映画ヒーリングっど・プリキュア　ゆめのまちでキュン！っとGoGo！大変身!!

面白かった。

プリキュア5との肉弾戦が胸熱過ぎて最高に凄い。

のどかちゃん達も可愛かった。

過去の劇場版は20本以上観ました。基本的なプロットはいつもの劇場版と一緒ですが、TOKYO2020(2021)に合わせて予算や人材が集まったのか、過去の劇場版よりグレードが上がっていると感じました。TVシリーズを観ていなくても、母と娘の話としてお母さんも入り易かったと思いますし、母が科学者なのも自立した女性の描き方としてはハリウッド映画ほど鼻に付かない感じで良かったです。悪役(というか男性)が高木渉さん一人で、エゴを司る為チームで戦うプリキュアと対照的で、彼一人でプリキュア全員を倒そうとするのも良かったですが、皆で折檻した結果劇から退場したのではなく、従順になったのは教育的にはどうなのでしょうか。悠木碧さんファンですが、お母さんみたいな落ち着いた外見になって驚きました。

2回目の鑑賞で、副音声ボイスドラマ「プリキュア５　ゆめのまちへ行く！」付きで見た。
これは視聴覚障がい用の字幕、音声ガイド「HELLO!MOVIE」の機能として提供される。「HELLO!MOVIE」はスマホ用アプリで、マイクで映画の音声を認識し、映像と同期した字幕、音声を提示してくれるシステム。

音声ドラマの内容は映画本編では語られない、「プリキュア5」チームの動き、なぜ東京に来たかや、なぜ捕まってしまったのかなどに触れられている。映画を見て「5」の出番が少ないと思った方は聞いてみて欲しい。キュアドリームが人々のために自らを差し出すシークエンスは驚き。

映画と同時に楽しむものとしては、音声ドラマは、画面に登場しないプリキュア5を追うため、画面とは全く違う場所で違うことをしており、BGMや効果音も入るため、音声に集中しないと理解が難しかった。
「ヒーリングっど」との共闘シーンでは「5」も映像に出るので、そのとき音声ドラマは無音になり、バトルシーンが終わると再開、さらに中盤で捕まって眠らされてドラマは終了し、以後映画本編に接続する。音声ドラマと画面を行き来すると集中が難しく、物語のテンションにもついていけなくなるため、コンテンツとしてはもう少しブラッシュアップが必要に感じた。

なお「副音声ドラマ」は公開2週目（3/27）からに提供開始。前半35分とエンディングパートにドラマが付く。「HELLO!MOVIE」ではこれまでも副音声コメンタリーはあったが、副音声ドラマは初の試みとなる。利用料は無料。

映画本編としては、母娘愛を基調とすること、打撃多めのアクション、4段階の変身（ノーマル、パートナー変身、新旧主人公コラボ変身、うさぎ餅つき変身）など楽しい要素がいっぱいなので、まずは通常視聴をおすすめしたい。
併映の「トロピカ」短編はテンションが高く、とてもおすすめしたい！

プリキュアは見る予定は無かったが、急遽妹の願いで一緒に見ることになった。ハッキリ言うと、とても恥ずかしく、この歳の男子が見るべきものじゃないというのは分かっていた。しかし、今回は僕のボーダーラインが低かったのか、それとも本当に傑作だったのかは分からないが、なかなか面白く感じた。楽しかった笑笑