最愛
劇場公開日 2012年12月15日
解説
HIVがまん延した中国の貧しい村の実話をもとに、1組の男女の許されざる愛をチャン・ツィイー&アーロン・クォック共演で描いたラブストーリー。1990年代の中国。山奥の村で暮らす斉全は金もうけのため村人たちに売血を勧めるが、これが原因で村中にHIVがまん延してしまう。責任を感じた斉全の父は、廃校に感染者たちを隔離して一緒に暮らしはじめる。感染者のひとりである斉全の弟・得意は、同じく感染して夫に捨てられた女性・琴琴と恋に落ちるが……。監督は、デビュー作「孔雀 我が家の風景」(2005)でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)を受賞したクー・チャンウェイ。
2011年製作/100分/香港
原題:最愛
配給:ツイン
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2013年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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チャンツィーが本当に美しい「最愛」2011年の作品です。
とある村で、売血行為により、熱病(エイズ?)が流行ってしまって・・・
熱病患者たちは、学校で共同生活を始めるんですが・・・
ここで、一つの愛が産まれるんです。
男も女も、家族には見捨てられ・・・
互いの寂しさと、惹かれる感情のままに2人は愛し合う。
熱病は発症すると、死に至り、村では次々と熱病患者が死んでいく・・・
互いの浮気が家族にバレて・・・男女は離れ離れになってしまうけど、
男は女に逢いに行き・・・
2人は全てを捨て、夫婦になる。
でも・・・熱病の恐ろしさ・・・時は待ってくれず・・・
男は高熱にうなされ
看病する女
とうげを越えた男は気づいた・・・
看病していた最愛の妻が先に逝ってしまったことを。。。
うーーん(T_T)/~~~ なんともせつない。
でも、チャンツィー演じるチンチンって女は
最後に愛する人と結婚できたから
すごく幸せそうだったけど、
そこからの看病シーンは
痛々しく・・・見ていられない。
とっても、悲しい最後でした。
お金欲しさに村で売血行為が流行っていた・・・っていう設定も怖い。
なかなか、深い作品でした。
愛ある生活はやはり互いの命を重んじるんですよね(^_^;)
この作品で、男女が「もっと長く生きたい」ってこころの叫び・・・
すごく心を打たれます。
良かったら観てくださいね。
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