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「男はつらいよ」寅さん名言集40選【夏休みに一気見をオススメ】

2025年7月20日 11:00

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「男はつらいよ」
「男はつらいよ」
(C)1969 松竹株式会社

「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」として、ギネス世界記録に認定されている日本映画があることを、ご存じでしょうか。答えは、山田洋次監督と主人公の車寅次郎に扮した渥美清さんがタッグを組んだ「男はつらいよ」シリーズです。

未だに多くの人々に愛され続ける、記憶にも記録にも残るシリーズ。ただ、50作にも及ぶ国民的ご長寿シリーズだけに、なんとなく観るのを避けてきたという方がいるのも理解できます。この世代を問わずに楽しむことができる作品群を、暑い夏に一気見してみませんか? シリーズ第1作から観てみると、今はもう実際に見ることがかなわない日本の名所や原風景をとらえていることも確認することができます。

「男はつらいよ 柴又慕情」
「男はつらいよ 柴又慕情」
(C)1972 松竹株式会社

本編では、現代に置き換えると多少乱暴な言葉遣いと捉えられるかもしれませんが、渥美さんが息吹を注いだ寅さんの人情味あふれる姿が浮き彫りになってきます。そして、意外にも愛について語ることが多いことに気づかされます。その中から今回は、寅さんの人柄が伝わる名言集40選をお届けします。


【「男はつらいよ」とは?】
1968~69年にフジテレビで放送された連続ドラマの結末(寅次郎がハブにかまれて死去するエンディング)に抗議が殺到したことから、テレビ版の脚本を手がけた山田監督のメガホンで映画化されました。以降、69年から95年まで計48作が作られ、特別編2本を加えると、シリーズ合計50作品という大人気シリーズです。
「男はつらいよ 純情篇」
「男はつらいよ 純情篇」
(C)1971 松竹株式会社

渥美清さんが演じた車寅次郎とは?】
東京、葛飾柴又の門前にある老舗の草団子屋「くるまや」五代目主人・車平造と、柴又芸者・菊(ミヤコ蝶々)の間に生まれます。16歳のとき、父との大喧嘩をきっかけに葛飾商業を中退し、放浪の旅暮らしのなかでテキヤとなります。第1作「男はつらいよ」は、寅次郎が約20年ぶりに葛飾柴又へ帰り、異母妹のさくらと感動の再会を果たすところから始まります。
「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」
「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」
(C)1973 松竹株式会社

【寅さん名言集40選】
(1)「ざまあみろ! 人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ!」(第1作「男はつらいよ」)
(2)「ヤケのヤンパチ、日焼けのなすび、色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯がたたないよときやがった」「第1作「男はつらいよ」ほか多数)
(3)「おいこら、青年。おまえ、大学出てなきゃ嫁はもらえんってのか? ああ、そうかい。てめえはそういう主義か」(第1作「男はつらいよ」)
(4)「おっ、てめえ、さしづめインテリだな?」(第2作「続・男はつらいよ」)
(5)「惜しまれて、引き止められるうちが花ってことよ」(第2作「続・男はつらいよ」)
(6)「人間はなあ、額に汗して油にまみれて働かにゃいけないんだよ」(第5作「男はつらいよ 望郷篇」)
(7)「そうよ、仕事ってのはね、何にしても楽なものってのはないんだよ、うん」(第5作「男はつらいよ 望郷篇」)
(8)「わびしい独り旅の夜汽車の中のうたた寝に、ふと夢に見るのは故郷のこと。お笑いくださいまし」(第6作「男はつらいよ 純情篇」)
(9)「巡り合いが人生ならば、素晴らしき愛情に巡り合うのもこれ人生であります」(第7作「男はつらいよ 奮闘篇」)
(10)「ほら見な、あんな雲になりてえんだよ」(第9作「男はつらいよ 柴又慕情」)
「男はつらいよ 寅次郎子守歌」
「男はつらいよ 寅次郎子守歌」
(C)1974 松竹株式会社
(11)「いいかい、恋なんて、そんな生やさしいもんじゃないぞ。飯を食うときも、うんこをするときも、もうその人の事で頭がいっぱいよ」(第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」)
(12)「お天道様は見ているぜ」(第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」)
(13)「あーあ、やっぱり家が一番いいや」(第12作「男はつらいよ 私の寅さん」)
(14)「長旅をしてきた人は、優しく迎えてやらなきゃなあ」(第12作「男はつらいよ 私の寅さん」)
(15)「やっぱり真面目にね、こつこつこつこつやっていきゃあ、いつか芽が出るんだから」(第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」)
(16)「だっておまえ、金のないやつがみんな不幸せだって言うなら、この寅なんぞ生まれてから今日までずーっと不幸せの連続なんじゃないか」(第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」)
(17)「人間、金があるからったって、決して幸せとは言えないよ」(第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」)
(18)「だから思い切ってなんでも言ったらいいさ。惚れてますとか、好きですとか」(第14作「男はつらいよ 寅次郎子守歌」)
(19)「俺には難しいことはよくわかんねえけどね。あんた、幸せになってくれりゃいいと思ってるよ」(第16作「男はつらいよ 葛飾立志篇」)
(20)「みんな、こういう風に若かりし頃の夢とは程遠い現実生活を営んでいるわけだ」(第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」)
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」
(21)「人生についてよく考えろって。ぼけっとしているあいだに、あっという間にガイコツになっちゃうんだから、人間は」(第22作「男はつらいよ 噂の寅次郎」)
(22)「たとえ地球の表と裏に体は離れ離れになったとしても、気持ちというのは通じるもんですよ」(第24作「男はつらいよ 寅次郎春の夢」)
(23)「お互いに過去は触れないほうがいいんじゃねえか? 色々あるんだから、な」(第25作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」)
(24)「泣きな。いくらでも、気の済むまで泣いたらいいんだよ」(第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」)
(25)「男ってもんはな、引き際が肝心よ」(第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」)
(26)「おまえもいずれ、恋をするんだなあ。ああ、可哀想に」(第29作「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」)
(27)「安心しな。他の人になくてね、おじさんに有り余るもの。それは暇だよ」(第31作「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」)
(28)「風の吹くまま、気の向くまま、好きなところへ旅してんのよ。まあ、銭にならねえのは玉にきずだけどな」(第31作「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」)
(29)「どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの? そういうもんだよ」(第33作「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」)
(30)「その優しい気持ちが、かえって傷を深くするんだ。旅に出て冷たい風にあたってくらあ」(第36作「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」)
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
(C)1975松竹株式会社
(31)「おい、おまえがいないと会社、つぶれちゃうのか?」(第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」)
(32)「腹なんかすかない。美しい恋をしていれば、1カ月くらい飯なんか食わなくたって平気だ」(第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」)
(33)「青年、行け!」(第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」)
(34)「満男、困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ」(第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」)
(35)「寂しさなんてのはなぁ、歩いているうちに風が吹き飛ばしてくれらあ」(第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」)
(36)「いいか、恋というものはな、長続きさせるには程々に愛するということを覚えなきゃいけない」(第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」)
(37)「思ってるだけで何もしないんじゃ、愛してないのと同じなんだよ。愛してるんだったら、態度で示せよ」(第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」)
(38)「旅というものはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ」(第46作「男はつらいよ 寅次郎の縁談」)
(39)「燃えるような恋をしろ。大声出して、のたうち回るような、恥ずかしくて死んじゃいたいような恋をするんだよ」(第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」)
(40)「失恋はな、名誉の負傷じゃないんだから。偉そうに見せびらかすんじゃないんだよ」(第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」)
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
(C)2019 松竹株式会社

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