青の帰り道
劇場公開日 2018年12月7日
解説
群馬県前橋市と東京を舞台に、人生が交差する7人の姿を描いた青春群像劇。2008年、東京近郊のある町。高校卒業を目前に控えた7人の若者たち。歌手を夢見て上京する者、家族とうまくいかずに実家を出る者、受験に失敗して地元に残り浪人生活を送る者、できちゃった婚で結婚を決めた者……それぞれがさまざまな思いを胸に、新しい未来へと進んでいった。そして、3年の時が過ぎ、7人が再びあの場所に戻ってきた。3年という時間には、7人それぞれのさまざまな人生模様があった。真野恵里菜、清水くるみ、横浜流星らが7人の若者たちを演じ、平田満、工藤夕貴らベテラン勢が脇を固める。監督は山田孝之プロデュース作「デイアンドナイト」などを手がけた藤井道人。
2018年製作/120分/PG12/日本
配給:NexTone
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2021年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
展開がオーソドックスというかありきたりというか…。なので、その先に興味を持てなかった。
2021年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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子供時代の万能感、夢、希望、
大人になってから知る自分の小ささ。
悲しい事に自分にはこんなにキラキラした青春も意識し合う仲間も居ませんでしたが、成長後の描き方がリアルすぎるせいでどの登場人物にも感情移入することができてしまい、最後には不覚にも涙が...。
それぞれが苦難や葛藤を抱える中、唯一結婚した2人が終始幸せそうなのが印象的で、やはり人間は1人では生きていけないのかもしれないと考えさせられました。
作品自体はとても好きなのですが一点だけモヤっとしたままだったのはリョウについて。
キャラ紹介には友達思いの不良と書かれており、悪い奴ではないことは分かるのですが、受験勉強を頑張っていたタツオがおかしくなるきっかけを作ったのは彼のように思えますし(タツオが報酬で渡されたくしゃくしゃのお金を使わずにいた事などから推測)、タツオが思い詰めずに東京へ行ってカナと再会出来ていれば、苦労はあったとてカナにも違う未来があったのではないか、と考えてしまいます。カナがおかしくならなければ、キリの相談にも乗ることが出来て...。
あれ?リョウが歯車ぶっ壊しの原因じゃないか?
最後の方いい奴みたいになっていますが、彼自身は犯罪行為も含め過去に自分のやった事を反省する素振りを一切見せないのがなんともモヤモヤ...。
それ以外はとても面白く、2時間が短く感じる程惹き込まれる作品でした。
2021年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
藤井道人監督ってことで観てみた。
内容盛りだくさんだった。
1人死んでしまったのは悲しいが、
最後はみんな前を向いてよかった。
ラストのカナのシーンは蛇足のような。
タツオに失礼な気がした。
でもタツオの力によってまた再出発するのもなー。タツオリスペクトの意味も込めてなんだろうけど。
タツオの曲をなんも知らねー奴が世にだして、俺たちの関係性を踏みにじるな!
って感じリョウがタチバナに殴りかかるけど、犯罪ですから。
それもまた仲間たちが受け入れるとか。
映画の中だから成立するけど。
結局はタツオに誰も寄り添わなかったからこの結末。彼らの自己満足のためのにタツオが利用されていることが悲しい。
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