【23年1月放送開始・冬の地上波ドラマ】映画.comが注目する10本/出演者・あらすじ・放送開始日など
2022年12月29日 11:00
年の瀬も迫り、今年も残りわずか。10月に始まった秋ドラマも続々と最終回を迎え、年明け1月に放送スタートする冬ドラマが気になり始めた人も多いはず。そこで、本記事では映画.com編集部のドラマ好きが注目する民放ドラマ10本をピックアップ! 1月スタートの冬ドラマは、切ないラブストーリーからスリリングな展開を予感させるサスペンスものまでいずれも期待値の高い作品ばかり。新年を迎える前に、気になる作品の情報をぜひチェックしてくださいね!
・「今夜すきやきだよ」(蓮佛美沙子、トリンドル玲奈)
・「Get Ready!」(妻夫木聡、藤原竜也)
・「ブラッシュアップライフ」(安藤サクラ)
・「女神(テミス)の教室 リーガル青春白書」(北川景子、山田裕貴)
・「リバーサルオーケストラ」(門脇麦、田中圭)
・「100万回 言えばよかった」(井上真央、佐藤健、松山ケンイチ)
・「罠の戦争」(草なぎ剛、井川遥、杉野遥亮)
・「星降る夜に」(吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカ)
・「夕暮れに、手をつなぐ」(広瀬すず、永瀬廉(「King&Prince」))
2023年1月5日(木)午後9時(※初回拡大スペシャル)
人気ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を、西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌の共演で実写ドラマ化。西島が“見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事”、濱田が“一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事”、上白石が“安定した就職先として警察を選んだ新米刑事”に扮し、トリオを結成。警察組織の中でアウトサイダーである3人が様々な難事件に挑む。
架川英児(西島)は、五十路を過ぎて本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされた、元マル暴のオヤジ刑事。左遷の原因となったトラブルの真実を探るためにも、組織犯罪対策部への返り咲きを強く望んでいた。そんなとき、上層部に手腕をアピールする必要性から、秘密を表沙汰にされたくない蓮見光輔(濱田)と密約を交わし、タッグを組むことに。さらに2人は新米刑事・水木直央(上白石)の面倒を見ることになるが、直央は警視庁副総監・有働弘樹(片岡愛之助)の娘だった。
2023年1月6日(金)深夜0時12分
蓮佛美沙子とトリンドル玲奈の主演で、第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した谷口菜津子氏によるコミックをドラマ化。正反対の女性2人が日常生活に当たり前のようにあるジェンダーロールや、婚姻制度、セクシュアリティにまつわる生きづらさに立ち向かう姿を、おいしいおうちご飯を通して紡ぐ。
内装デザイナーとして働く太田あいこ(蓮佛)は、仕事はデキるが家事全般が苦手。結婚願望が強く恋人と婚約中だが、すれ違いの日々を送っていた。そんな中、高校時代の旧友の結婚式で元同級生の浅野ともこ(トリンドル)と再会する。他人に恋愛感情を抱かない“アロマンティック”のともこは、家事、特に料理が得意だが、絵本作家としての仕事がスランプ気味で、あいこと同じく悶々とした日々を送っていた。そんな2人はある出来事をきっかけに、同居生活を始めることになる。
2023年1月8日(日)午後9時(※初回25分拡大)
出演:妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、一ノ瀬颯、三石琴乃、橋本マナミ、當真あみ、結城モエ、中山麻聖、田野倉雄太、長見玲亜、矢島健一、片山友希、菅原卓磨、吉田涼哉、川本光貴、伊武雅刀、鹿賀丈史
妻夫木聡と藤原竜也が共演し、堤幸彦が演出を手掛ける1話完結型の完全オリジナル医療エンタテインメント。妻夫木は、昼間はパティシエだが、裏では超人的なオペ技術でどんな手術も請け負う天才執刀医を演じる。
エースこと波佐間永介(妻夫木)は、表の顔はパティスリー「カーサブランシェ」のパティシエ、裏の顔は法外な報酬と引き換えに違法なオペをする闇医者チームの執刀医。ある日、副総理の羽場(伊武雅刀)が脳神経を断裂し、一命は取り留めたものの、大学病院の院長・剣持(鹿賀丈史)から「二度と歩くことはできない」と告げられる。憤慨する羽場の前に、エースのオペの条件を提示する交渉人のジョーカー(藤原)が現れる。
2023年1月8日(日)午後10時30分
平凡な主人公が人生をゼロからもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。バカリズムが脚本を担当し、安藤サクラが主演を務める。
33歳の独身女性・近藤麻美(安藤)は、地元の市役所に勤務するごく普通の女性。実家で両親と妹と4人で暮らしている。しかし、彼女の人生はある日突然幕を閉じ、気がつくとそこは産婦人科のベッドの上。目の前には若き日の父と母の姿があり、麻美の2周目の人生が始まる。
2023年1月9日(月)午後9時(※初回30分拡大)
演出:澤田鎌作(「元彼の遺言状」「監察医 朝顔」)
未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台にした青春群像劇。北川景子が、裁判官であり実務家教員としてロースクールへ派遣されてきた主人公・柊木雫を演じる。
青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた柊木(北川)は、教員の藍井仁(山田裕貴)と5人のロースクール生たちに出会う。しかしそこで、目先の司法試験合格のみを目指すロースクール生の姿を目の当たりにする。教師側は学生に司法試験のノウハウを教えることにしか興味がなく、学生側も単位が取りやすい授業を履修しながら、試験対策になる知識しか求めていなかった。しかし、柊木による法の教科書には全く載っていない“人”を知るための授業を通じて、学生たちはさまざまな気付きを得る。
