2022年最も注目された映画とは? 映画.com年間アクセスランキング2022
2022年12月31日 10:00

2022年も年の瀬。今年は1488本の映画が劇場公開・配信され、さまざまな作品が私たちの生活を彩ってきました。では、数ある作品のなかでも、映画ファンが注目していたのは、どんな作品だったのでしょうか? 映画情報サイト「映画.com」において、2022年に最もアクセスが多かった映画ランキングを発表します。
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会「君の名は。」「天気の子」に続く、新海誠監督が手掛ける長編アニメーション作品。今回は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を締める旅に出る少女が主人公です。主人公のすずめを原菜乃華が、扉を探しているという旅の青年・草太を声優初挑戦の「SixTONES」の松村北斗が演じました。
12月25日に動員745万人、興行収入100億円を突破し、2022年公開映画の中でも3位の記録となっています。入場者限定特典として「小説すずめの戸締まり~環さんのものがたり~」も配布中で、まだ記録を伸ばしていきそうです。
(C)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社2021年12月24日に公開された、「週刊少年ジャンプ」連載の大ヒットコミックを原作とする人気テレビアニメ「呪術廻戦」の劇場版が第9位。
公開から15週連続で週末観客動員数ランキングのトップ10入りし、興行収入138億円を記録し、2021年公開映画でNo.1の大ヒットとなりました。また、公開から1年経過した2022年12月24日には、Amazon Prime Videoにて見放題配信がスタートしました。
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督が、櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を、阿部サダヲと岡田健史主演で映画化したサイコサスペンスが8位にランクイン。
TikTokでのプロモーションが話題を呼び、白石監督作品としては初の興行収入10億円突破を達成しました。「非常に楽しかったですよ。」と撮影を振り返る、主演の阿部サダヲさんへのインタビューも是非チェックしてみてください。
(C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集めるメガヒット作「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。今作では、「ジュラシック・ワールド」シリーズのキャストはもちろん、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となったサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバックして話題になりました。
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。シリーズ累計興収も100億を超え、2022年公開の邦画実写作品で1位を獲得しました。
2023年の夏には「キングダム3(仮題)」の公開が決定しており、山崎賢人や吉沢亮、大沢たかおら豪華なキャスト陣の中に、さらなる豪華キャストが加わるのか期待が高まります。
(C)2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化した本作が第5位。、今作では俳優がiPhoneで撮影をしながら演じるというスタイルも積極的に採用されていました。
2023年3月には庵野秀明が自らメガホンをとり、池松壮亮・浜辺美波が共演する「シン・仮面ライダー」の公開も控えており、伝説のキャラクターの新たな一面がまた見られることでしょう。
(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会青山剛昌原作の大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版25作目にして、最大興行収入を獲得した本作が4位にランクイン。公開自体は4月15日でしたが、タイトルに合わせてハロウィン時期に再度劇場公開もされました。
来年公開予定の26作目「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の特報も先日解禁。シリーズとして初めて興行収入100億の大台突破が期待されています。
(C)2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会第94回アカデミー賞では日本映画史上初となる作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げたほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネート。日本映画としては「おくりびと」以来13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞しました。その他にも主演の西島秀俊がアジア人男性初の全米批評家協会賞主演男優賞を受賞するなど、2022年の賞レースで話題を集めました。
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会「ONE PIECE」長編劇場版通算15作目で、原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める“FILMシリーズ”としては、2016年公開の「ONE PIECE FILM GOLD」以来4作目。12月25日時点で興行収入187億を突破し、2022年公開映画としてNo.1の大ヒット。さらに、歴代興行収入でも現在8位となりました。
映画の大ヒットとともに、作中キャラクター・ウタが歌う主題歌も大ヒットし、2022年の年間Billboard JAPANダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”では、サウンドトラック「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」が首位を獲得。2022年のNHK紅白歌合戦では番組史上初のアニメキャラクターとして出場が決定しています。
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(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編が堂々の第1位。ページビュー数では、2位を大きく突き放しての首位となりました。
全世界で大ヒット、2022年の全世界興行収入でも1位を記録しました(12月27日時点)。日本でも公開から31週たった今でも映画館での上映が行われるロングラン大ヒットとなっています。

今年もたくさんの方々に映画.comを訪れていただきました。ありがとうございました。
2023年も映画.comをよろしくお願いいたします。
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