センセイ君主
劇場公開日:2018年8月1日
解説
幸田もも子による人気少女漫画を、竹内涼真と浜辺美波という注目若手俳優共演で実写映画化した学園ラブコメディ。浜辺主演のヒット作「君の膵臓をたべたい」を手がけた月川翔監督がメガホンをとり、共演にも佐藤大樹、川栄李奈、新川優愛、福本莉子らフレッシュなキャストがそろう。恋に恋する16歳の元気娘・佐丸あゆは。現在のところ告白7連敗中の彼女は、ふとしたことがきっかけで、ひねくれ者の新任数学教師・弘光由貴を好きになってしまう。感情がすべて顔に出てしまうため、告白する前から「高校生相手の恋愛なんてない」と弘光にフラれてしまうあゆはだったが、それでもくじけない彼女は「先生を落としてみせます」と宣言。猛アタックするあゆは、冷たくあしらう弘光に、それぞれの幼なじみも加わって恋の攻防が繰り広げられる。
2018年製作/104分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2018年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
少女コミックの映画化。近頃の人気コンテンツだが、いかんせん、漫画のコマと吹き出しをそのまま映像化したような、勢いだけの青春ラブコメに陥りがち。しかし!本作は恋愛コンプレックスの女子高生がイケメン教師の胸めがけて、一直線に突進していく様を、漫画とは異なる映画のリズム感で追っていて、いつの間にか引き込まれている自分がいた。それは、ヒロインを演じる浜辺美波の、それこそ顔面神経痛スレスレの熱演と、受けてはいなす竹内涼真先生の"間の取り方"が絶妙だから。結果、何かに向けてまっしぐらになることは決して恥ずかしいことじゃないんだと、いまどきの若者たちをしっかり鼓舞して、映画は終幕へ。個人的に、猛暑に茹だった今年の夏、最も爽やかな涼風を感じた日本映画が、コレだった。なので男子1人でも、是非!
2022年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
少女漫画映画としては、なかなかマル!
典型的な、人気アイドル俳優✖️次世代売り出し女優のパターンではないのがいい!
主演二人の役作りによるとこが大きそう。
先生(竹内涼真)は君主(俺様)的な性格ではなくて、典型的な理系で理論的な性格。冷たい感じではなく、淡々としてるけど、素直なので嫌な事もズバッと言う分、間違いも認めるので、なかなか素敵。
主人公の性格は恋愛脳で、結構ぶっ飛んでる。好感度高い浜辺美波でも、なかなか受け入れるのには時間がかかる…。でも、浜辺美波じゃないと、途中で挫折者が続出のレベルだと思う。
主人公の奇行の連続が終わり、中盤になったら少し落ち着いて来て「好き」にどこまでも真っ直ぐで好感が持てるので我慢!
先生が生徒と距離が近過ぎる行動は顔をしかめたくなるけれど、少女漫画らしい独特のぶっ飛んだ世界観までいかないのがよかった。
先生の高校生への恋心って正直気持ち悪いけど、妥協点かな〜と思えるくらいの位置に落ち着いてるのがよかったので、大人も安心して観れる恋愛映画に落ち着いた。
2022年9月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
高校生の時にみたかったー!
と思わせてくれる、なんとも青春ど真ん中のラブコメディです。もうポスター見たまんまの映画です。
私が高校生の時に鑑賞してたら、ドハマリしてただろうなぁー。こーんなカッコイイ先生いたら好きになったやろなーとかいろいろ妄想が膨らみましたよ。ええ。
竹内涼真くんの映画が見たくて、子育てに疲れ切った私を癒やしてくれーイケメンくーん。それもめちゃくそ軽いやつ!
で、選んで鑑賞したら大当たり。
軽いわ〜見やすいわ〜。
そんでもって、これ、キミスイの監督さんだったのね。甘酸っぱい画をとるのがお上手ですわ。
漫画が原作の本作は、かなりコメディ要素が強く、主人公のキャラ濃すぎやし、それをあの清純派の女優の浜辺美波ちゃん使ってるのが面白い。80%、髪型が野暮った過ぎて、気になりまくりでしたが、エンディングで垢抜けた主人公を見られてモヤモヤ解消。
テンポの良いストーリーで、もっとセンセイが裏あるのかと思いきや、そうでもなくて(笑)この辺が軽くて見やすいw
変顔を全力でやってる美波ちゃんは可愛いし、笑いを堪えてる感が否めない竹内くんのセンセイは、すごーく少女漫画から出てきたイケメンくんで、これは大成功ですね。
ニッポンの恋を明るくする!とスローガンのようにチラシにありましたが、明るくなったなった!イケメンはやっぱり世の中を明るくしてくれるのよ〜♥
世の女子高生のハートを間違いなく鷲掴みしたであろう本作、あの頃のキラキラしてたであろう高校生活を思い出させてくれるハートフルなラブコメでした。
あー面白かった😂
2022年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
(原作未読、ネタバレなしレビュー)
この映画は賛否両論ある映画だと思います。自分は好きなほうでした。おそらく映画好きや年配の方、サスペンス好きなどはこの映画は気に入らないと思います。「ん?」となるようなコメディ描写も多くありましたので完璧とは言えません。映画としての完成度は高くはありません。
ですが、佐丸あゆは演じる浜辺美波さんや高校教師・弘光由貴を演じる竹内涼真さん。この二人のかっこよさや可愛さなど、魅力は大いに感じられる作品でした。竹内涼真さんの胸キュン行動や、浜辺美波さんのかわいらしいコメディシーン。どちらも堪りません。
そして、辛口レビューに対してですが、このコメディ映画はちゃんと視聴者のターゲットが定まっています。恋する乙女に対しての映画です。決して映画のストーリー性や展開のおもしろさを売りにしている映画ではありません。映画として出している以上評価されるのは仕方がないことですが、映画としてはターゲットの客層にウケれば大成功です。わざわざ駄作だの、キャストの無駄遣いだの必要のないレビューは控えたほうがいいと思います