スターチャンネル「今観るべき傑作韓国映画17選」 : 特集

2021年7月5日更新

勢い止まらぬ韓国映画、いまハマらずしていつハマる?
スターチャンネルが選ぶ“間違いない17本”はこれだ!!

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2020年、映画界に大きな変革が訪れた。韓国の名匠ポン・ジュノ監督による「パラサイト 半地下の家族」が、米アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞を受賞したのだ(アジア映画のアカデミー作品賞受賞は、史上初の快挙)。

ハリウッド映画とも、あるいは日本映画とも一味違う熱量や突き抜けた面白さがある韓国映画。「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「哭声 コクソン」といった斬新なヒット作も含め、いまや韓国映画の影響力は計り知れない。

……映画ファンなら、カバーしないのはもったいない! そんないま、最高の企画がスターチャンネルにおいてスタート。その名も「今観るべき韓国映画」! なんと17本もの傑作韓国映画をセレクトし、一挙放送する。

この力作たちをすべて見終えたときには、韓国映画の魅力にどっぷりと浸かり、以後、韓国映画を追いかけるようになるかも。この企画は、あなたの今後の人生を変えるかもしれない“極上の体験”が味わえるのだ。

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映画界の最旬トレンド? 空前の韓国映画・黄金時代!
世界に人気が拡大、ハリウッド映画好きも要注目!

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パラサイト 半地下の家族」や「新感染 ファイナル・エクスプレス」「哭声 コクソン」「お嬢さん」等々……。韓国映画は斬新性(オリジナリティ)、数字(ヒット)、評価(クオリティ)の三拍子そろった作品を次々に生み出し、いよいよ国際的な“主流”に成長してきた。

韓国産の映画以外にも、ドラマ「梨泰院クラス」「愛の不時着」が日本でも社会現象化。第93回アカデミー賞においては、渡米した韓国人家族を描いたA24作品「ミナリ」が助演女優賞(ユン・ヨジョン)を受賞するなど、その躍進ぶりは目覚ましい。

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パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞やカンヌ映画祭を席巻! ミナリ」でユン・ヨジョンがアカデミー賞助演女優賞を受賞! 「梨泰院クラス」「愛の不時着」が日本でも社会現象化! 「新感染」「お嬢さん」ほかエッジーなヒット作が続々!
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メッセージ性の強さも韓国映画の大きな特長だ。社会的問題に果敢に切り込んだ骨太な作品から、若者が主人公のエンタメ映画に至るまで、幅広いジャンルが揃っているにもかかわらず、しっかりと「伝えたいこと」が明確化されているため、クオリティも、見る側の熱狂度も加速度的に上がっていく。

ポン・ジュノ監督のような名匠の新作や新人監督の長編デビュー作など、キャリアに関わらず人々の心に火をつける作品がひしめいており、どこからでも面白い作品が生まれてくる。つまり韓国映画は、いまがまさに黄金期!

■放送日時

【STAR1 字幕版】7月10日(土)8:15~&7月17日(土)7:00~ 一挙放送
7月12日(月)~7月15日(木)& 7月19日(月)~7月23日(祝・金)14:00頃~ 連日放送(全17作品)

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沼にハマるならこの“怒涛の韓国映画特集”はうってつけ
人気映画ライターが紹介、まずこの新作3本を試して‼

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これまで日本映画やハリウッド映画しか見てこなかった方々にも、これを機に韓国映画に触れて、その奥深さを知っていただきたい。そこには必ずや、豊かな映画体験があるはずだから――。

と同時に、もう「知らない」「見ていない」とは言えないタイミングまで来ているのも、また事実。だからこそいま、スターチャンネルがセレクトした「今観るべき韓国映画17本」を体感しよう! これらを皮切りに、さまざまな韓国映画に触れて、“通”への一歩を踏み出してほしい。

ではこの17本、どれから見るのがベストなのだろう? 今回は、国内外の映画やドラマ、アニメ等を幅広くカバーしている人気若手映画ライターのSYOをナビゲーターに、「現在の韓国映画の勢いを感じさせる“今旬”な傑作」を3本紹介する。

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【まずはコレから! その①】暴走刑事×最恐ヤクザVS殺人鬼の死闘!「悪人伝
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何者かにナイフで刺され、重傷を負ったヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)。一命をとりとめた彼は、事件の捜査を行う荒くれ者の刑事チョン(キム・ムヨル)と手を組み、犯人捜しに乗り出す。やがて、チャンを襲った犯人が世間を騒がせる連続殺人犯だということが判明し……。刑事とヤクザ、ふたりの“悪人”の共闘が始まった!


<ここに注目>マーベル映画が控える人気俳優マ・ドンソク主演!面白すぎてスタローン制作のリメイクも進行中!!

SYO:全編にわたってノワール調のハードなテイストでまとめつつも、テンポの良い追跡劇が展開する「重厚感」と「見やすさ」のハイブリット作。娯楽作として抜群に面白いばかりか、ヤクザ×刑事の異種バディものの側面もあってすごすぎる!

