井上真央×佐藤健×松山ケンイチ! TBSドラマ「100万回言えばよかった」で共演

2022年11月17日 05:00


井上真央のTBS連続ドラマ主演は、「花より男子2(リターンズ)」以来16年ぶり
井上真央のTBS連続ドラマ主演は、「花より男子2(リターンズ)」以来16年ぶり

井上真央佐藤健松山ケンイチが、2023年1月期に放送されるTBSの金曜ドラマ「100万回言えばよかった」に出演することがわかった。井上がTBS連続ドラマで主演を務めるのは、大ヒットドラマ「花より男子2(リターンズ)」以来、16年ぶり。ドラマ「きのう何食べた?」、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の安達奈緒子が完全オリジナル脚本で、切なく温かいファンタジーラブストーリーを紡ぐ。

幼なじみで、大人になってから偶然再会し、改めて互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上)と鳥野直木(佐藤)。しかし、直木は悠依にプロポーズしようと決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれ、突然姿を消す。悠依は直木を懸命に探すが、実は直木は自分が死んだと分からないまま、魂となって現世をさまよい続けていた。自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じる彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事・魚住譲(松山)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼む。一番愛している人に、きちんと「ありがとう、さようなら、愛している」と言えないまま別れることになってしまった直木は、その“思い残し”を果たすことができるのか。

愛する人を突然失い、その死を受け入れられない悠依。幽霊となっても、彼女をそばで見守る直木。そして直木の死の真相を追いながら、彼の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲。そんな3人の姿を通して、「当たり前のことは、決して当たり前ではない」というメッセージを伝えるとともに、「その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか」を改めて訴えかける。

井上演じる悠依は、有名美容室の系列店で店長を任されている女性。中学生という多感な時期に、家庭の事情で里親の元へ預けられ、そこで直木と出会う。その後、直木とは別々の道を歩み音信不通だったが、彼が営む料理店で偶然再会。昔と変わらない彼に、自然と惹かれていく。井上は「生きること、死ぬこと、愛することや人を想うこと……いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。佐藤さん、松山さんとの3人での共演は初めてですが、掛け合いのシーンもおもしろく大切な人を想えるような作品です」と語った。

直木は、悠依と同じく家庭の事情で里親に預けられた過去を持つ。彼女と一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、この先の人生も一緒に歩んでいきたいと思うようになるが、突然事件に巻き込まれ、死んだときの記憶がないまま、魂となって現世をさまよう。警視庁捜査一課への配属を夢見る刑事・譲は、実家が千年続く寺で霊媒体質の家系に生まれたが、その才能を発揮することは一切なかった。しかし、ある事件を追っている最中に、魂となった直木の姿が見えることに気付く。戸惑いを隠せないまま、直木の思いを伝えるため、悠依に接触を図る。

「100万回言えばよかった」は23年1月からTBSで、毎週金曜午後10時から放送される。キャスト、脚本を手がけた安達、磯山晶プロデューサーのコメント(全文)は、以下の通り。


井上真央

生きること、死ぬこと、愛することや人を想うこと……いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。佐藤さん、松山さんとの3人での共演は初めてですが、掛け合いのシーンもおもしろく大切な人を想えるような作品です。オリジナルドラマなので、どのような展開になっていくのか、私自身も楽しみながら演じたいと思います。

悠依にとって、大切な存在である直木が突然目の前から姿を消してしまいますが、直木を一途に思う姿や信じようとする姿はとてもピュアです。

素敵な作品にしますので、ぜひご覧ください。


佐藤健

大切な人に想いを伝えられないもどかしさや切なさ、それでも懸命に想いを伝えようとする登場人物たちに胸を打たれました。

人から見えない、触れない、人に声を届けられないという特殊な役柄ですが、皆様とこの世界観を形にしていくことが今からとても楽しみですし、やりがいのある役を演じさせていただけることを大変光栄に思います。よろしくお願いします。


松山ケンイチ

このドラマは、突然姿を消してしまった人と残された人のそれぞれの想いが描かれています。僕は台本を読んだときにどっちの立場もいやだと感じたので、やはり今一緒にここにいる瞬間をもう少し大事にしなければいけないなと改めて思いました。

僕は悠依と直木の2人を繋ぐという少し特殊な役ですが、楽しんで演じられたらと思います。共演者のみなさんのことを知ることはすごく楽しみなので3人で親睦を深めていき、いい現場にできればいいなと思っています。

いろいろな登場人物が出てきて、いろいろな部分で感情移入ができると思います。みなさんの背中を押せるような作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。


安達奈緒子(脚本)

残された時間について考える年齢になってきました。同年代の友人や、かつてお世話になった方の突然の訃報を聞いても、ああ、わたしもそんな歳になったのだなあと思ってしまう、そして、もう照れている場合ではないのだなあと思います。伝えたいことは伝えておかないと、いつ言えなくなってしまうかわからない。プロデューサーの磯山さんからこの企画のお話をいただいたとき、ド直球に愛を伝えるお話は素敵だなと素直に感じました。この感覚は、もしかしたら年齢にかかわらず多くの方に共感していただけるのではないかと、ここ数年の世情も相まって強く考えるようになりました。

人間にはどうにもならない欲もあり、放たれる愛はけっして美しいものばかりではありません。でもやっぱり誰かが誰かを思う姿には胸を打たれます。

井上真央さん、佐藤健さん、松山ケンイチさんをはじめとする、贅沢過ぎる俳優の方々の魅力とお力をお借りして、大人だからこそ懸命に、愛を伝えようとする人々を描いてみたいと思っています。


磯山晶(プロデューサー)

安達奈緒子さんと新しいドラマを作ることが出来て、とても幸せです。

そしてこの企画に乗ってくださる役者さんがこんなに素敵な方々でいいのか?と非常に贅沢な気持ちです。井上真央さんとは初めてご一緒しますが、安定と信頼の演技力と華やかさを兼ね備えた稀有な女優さんだと思っていましたし、今回、数奇な運命に翻ろうされながらも力強い生命力で前を向く悠依を演じてもらえるのは井上さんしかいない!と思ってオファーしました。そして、「恋つづ」以来ご一緒する佐藤健さん。3年ぶりの連ドラ出演として決めてくれたのがこの作品であることが誇らしいです。恥ずかしくて「好き」が言えなかった意地っ張りで不器用な直木を、きっとスーパー魅力的なキャラクターに仕上げてくださると信じています。さらに、2人を繋ぐ「見える」刑事・譲役の松山ケンイチさん。松山さんとも初めましてですが、常々、松山さんの困った感じの表情に惹かれていたので、このドラマで「究極の巻き込まれキャラ」として活躍していただけるのではないかとワクワクしています。

「大切な相手には大切だってことを今! 伝えよう」がメッセージです。

見終わった後に皆さんが誰かに言いたくなるといいなあ、と思っています。

どうかご期待ください。

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