「午前十時の映画祭10 - FINAL」 初上映作品を含む豪華27本をラインナップ
2019年3月3日 08:30

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[映画.com ニュース] 名作映画を劇場で再上映する「午前十時の映画祭10 - FINAL」の全27本に及ぶ豪華ラインナップが発表された。オープニング作品「未知との遭遇 ファイナル・カット版」をはじめ、「ベニスに死す」「時計じかけのオレンジ」など新規セレクト作品から、ファンからのリクエストが多かったアンコール作品まで、様々な映画の上映が予定されている。
2010年2月からスタートした同映画祭は、映画ファンからの支持を集め、累計観客動員数が436万1515人(2月10日時点)を記録。10回目という節目にしてファイナルとなる今回は、初上映作品11本と、アンコール作品16本を予定している。
初めてラインナップされたのは、スティーブン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇 ファイナル・カット版」「ジョーズ」のほか、ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」、スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」、さらに「ブルース・ブラザース」「愛と青春の旅だち」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「テルマ&ルイーズ」「レオン 完全版」という豪華作品群。邦画は「日本のいちばん長い日(1967)」「八甲田山」の4Kデジタルリマスター版が選ばれている。
アンコール作品としては、「風と共に去りぬ」「ローマの休日」「アラビアのロレンス 完全版」「ゴッドファーザー」「砂の器」「七人の侍」(4Kデジタルリマスター版)などをラインナップ。クロージングを飾る「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは、3部作が3週連続で一挙上映される。
「午前十時の映画祭10 - FINAL」は、4月5日から約1年にわたり、全国58館で開催される。入場料金は一般1100円、学生500円。ファンによるリクエスト投票の結果、上映スケジュール、上映作品の詳細などは映画祭公式サイト(http://asa10.eiga.com/)で確認できる。