名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

劇場公開日:

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

解説

大ヒットアニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ26作目。

世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐ海洋施設「パシフィック・ブイ」が東京・八丈島近海に建設され、本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結。顔認証システムを応用した、ある新技術のテストが行われていた。一方、コナンたち少年探偵団は、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていた。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員が、ドイツで黒づくめの組織のジンに殺害されたという知らせが入る。不穏に思ったコナンはパシフィック・ブイに潜入するが、そこでひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。そして、八丈島に宿泊していた灰原のもとにも黒い影が忍び寄る。

物語の舞台となるインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔役で沢村一樹がゲスト声優出演。監督は「名探偵コナン ゼロの執行人」を手がけた立川譲。

2023年製作/109分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年4月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第47回 日本アカデミー賞(2024年)

ノミネート

最優秀アニメーション作品賞  
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(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

映画レビュー

3.5美しい鰭

2024年7月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

幸せ

面白かったです。楽しめました! いつもは「コナン君は余力が残ってる状態で鑑賞する。」と決めていますが 最近疲れ気味で、コナン君は何も考えずぼんやり観る感じじゃないし…と半ば敬遠気味でしたが、初っぱなからテンポよく進み、引き込まれました。 赤井さんカッコよ!! 登場から何から何まで言う事無しですね😆 灰原哀ちゃん、もぉ~お!可愛いっっ ハッピーエンドだし(どっちが??)スピッツのエンディングもとても素敵で良かった。 日々のストレスを忘れたい時に、ぜひ。

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共感した! 7件)
ホビット

4.5ファンの高評価に納得

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

単純

興奮

金曜ロードショーの録画で鑑賞。 海洋施設「パシフィック・ブイ」では、AIを使った顔認証システムや世界中から集まったエンジニアが務めているなど、IT技術の進化やグローバル化が求められている現代とリンクして興味深かったです。私は「コナンでAIの話が出てこないかな?」と密かに期待していたので、この話題が出てきたときは嬉しくなりました。 コナンが灰原を助けるために阿笠博士の発明品で海中を突き進んだり、蘭が格闘で悪の組織と戦うなど、どのアクションシーンもスピーディに展開して爽快でした。また、ファンが嬉しくなるネタも沢山盛り込まれていました。特に『黒の組織との再会』にも登場した、コナンが灰原の正体を隠すために自身のメガネを貸した場面では「おー、これは!」と興奮しました。 沢山のキャラが登場して「詰め込みすぎなのでは?」と気になりましたが、それぞれの役割が明確になっており、全員が物語の一部として機能していることに驚きました。 人間ドラマの描写もエモーショナルで、灰原と同じく潜水艦に拉致されていた直美と会話を交わす場面には感動しました。中でも、灰原が直美に伝えた「子供の言葉や行動で、人生が変わることもある。」という言葉には、生きづらさを感じる大人を後押しする力を感じるぐらい素晴らしかったです。 最新作の後に鑑賞しましたが、完成度が高いことから「劇場で観たかった〜!!」と少しだけ後悔しました。それでも、ファンの高評価に納得するぐらい満足できる作品になっていました。(どこかで再上映してくれないかな…)

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Ken@

4.0娯楽活劇の秀作

2023年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

コナンの劇場版シリーズでも屈指の面白さだった。アクションとドラマがバランスよく展開され、スリルと感動のジェットコースターで、娯楽映画の構成として完成度が高い。なんか年々プロット構成が上手くなってる気もする。継続は力というか、年を重ねるごとに蓄積されてきた活劇制作のノウハウがきちんと活かされている。 敵にも味方にも、主要キャラはほとんど見せ場を作りながら、お約束もこなしてクロノ組織との全面的な対決を海に浮かぶ限定空間で展開。なんか、90年代のダイハード的なアクション映画みたいですごく良い。今回は組織の主要メンバーが軒並み登場したので、それぞれの微妙な立場の違いからくる人間関係が作品に緊張感を与えていた。こういう活劇は悪役サイドが光らないと面白くないのだけど、今回はここが満点。 ディープフェイクと監視社会など今日的な題材を含めつつ、楽しませてくれた。王者の風格漂う作風であった。

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共感した! 18件)
杉本穂高

5.0劇場版「名探偵コナン」に何を求めるのかによるのですが、おそらく現時点での最高傑作。

2023年4月14日
PCから投稿

年々市場規模が拡大している劇場版「名探偵コナン」シリーズ。 そのため、劇場版「名探偵コナン」に何を求めるのかは、いろんな「正解」があるのでしょう。 私の場合は、「名探偵コナン ゼロの執行人」から、より面白さを感じるようになったので、劇場版「名探偵コナン」シリーズが狙うべきターゲットゾーンは、「やや大人向け」だと私は考えています。 その点で本作は最高傑作を生み出せる布陣だったと思います。 それは、「ゼロの執行人」で初めてタッグを組んだ監督・立川譲×脚本・櫻井武晴というコンビが、本作で再びタッグを組んでいるからです。 その結果、「ゼロの執行人」と同等、いや、それ以上の作品になっています。 脚本・櫻井武晴と劇場版「名探偵コナン」の相性は良く、「緋色の弾丸」も名作でしたが、「ゼロの執行人」から難易度を上げる形となったので、「大人向け」になった面はあるのかと思います。 本作も「緋色の弾丸」と同じか、それ以上に入り組んでいるのですが、そこまで混乱せず見ることができ、「やや大人向け」という上手いところに落とし込めています。 しかも、アベンジャーズ級にそれぞれのキャラクターの見せ場をキチンと作っているのもよく考えられています。 特に音楽の使い方は上手く、ジャズを題材にしたヒット映画「BLUE GIANT」の立川譲監督のセンスの良さが全面に出ています。 冒頭のテンポの良さや、定番のキャラクター紹介の情報も上手く整理されています。 ただ、設定や展開など、気になる人は気になってしまうと思われます。 例えば、「顔認証システム」が大きな核になっていますが、どんなにAIの技術が上がろうと整形などでアウトになるのでは、と感じたりはします。 また、本当のラストシーンは、やや無理くりな感もあります。 そこで重要になるのが「やや大人向け」というキーワードでしょう。 あくまで「名探偵コナン」ワールドの中で成立しているかどうかで判断するのが重要で、そう考えると本作は「過去最高傑作」と言えるのではないでしょうか。

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細野真宏

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