ナショナル・シアター・ライブ「ストレイト・ライン・クレイジー」

劇場公開日:

ナショナル・シアター・ライブ「ストレイト・ライン・クレイジー」

解説

イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台を映像化し映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。「シンドラーのリスト」などの名優レイフ・ファインズが主演を務め、ニューヨークの創造主と呼ばれた実在の人物ロバート・モーゼスを演じた「ストレイト・ライン・クレイジー」を収録。

ロバート・モーゼスは40年間にわたり、権力者を操ってニューヨークの労働者の生活向上に尽力してきた。しかし彼に対立する抗議団体が登場したことで、民主主義の弱点が表面化していく。

「めぐりあう時間たち」などの脚本家としても知られる劇作家デビッド・ヘアの戯曲を基に、「ミス・シェパードをお手本に」「英国万歳!」のニコラス・ハイトナー監督が演出を手がけた。

2022年製作/171分/G/イギリス
原題または英題:National Theatre Live: Straight Line Crazy
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2022年10月21日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0レベルの高い本場の演劇を楽しめた。

2022年10月24日
iPhoneアプリから投稿

このようなレベルの高い本場の社会派演劇を映画館で違和感なく見られるのは、カメラワークその他がプロの仕事だなと感嘆する。また、こうしたノンフィクションの伝記を戯曲化する英米(今回は舞台は米国で、劇化は英国だが)の演劇界の技量も素晴らしい。ニューヨークの都市計画家モーゼスの功罪を合わせて描く人間臭いドラマを、レイフ・ファインズらが熱演している。特にアル・スミス知事を演じた俳優が上手く、退場するときに現地の劇場で拍手が起こったのもうなづける。演劇を映画館で見たのは初めてだったが、これだけ上質のものをじっくり見られるなら、他の演劇も見たいと思った。

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Boncompagno da Tacaoca

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