2023年1月11日(水)午後10時
ポンコツ交響楽団を一流オーケストラに大改造するさまを描く音楽エンタテインメント。音楽科を卒業した脚本家・清水友佳子のオリジナルストーリーで、クラシックの世界をリアルかつ爽やかに紡ぐ。門脇麦が元天才バイオリニストの市役所職員を演じ、彼女を振り回す変人マエストロ役で田中圭が共演する。
国際コンクールを総なめにし、名門オーケストラと共演を果たすなど、“天才バイオリン少女”として名を馳せた谷岡初音(門脇)。彼女は10年前、ある理由で突如表舞台から姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決め、現在は地味な市役所職員として働いているが、強引すぎる変人マエストロ常葉朝陽(田中)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団を立て直すことに。しかし、2人の前に数々の障害と強敵が立ちはだかる。
2023年1月13日(金)午後10時(※初回15分拡大)
演出:金子文紀(「俺の家の話」「恋はつづくよどこまでも」)、山室大輔(「俺の家の話」「持続可能な恋ですか? 父と娘の結婚行進曲」)、古林淳太郎
井上真央、佐藤健、松山ケンイチが初共演するファンタジーラブストーリー。脚本家・安達奈緒子の完全オリジナル脚本で、非情な運命とその運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする男女3人の姿を描く。
もともと幼馴染だった相馬悠依(井上)と鳥野直木(佐藤)は、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信。しかし、悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ、突然悠依の前から姿を消してしまう。悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す悠依だったが、実は直木は自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよい続けていた。自分の声が悠依に届かず不安を感じていた直木の前に、唯一、直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山)が現れる。
2023年1月16日(月)午後10時(※初回15分拡大)
草なぎ剛が主演した「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書が、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる復讐劇。草なぎは、主人公の議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)を演じる。
衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)の第一秘書を務める亨(草なぎ)は、20年間、命がけで犬飼に尽くしてきた。そんなある日、亨の息子・泰生(白鳥晴都)が瀕死の重傷を負う。何者かに歩道橋から突き落とされたというが、“先生”はその事件のもみ消しを指示。亨は秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛ける。
2023年1月17日(火)午後9時
出演:吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカ、千葉雄大、光石研、水野美紀、猫背椿、長井短、中村里帆、吉柳咲良、駒木根葵汰、若林拓也、宮澤美保、ドロンズ石本、五十嵐由美子、寺澤英弥
演出:深川栄洋(「にじいろカルテ」、映画「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」)、山本大輔(「Sister」「妖怪シェアハウス」)
のどかな海街の病院で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)は、息抜きのために出かけたソロキャンプで、遺品整理士として働く25歳の柊一星(北村)と運命的な出会いを果たす。生まれつき聴覚を持たない一星は、音のない世界を生き、心のままに人生を謳歌していた。どこまでも自由な一星の価値観に導かれ、鈴が自分でも気づかぬうちに閉ざしていた心の扉が少しずつ開いていく。
2023年1月17日(火)午後10時(※初回15分拡大)
出演:広瀬すず、永瀬廉(「King&Prince」)、田辺桃子、黒羽麻璃央、伊原六花、川上洋平(「Alexandros」)、内田理央、櫻井海音、松本若菜、茅島成美、酒向芳、遠藤憲一、夏木マリ
広瀬すずと永瀬廉(「King&Prince」)が初共演し、恋愛ドラマの名手・北川悦吏子が完全オリジナル脚本を手掛ける青春ラブストーリー。九州の片田舎で育った女性と、都会で育った平凡な男性のもどかしい恋を描く。
九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)は、幼なじみの婚約者を追って上京。そこで、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的な出会いを果たす。もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、なぜか東京の片隅でともに下宿生活を送ることになる。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
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