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映画「ナショナル・シアター・ライブ「リーマン・トリロジー」」 ナショナル・シアター・ライブ「リーマン・トリロジー」
劇場公開日 2020年2月14日
解説
イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を映像化してスクリーン上映するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。ステファノ・マッシーニの戯曲を「1917 命をかけた伝令」「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」の名匠サム・メンデスによる演出で描く「リーマン・トリロジー」を収録。世界的な投資家リーマン一家がアメリカに移住した1844年から、2008年にリーマン・ショックが起こるまで、3世代にわたるリーマン家の栄光と衰退を描く。主演は「チャーリーとチョコレート工場」のアダム・ゴドリー、「スターリンの葬送狂騒曲」のサイモン・ラッセル・ビール、TVドラマ「ザ・クラウン」のベン・マイルズ。
2019年製作/210分/G/イギリス
原題:National Theatre Live: The Lehman Trilogy
配給:カルチャヴィル
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長いので大丈夫かなと思ったけど、
良かった。
アメリカの歴史と経済と財閥の成り立ち
今に通じる事良くわかり、
俳優3人の演技うまくて、
あっという間に
休憩時間。たのしい!
2020年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
舞台のライブ映像を映画館で観るの初めてだが、想像していた以上の迫力。
良かった。
2020年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
図書館で予習でもしようかと、「リーマン・ブラザーズ」に関する和書を探したが、「サブプライム住宅ローン危機」の話ばかりで見当たらなかった。
だからこの演劇は、自分には「へぇ~そうだったのか」という発見に満ちていた。
この作品には、3人の俳優しか出てこない。
たった一つのガラス張りの回り舞台の上で、3人が代わる代わる、いろんな役を演じて話を進めていく。
彼らはユダヤ人だ。ところどころで、ヘブライ語らしき台詞がカッコ付きで語られる。
話は、長男の“ヘンリー”(いきなりここで、笑わせてくれる)が、移民としてアメリカに上陸するところから始まる。
ほどなく次男も三男もやってきて、3人のそれぞれの個性を生かして、アラバマの土地で何もないところから、次第に事業を拡大させていく。
その間には、大火事や南北戦争の危機があるが、それすらバネにして飛躍する逞しさ。
そして、彼らの子供たちの世代へと受け継がれていく・・・。
まさに、「アメリカンドリーム」を体現しているかのようだ。
「トリロジー」の意味は自分には分からなかったが、3部構成である。
第2部が終わったところで、まだ大恐慌時代なので「おやっ?」と思ったが、案の定、第3部は超速の駆け足で進み、「サブプライム危機」の話も無い。
あくまで中心は、第1部と第2部における3人兄弟であり、“家族経営”だった時代の物語だ。
第3部は付け足しに過ぎないと考えた方が良いと思う。
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