ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

劇場公開日:2009年1月9日

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

解説・あらすじ

「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、同名コミックを映画化したシリーズ第2弾。地獄生まれだが心優しいヘルボーイ(通称:レッド)は、相棒のエイブ(通称:ブルー)や恋人のリズらと超常現象捜査局“BPRD”の凄腕エージェントとして、秘密裏に怪事件の捜査と魔物退治にあたっていた。一方、闇の世界のヌアダ王子は地上の人間を抹消するため、不滅の鋼鉄集団“ゴールデン・アーミー”を復活させようとしていた……。

2008年製作/119分/アメリカ
原題または英題:Hellboy II: The Golden Army
配給:東宝東和
劇場公開日:2009年1月9日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第81回 アカデミー賞(2009年)

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映画レビュー

4.0【今作は、見た目は異形だが人間に迫害された事に復讐する、心優しく哀しきクリーチャーたちの物語であり、多くのクリーチャーの姿が魅力なるギレルモ・デル・トロ監督ワールド炸裂作品でもある。】

2025年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■超常現象捜査防衛局のエージェントとして、秘密裏に怪事件の捜査と魔物退治に当たるヘルボーイ達(ロン・パールマン)の前に、闇の世界のバロル王の息子のヌアダ王子が現れる。
 且つては人間と共存していたバロル王の国は人間達により闇の世界に追いやられ、王子は人類を抹殺するため、伝説の最強軍団“ゴールデン・アーミー”を復活させようとしていた。だが、その王子の姿を心痛め見ている双子のヌアラ王女が居たのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作では、途中からは人間はほぼ出演しない。だがその代わりに皆大好き、ギレルモ監督考案の様々なクリーチャーが登場するのである。

■途中からの雰囲気としては、ギレルモ監督の後年の秀作「シェイプ・オブ・ウォーター」を想起させる。
 ヌアラ王女に恋する半魚人のエイブの造形がそう思わせるのかもしれない。
 というか、この作品が「シェイプ・オブ・ウォーター」の原型ではないか、と思ってしまった哀愁溢れる作品である。

<ヌアダ王子は自らの夢を果たすために、ヘルボーイと戦うが僅かの差で敗れそうになった時に、胸を抑えるのである。それは、双子のヌアラ王女がそれ以上の戦いを止めるために、自らの胸を刃で付いたから・・。
 そして、二人は亡くなり、ヘルボーイ達は世界に戻り、超常現象捜査防衛局の長官マニングに防衛局を辞める意思を伝えるのである。
 そして、ナント、リズ(セルマ・ブレア)はヘルボーイの子を宿すのである。

 今作は、見た目は異形だが、心優しく、哀しきクリーチャーたちの物語であり、多くのクリーチャーの姿が魅力なるギレルモ・デル・トロ監督ワールド炸裂作品なのである。>

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NOBU

4.0この半魚人に見覚えがあった。 「シェイプ・オブ・ウォーター」のあの半漁人だ。 演じている役者(ダグ・ジョーンズ)も同じだ。 監督も同じギレルモ・デル・トロだった。

2025年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

動画配信で映画「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」を見た。

2008年製作/119分/アメリカ
原題または英題:Hellboy II: The Golden Army
配給:東宝東和
劇場公開日:2009年1月9日

ロン・パールマン(ヘルボーイ)
セルマ・ブレア(リズ・シャーマン)
ダグ・ジョーンズ(エイブ・サピエン)
ルーク・ゴス(ヌアダ王子)
アンナ・ウォルトン(ヌアラ王女)
ジョン・アレクサンダー(ヨハン・クラウス)

2004年の『ヘルボーイ』の続編らしいが、
そっちは見ていない。

米国の超常現象捜査防衛局にいるのはヘルボーイと名乗る悪魔、
身体から火を放つリズ、半魚人のエイブ。

「ん?」

この半魚人に見覚えがあった。
「シェイプ・オブ・ウォーター」のあの半漁人だ。

演じている役者(ダグ・ジョーンズ)も同じだ。

監督も同じギレルモ・デル・トロだった。

あっちの半魚人は言葉を話さないが、
こっちの半魚人は英語を話す。

エルフ(妖精)の王子、ヌアダ王子は眠りから覚めて人間界に攻撃を仕掛けようとしていた。

王子の妹、ヌアラ王女は心優しい女性で兄を諫めようとしている。

ヘルボーイたちとヌアダ王子たちの戦いがはじまる。

リズとヌアラ王女の造形が美しい。

クリーチャーたちがとてもよくできている。
アクションのシーンもよかった。

大したストーリーではないが、
エイブのヌアラ王女に対する愛情、
ヘルボーイとリズとの愛情がちゃんと描かれている。

第1作目を見る機会があれば見たいと思う。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5ヘルボーイの戦うシーンが観れて嬉しかった!!

2024年12月26日
iPhoneアプリから投稿

ギレルモ・デル・トロならではのキャラたちがいっぱい出てきてくれて
なんか観たことあるキャラもいてここで出てくるのか〜って楽しめた!!

エイブ魚人なのにスタイルよすぎ

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ジュディス

3.5地獄のヒーローのわりに明るいキャラ

2023年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

同名コミックを映画化した第2弾。ロン・パールマンが、地獄生まれで筋肉ムキムキの真っ赤なヘルボーイを演じるアクション・ファンタジー。と言っても、ヘルボーイが普通のアクション・ヒーローと違うのは、ちょっとおバカで、短気、皮肉屋というキャラ設定で、会話の中に、コメディータッチの笑いも含まれているところ。

また、本作の面白さは、様々なフォルムのクリーチャーが、次から次へと現れること。今回も、エルフやドアーフ、トロール等、これまでも聞いたことのある様なユニークなクリーチャーが登場する。ヘルボーイの仲間としては、ヘルボーイの恋人で、念動発火力を備えるリズ、知的な半魚人・エイブラハム、ドイツ人の霊気・クラウトの3人。

そして、本作のラビンは、地上の支配者となった人間を抹殺しようと企む闇の世界の王子・ヌアダ。そのヌアダが、人類抹殺の為に伝説の闇の軍団・ゴールデン・アーミーを復活させようとするのを、ヘルボーイ達が阻止するお話。

一方、ヌアダの双子の妹は、王子のこの暴挙に賛同できずに、ゴールデン・アーミーを復活させるキーとなる3つに分かれた王冠の1つを持ち出し、ヘルボーイ達に助けを求める。しかし、妹とは一心同体の兄は、直ぐに居場所を知ることができ、ヘルボーイ達に戦いを挑んでくる。

荘厳な地下帝国や不気味なクリーチャー、敵との激闘シーンの映像は、さすがハリウッド。そして、本作のメガホンを撮ったのが、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督。彼独特なダークな世界観の中に、ファンタジー性を盛り込んだ作品は、彼の真骨頂である作品であると思う。

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bunmei21

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