・ミッドナイト・キス」
▽SF/ファンタジー 1.「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」 2.「スパイダーウィックの謎」 3.「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」
▽スリラー 1.「トランスシベリアン」 2.「パラノイドパーク」 3.「スタック」
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー