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竹内涼真と横浜流星のおすすめ映画・ドラマ10選 「アキラとあきら」公開記念

2022年8月26日 08:00

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同じ名前を持つライバルを熱演!
同じ名前を持つライバルを熱演!
(C)2022「アキラとあきら」製作委員会

「半沢直樹」シリーズなどで知られる人気作家・池井戸潤の同名小説を、竹内涼真横浜流星の主演で映画化した「アキラとあきら」が、いよいよ8月26日に公開されます。

ともに特撮作品出身で、次々と話題作に出演する人気俳優のふたりが、同じ名前をもつライバルを演じる本作。家柄も育ちもまったく違うふたりのアキラが、運命的に出会い、競い合い、友情を深めながら窮地に立ち向かっていくさまは見ごたえ満点!

本記事では、役さながら白熱の演技バトルを繰り広げた竹内と横浜の出演作から、特に魅力が光るおすすめ作品をピックアップ。「アキラとあきら」とあわせて、ぜひチェックしてください。


画像2(C)2022「アキラとあきら」製作委員会

初主演した「仮面ライダードライブ」以来、ヒット作に立て続けに起用され、現在放送中の主演ドラマ「六本木クラス」でも注目を集める竹内。池井戸作品は「下町ロケット」「陸王」に続いて3度目の出演です。

今作で任されたのは、父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)役。人を救うバンカーになるという理想を胸に、どんな案件にも全力でぶつかる熱き銀行員を、真っ直ぐな瞳で力強く演じています。


◆「青空エール」(2016年/126分/三木孝浩監督)
画像3(C)2016 映画「青空エール」製作委員会 (C)河原和音/集英社
<作品概要>
 「アキラとあきら」の三木孝浩監督と竹内が初タッグを組んだ青春映画。「別冊マーガレット」で連載された河原和音氏による人気コミックを原作に、部活に打ち込む高校生たちを瑞々しく描きました。ヒロイン役の土屋太鳳とは、「下町ロケット」で再共演を果たしています。
<あらすじ>
 北海道・札幌。野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した小野つばさ(土屋)は、野球部のトロフィーを眺めていた野球部員の山田大介(竹内)と出会う。吹奏楽部に憧れるつばさは、「甲子園で戦う大介をスタンドで応援する」と約束を交わす。2人は互いに惹かれあいながらも、約束を実現させるため、それぞれの部活動に邁進していく。
<おすすめポイント>
 竹内は、甲子園出場を夢見る高校球児の大介役を短髪姿で爽やかに好演。ひたむきに夢に向かって部活に打ち込む高校生たちの姿が清々しく、こんな青春を送ってみたかった……!とうらやましくなります。吹奏楽部の顧問役の上野樹里に加えて、先輩役の山田裕貴志田未来ら豪華キャストの共演も見どころ。

◆「センセイ君主」(2018年/104分/月川翔監督)
画像4(C)2018 「センセイ君主」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
<作品概要>
 幸田もも子氏による人気少女コミックを実写映画化した学園ラブコメディ。浜辺美波がヒロイン役を務め、「君の膵臓をたべたい」「今夜、世界からこの恋が消えても」の月川翔監督がメガホンをとりました。
<あらすじ>
 恋に恋する16歳の佐丸あゆは(浜辺)。告白7連敗中の彼女は、ふとしたことがきっかけで新任数学教師の弘光由貴(竹内)を好きになってしまう。感情がすべて顔に出てしまうため、告白する前から「高校生相手の恋愛なんてない」とフラれてしまうが、それでもくじけない彼女は「先生を落としてみせます」と宣言し、猛アタックする。
<おすすめポイント>
 竹内がクールな魅力全開で、少女マンガ原作ならではのイケメンキャラを完璧に演じ切った作品。上着を傘代わりにしたり、頭をポンポンしたり、胸キュンシーンのオンパレード。あゆは役の浜辺の全力投球のコメディエンヌぶり、竹内扮するセンセイの冷静かつ的確なツッコミ、そして随所にちりばめられたパロディが楽しい一作です。

◆「帝一の國」(2017年/118分/永井聡監督)
画像5(C)2017 フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社
<作品概要>
 古屋兎丸氏の同名コミックを、菅田将暉野村周平、竹内らの共演で実写映画化。「世界から猫が消えたなら」「キャラクター」の永井聡監督がメガホンをとり、「ROOKIES」のいずみ吉紘が脚本を担当しました。
<あらすじ>
 全国屈指のエリートたちが集まる超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持つこの学校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されるという。主席入学を果たした1年生の赤場帝一(菅田)は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙っていた。帝一は、菊馬(野村)、大鷹(竹内)らライバルとの激しい学園権力闘争へと身を投じていく。
<おすすめポイント>
 菅田、野村、竹内に加えて間宮祥太朗志尊淳千葉雄大、そして永野芽郁という豪華なキャスティングが実現した学園コメディ。超個性的なキャラクターが勢ぞろいするなか、竹内が演じたのはまるで少年漫画の主人公のような好青年・大鷹弾役。爽やかな風貌と人たらしな魅力が役柄にぴたりとハマり、本作で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。

◆「陸王」※ドラマ(2017年/全10話/TBS)
<作品概要>
 「下町ロケット」に次いで竹内が出演した池井戸作品。役所広司を主演に迎え、山崎賢人寺尾聰ら豪華キャスト共演で、足袋製造の老舗が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む姿を描きました。2017年10月期にTBSの日曜劇場で放送。
<あらすじ>
 埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一(役所)は、会社存続のために足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思いつく。宮沢は、ケガに苦しむ陸上選手・茂木裕人(竹内)にシューズを履いてもらうことを目標のひとつに、仲間や家族とともに様々な逆境に立ち向かっていく。
<おすすめポイント>
 「こはぜ屋」のランニングシューズ“陸王”の成功のカギを握るランナー・茂木を、竹内は情熱を称えた瞳としなやかな肉体で体現。大手スポーツ会社「アトランティス」と「こはぜ屋」の間で板挟みになる茂木が、葛藤を乗り越えて下す決断に目頭が熱くなります。最終話で見せる本物のマラソンランナーさながらの激走は必見。

◆「六本木クラス」※ドラマ(2022年/現在放送中・全13話予定/テレビ朝日)
<作品概要>
 大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトとしてリメイク。東京・六本木に舞台を移し、竹内はパク・セロイ役にあたる宮部新役で主演を務めています。主人公の敵役で香川照之、新の初恋の女性役で新木優子、新が営む居酒屋をともに成長させていくパートナー役で平手友梨奈が出演。
<あらすじ>
 宮部新(竹内)は、巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子・長屋龍河(早乙女太一)が引き起こした事件により、絶望の淵に立たされる。龍河に罪を償わせること、強大な権力で息子の事件を揉み消した会長・長屋茂(香川)に復讐することを誓い、工場勤務やマグロ漁船で資金を稼いだ新は六本木に小さな居酒屋「二代目みやべ」を開店。父の教え“信念を持って貫く”ことを胸に、仲間と下剋上を目指す。
<おすすめポイント>
 髪型も原作に近づけて大役に挑んだ竹内。オリジナルにリスペクトを込めつつ、天性のリーダーシップを持つ“新”というキャラクターを魅力たっぷりに演じています。大ヒット作のリメイクだけに放送前は賛否両論の声が上がりましたが、放送開始後は回を増すごとに日本版ならではのおもしろさにハマる人が続出。物語も後半戦に突入し、本格化する下剋上の行方に期待が高まります。

画像6(C)2022「アキラとあきら」製作委員会

「初めて恋をした日に読む話」でブレイクして以来、華々しい活躍を見せる横浜。出演オファーは引きも切らず、「アキラとあきら」以降も、10月には「線は、僕を描く」、2023年には「ヴィレッジ」の公開が控えています。

今作で演じるのは、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)。冷静沈着で頭脳明晰な銀行員の彬が、やがて運命に飲み込まれ、苦悩しながらも立ち向かっていくさまを気品ある演技と鋭い瞳で体現します。


◆「きみの瞳(め)が問いかけている」(2020年/123分/三木孝浩監督)
画像7(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
<作品概要>
 「アキラとあきら」の三木監督が、吉高由里子と横浜を主演に迎え、2011年の韓国映画「ただ君だけ」をリメイク。オリジナルの設定も加え、視力を失った女性と夢に破れた青年の恋を描きました。
<あらすじ>
 不慮の事故で視力と家族を失った明香里(吉高)は、小さな楽しみを糧に毎日を明るく生きていた。ある日、明香里は管理人の男性と間違えて塁(横浜)という青年に話しかけてしまう。彼はかつてキックボクサーとして将来を有望視されていたが、ある事件をきっかけに心を閉ざし、現在は日雇いのアルバイトで食いつなぐ日々を送っていた。その後も時々やって来ては屈託なく話しかけてくる明香里に、塁は次第に心を開いていく。
<おすすめポイント>
 横浜の繊細な演技と、圧巻の格闘シーンが堪能できる作品。荒んだ生活を送っていた塁が明香里と出会い、惹かれていくときの高揚感。ささやかだけど幸せな日々で見せる柔らかな笑顔。そして、過酷な運命を知ったときの絶望の眼差し。劇中で見せる様々な表情と、ストイックなトレーニングで作り上げた肉体美に目を奪われます。

◆「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」(2019年/107分/川村泰祐監督)
画像8(C)「2019 L・DK」製作委員会
<作品概要>
 2014年に剛力彩芽山崎賢人の主演で実写映画化され、壁ドンブームを生んだ渡辺あゆ氏の人気少女コミックを新たなキャストで再映画化。葵役を上白石萌音、柊聖役を杉野遥亮、玲苑役を横浜がそれぞれ演じています。監督は14年版を手掛けた川村泰祐
<あらすじ>
 高校3年生の西森葵(上白石)は学校一のイケメン・久我山柊聖(杉野)の家でボヤ騒ぎを起こしたことをきっかけに、自らの部屋で柊聖と一緒に暮らすことに。次第に惹かれあう2人は付き合うこととなり、幸せな同居生活を送っていた。そんな中、アメリカから突然、柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜)がやってくる。
<おすすめポイント>
 “学校一のイケメンと秘密の同居生活”という設定に恋のライバルが加わり、甘いシーンが倍増。クールな柊聖とやんちゃな玲苑、タイプの異なるイケメン2人からのアプローチはまさに少女マンガの世界です。横浜は、海外育ちの玲苑をオーバーアクション気味にキュートに好演。3年前の作品ですが、まだ少年らしさが残る初々しい姿を見ることできます。

◆「流浪の月」(2022年/150分/李相日監督)
画像9(C)2022「流浪の月」製作委員会
<作品概要>
 2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏のベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すず松坂桃李の主演で映画化。更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜、心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じています。「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。
<あらすじ>
 ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗(白鳥玉季)に、19歳の大学生・佐伯文(松坂)が傘をさしかける。伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗(広瀬)と文は、事件から15年後に再会する。
<おすすめポイント>
 愛情に飢え、間違った方法で恋人を繋ぎ止めようとする亮。横浜は、背筋が凍りつくような迫真の演技で役を演じ切り、役者の凄みを見せつけました。DVシーンはあまりに生々しく目を背けたくなるほどですが、その行動の裏にある亮の寂しさや哀しさに胸が痛みます。これまでにない役どころで新境地を開拓した横浜の今後に、ますます期待が高まります。

◆「初めて恋をした日に読む話」※ドラマ(2019年/全10話/TBS)
<作品概要>
 横浜がブレイクするきっかけとなった作品。持田あき氏による同名マンガを、深田恭子永山絢斗中村倫也、横浜の共演で実写ドラマ化しました。脚本は「ダメな私に恋してください」「持続可能な恋ですか?」などを手掛ける吉澤智子が担当。
<あらすじ>
 32歳の予備校講師・春見順子(深田)は、高校までは成績トップを取り続けてきたが、大学受験に失敗して以来、自信を失い惰性で生きてきた。そんな順子に、いとこで東大エリートの商社マン・八雲雅志(永山)は密かに思いを寄せていた。ある日、ひょんなことから髪をピンク色に染めた不良高校生の由利匡平(横浜)と出会った順子は、彼とともに東大を目指すことになる。
<おすすめポイント>
 “無敵ピンク”姿で、一途な高校生男子“ゆりゆり”を演じて世間を虜にした横浜。永山と中村が演じた恋のライバルたちもそれぞれに魅力的ですが、16歳年上の順子に真っすぐに向かっていく“ゆりゆり”の姿は誰よりもまぶしく、応援したくなります。主題歌「HAPPY BIRTHDAY」を手掛けたback numberは、「アキラとあきら」でも主題歌を担当。熱くドラマチックに映画を盛り上げます。

◆「新聞記者」※ドラマ(2022年/全6話/Netflix)
画像10Netflixシリーズ「新聞記者」独占配信中
<作品概要>
 第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した「新聞記者」を、藤井道人監督が新たなキャストでドラマ化。“新聞業界の異端児”と呼ばれる記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役を綾野剛、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役を横浜が演じ、3つの視点から物語を描きます。
<あらすじ>
 強い信念を持つ東都新聞の記者・松田杏奈(米倉)は、官邸の記者会見でも鋭く切り込み、その姿から“新聞業界の異端児”と呼ばれていた。ある時、総理夫人がある学園の土地売買に関与していたというスクープ記事が他紙に掲載される。松田は疑惑を明らかにすべく調べを進めるが、裏では関係者による隠ぺい工作が始まっていた。
<おすすめポイント>
 「青の帰り道」以来、公私ともに親交を深めてきた横浜と藤井監督。本作で横浜が演じたのは、ドラマ版のオリジナルキャラクターで、監督自身の目線を投影した役。政治に興味がなく漫然と生きていた大学生の亮が、事件や松田との出会いによって成長していく姿は、重いテーマを描いた本作で一筋の希望を与えてくれます。物語が進むにつれ変わっていく亮の瞳にも、ぜひ注目してください。横浜と藤井監督は23年公開の「ヴィレッジ」で5度目のタッグを組むことが決まっています。

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