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解説

ジャン=ポール・ベルモンドが主演を務め、国家に裏切られたフランス諜報部員の復讐を描いたリベンジアクション。イギリスの作家パトリック・アレクサンダーの小説「大統領暗殺指令」を原作に、「地下室のメロディー」の脚本家ミシェル・オーディアールとその息子ジャック・オーディアールが脚色、「警部」のジョルジュ・ロートネルが監督を務めた。元フランス軍のエリートで現在は諜報部員として活動するボーモントは、アフリカのマラガウィ共和国の独裁者ナジャラ大佐を暗殺するため現地に潜入する。しかし暗殺決行の直前に政治的状況が変化し、ナジャラは大統領に就任、作戦はボーモントの知らないところで中止となってしまう。計画をリークされ捕らえられたボーモントは、麻薬売買の濡れ衣で長期刑を言い渡され、過酷な強制労働と拷問を受けることに。2年後、脱獄しパリに帰ってきたボーモントは、復讐を果たすべく行動を開始する。エンニオ・モリコーネが音楽を手がけ、サントラも大ヒットを記録した。日本では2020年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する特集「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」(20年10月30日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で劇場初公開。

1981年製作/108分/G/フランス
原題:Le professionnel
配給:エデン

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LE PROFESSIONNEL a film by Georges Lautner (C)1981 STUDIOCANAL

映画レビュー

4.0ベルモンドのリベンジ・スパイアクション

2020年11月21日
iPhoneアプリから投稿

ベルモンドのコミカルな面を抑えた、復讐アクションです。国に裏切られた工作員が、外国の刑務所から脱獄し帰国する序盤はまずまず。彼に戻ってこられては都合の悪い当局の追及を余裕でかわして、奥さんや元カノの家にいそいそと現れるベルモンドの神出鬼没ぶりが面白いところです。その分アクションはやや控えめだけど、お話しは結構テンポよく進み、ベルモンドの味のある渋い風貌が、行き場をなくした工作員の悲哀を感じさせ、いい感じです。エンニオ・モリコーネの美しいメロディも、ファンとして嬉しいところです。

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シネマディクト

5.0フランスのトレッドストーン計画

柴左近さん
2020年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

国のために最強の戦闘マシーンに育てられた男が、国に裏切られた。復讐を果たすために男は二年ぶりにフランスへ舞い戻る…
警察や諜報機関総出でべルモンドに立ち向かうが、常に一歩二歩先を行くべルモンド。たった一人で国家を翻弄する様は観ていて清々しい。

とにかく「ジェイソン・ボーン」シリーズにそっくりな本作。なぜ日本公開されなかったのだろう。てぐらい面白かった。

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柴左近

5.02年間と凝縮の3日間

talismanさん
2020年11月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

情報収集と動き方が完璧で常に先手のプロフェッショナル。でも最後の最後は「背を向けて3メートル歩いてはいけない」を敢えてした。ミッションは遂行した、後は「国」が決めろ。時間通りに発ったヘリコプター上空からの映像、人々がジョスの周りに集まってくる。かっこいい終わり方だった。

ロザン(ロベール・オッセンもかっこいい!)が乗る車とのカーチェイス(階段昇降)、ロザンとの緊張感溢れるピストル対決、かっこよすぎてお花配達のおじさんと一緒に自分も倒れそうだった。

ベルモンドのカーアクションは運転している人間の表情やテクニックがよくわかるのでとても興奮するし面白い。手に汗握り盛り上がる。ハンドル握ると水を得た魚のように生き生きするベルモンド。

この映画で当時のパリのアパルトマンの内装がうかがえる。フランスのアクション映画にはユーモアとフンワリ感と大人の味わいがあることもベルモンドの映画でよくわかる。2年間の空白があっても恋人への花束は忘れない。女性の「疲れ」から男の存在をすぐに悟るロザン。

モリコーネの曲は別の映画のために書かれたものとあるがベルモンドが気に入っただけあって裏切られたジョスの悲しみと怒りが伝わる美しい旋律が心に沁みて悲しさが増す。

3回目の鑑賞ができて嬉しい。(2021.8.4.)

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talisman
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