見どころはなんと言っても、日本でも高い人気を誇るマ・ドンソク。「新感染 ファイナル・エクスプレス」などで知られ、マーベル新作「エターナルズ」への出演も発表された彼が、剛腕のヤクザを渋みたっぷりに熱演しています。

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印象的なシーンは、キム・ムヨル扮する刑事(彼の目が血走った力演も最高!)に殴り掛かってくるひと幕。マ・ドンソクはそれを軽くあしらい、普通に電話をかけ続けるんです……「強すぎだろ!」なシーンなど、彼のヘビー級の存在感がクセになります。「悪人伝」はシルベスター・スタローンによるハリウッド・リメイク版が進行中ですが、主演はマ・ドンソクが続投するそう。海を越える彼の魅力に、絶対にやられてしまうはずです。


【まずはコレから! その②】胸えぐられる、若き兵士たちの悲劇「長沙里9.15」
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舞台は、朝鮮戦争が苛烈する1950年。韓国軍が起死回生の一手としてぶち上げたのは、敵軍の裏をかいた大規模な奇襲上陸作戦。絶対に失敗できない作戦を成功に導くため、韓国軍が編み出した“秘策”は、戦闘経験がほとんどない学生兵士たちを使った陽動作戦だった……。「捨て駒」のように扱われた、平均年齢17歳の青年兵士700人の運命は、いかに。

<ここに注目>平均年齢17歳…壮絶&悲痛すぎる「戦争のリアル」

SYO:痛ましい事件を題材にしているため、覚悟を要する映画ではあります。が、見ごたえは120%。覚悟が報われる、重厚な映画体験が味わえるんです。

戦争に翻弄されてしまった若者たちが散っていくさまを、真摯に描き切った“エモーショナルなドラマ”。時代の犠牲者に扮した、若手俳優たちの“魂の演技”(「トランスフォーマー」のミーガン・フォックスも出演しています)。臨場感にあふれた“迫力の戦争描写”。そして、心に突き刺さる“痛切なメッセージ性”……。

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国家が招いた悲劇を映画にして遺し、後世に伝えるという歴史的な意義を含め、韓国映画の底力を強く感じさせる一本です。名作「友へ チング」の名匠クァク・キョンテク監督が創り上げた世界観は、どこを切っても“本気”の連続。それでいて、幅広い観客に届ける超大作としてもきっちり成立させているのがすごい!


【まずはコレから! その③】実在の事件が元ネタ!社会派サスペンス「幼い依頼人」
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弁護士を目指しながら、児童福祉館の臨時職員として働くジョンヨプ(イ・ドンフィ)。彼はある日、継母から虐待を受けているダビン(チェ・ミョンビン)とその弟に出会う。その後、法律事務所に就職したジョンヨプは、ダビンの鼓膜が破れたと知り、継母から彼女を引き離そうとするが、かえって誘拐犯扱いされてしまうのだった……。

<ここに注目>児童虐待問題を取り巻く社会問題を、センセーショナルに描写

SYO:ここまで攻めて描くのか――。初めて見たとき、その内容と作り手のほとばしる覚悟に、衝撃を受けた実録サスペンスです。

本作は、2013年に起こった児童虐待死亡事件をベースにしており、「多発する児童虐待の現実(目をそむけたくなるような事件が、実際に起こっていること)」にまず打ちのめされました。そして、「10歳の少女が、弟を殺した罪を着せられる」という展開に胸を締め付けられ、彼女を救おうと奔走するジュンヨプを見ているうちに涙が……。

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出演陣の神がかり的な演技に、壮絶な事件のてん末。見終えた後も頭から離れない力作です。問題提起をはらんだ作品を積極的に世に出し、この世界を良くしようと訴える。そうした信念が、韓国映画の大きな強みだと改めて感じました。


【まだまだあるぞ!】怒涛の傑作ラッシュ! すべて見終えたとき、あなたは韓国映画の“真の凄み”を知る

ほかにもまだまだ、見る者の人生観を変える力作・傑作が14作品も! ポン・ジュノ監督の出世作「グエムル 漢江の怪物」や、ナ・ホンジン監督の傑作「チェイサー」「哀しき獣」「哭声 コクソン」、韓国映画のヒット街道を創り出した「新感染 ファイナル・エクスプレス」、オールスターキャストが揃った「インサイダーズ 内部者たち」……。

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さらに、驚異のアクションで世界の度肝を抜いた「悪女 AKUJO」、口コミから評判が広まり火がついた「The Witch 魔女」「エクストリーム・ジョブ」といった作品に加え、チャン・ドンゴン主演の「V.I.P. 修羅の獣たち」、ハン・ソッキュ主演の「監獄の首領」、EXOのD.o.主演の「スウィング・キッズ」、実話をベースにした「暗数殺人」「奴隷の島、消えた人々」など、どれをとっても“突き抜けた面白さ”を持つ話題作ばかり。

スターチャンネルに加入すれば、これらの作品が一気に楽しめる。見れば見るほど“人生の1本”が増え、同時に韓国映画の凄さを思い知らされる最強ラインナップ。全てを制覇したとき、あなたは今とは全く違った地平に立っているに違いない。

■放送日時

【STAR1 字幕版】7月10日(土)8:15~&7月17日(土)7:00~ 一挙放送
7月12日(月)~7月15日(木)& 7月19日(月)~7月23日(祝・金)14:00頃~ 連日放送(全17作品)

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