なんのちゃんの第二次世界大戦

劇場公開日:

なんのちゃんの第二次世界大戦

解説

戦争記念館設立を目指す市長と設立に反対する戦犯遺族の攻防を、吹越満主演で描いたドラマ。太平洋戦争の平和記念館設立を目指す関谷市市長の清水昭雄のもとに一通の怪文書が届く。記念館設立の中止を訴えるその文書には、昭雄の祖父で国民学校の教師として子どもたちに反戦を訴え、街の偉人と言われている清水正一を許さないとの一文が記されていた。怪文書の送り主は正一の教え子であったBC級戦犯遺族の南野和子。彼女は戦時中の正一が本当に反戦を訴えていたのか、その事実を知っていた。怪文書に対して、街の平和推進委員会が和子に抗議するがあっけなく返り討ちにあってしまう。ついに昭雄は和子に直接対決を挑むが……。昭雄役を吹越が演じるほか、大方斐紗子、北香那、西山真来が顔をそろえる。淡路島ロケを敢行し、現地オーディションで選ばれた西めぐみのほか、キャストの8割を現地住人が演じる。新鋭・河合健がメガホンを取った。

2020年製作/112分/日本
配給:なんのちゃんフィルム
劇場公開日:2021年5月8日

スタッフ・キャスト

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(C)なんのちゃんフィルム

映画レビュー

0.5こねくり回すだけ

2023年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

1.0残念ながら、よくわかりませんでした。

2021年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

戦争関連の作品は出来るだけ観ようと
思っているので鑑賞しました

なんでしょう?これは。
なんとか理解しようと努力しましたが、
話が進むほどに頭がクラクラしちゃいまして。
監督は一体何を言いたいのか?
何のためのこの表現なのか?
最後までよくわかりませんでした。
ガチャガチャしてさっぱりわからなかった。

様々な比喩、メタ表現をしているんでしょうが
「で?」って感じなんですよね。
さらにそれらのデコレーションが多すぎて
味がわからなくなってしまいました。
題名の意味することすらわかりません。
僕の鑑賞力が足りないということもあると
思いますが。

僕はいつも前情報ゼロで鑑賞するのですが
本作は監督の製作意図くらいは読んでおけば
良かったかな?とちょっと後悔しました。

戦争に正しいも間違いもない。
被害者、加害者明確にない。
語り手によって事実が変容して伝わる。
戦犯者決定過程は不条理。
平和の捉え方って色々ある。
人によって優先順が違う。

うん、そーだね。そーだよ。知ってるよ。
で、なんなの?  です。

本作は自身の考えを押しつける、
押し通す人しか出てきません。
相手を知ろう、解ろうとする人が
これっぽちもいない。
それって、本作の監督自身のスタンスが
表れているのかな?とも思いました。

「なぜ、そう考えるのか?」
「なぜ、そう捉えるのか?」

それを知り得てから思考が始まり
意見も出てくるだろうに。

そこに立ち入ることなく、入ってきた
情報を様々な表現方法で並べている
だけなんですよね。
(そうみえてしまいました)
そこに監督自身の考えが見えてこない
のです。

もしかして、主張がぶつかり合い、
わかりあうことなくぶつかる=>戦争。。。
ってことを言いたかったのかな?
それは考えすぎか?

また、本作の演者さんの8割が
撮影現地の住人の方々だそうです。
残念ながらそれは失敗していると思います。
キャスティングは重要な演出と考えます。
役柄にマッチしているとは言えない
未経験の方々の慣れないセリフ回しを聞くほどに
泳いでいる目線を見るほどに冷めていくのです。
未経験者を出演させるなら、
本気でやって欲しいものです。
高いハードルを設定したならやり切って欲しい。
見苦しいだけでした。
最近作のノマドランドと比べるのは酷ですが、
プロじゃなくても役柄にマッチすれば作品を
より良いものに昇華させることができます。

当日上映後に監督さんのトークがありました。
どこのシーンがウケたウケないじゃなく、
どのような考えで作ったか?などを語って
欲しかったです。非常に薄っぺらい監督だなぁ
という印象しか持てませんでした。

僕には残念な一作でした。

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バリカタ

5.0混沌の中の核

2021年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

(一時期、映画.comにログインできず、今は基本filmarks使っています。以下filmarks記載分より転記)

一作目「極私的ランナウェイ」(2012PFF入選。会場で鑑賞)、二作目「ひつじものがたり」(ゆうばり出品しており当時スカパーで観た)。
数年の潜伏期間を経て放たれた、河合健監督第三作。

圧巻。圧倒的112分。
遥か遠くの記憶としての太平洋戦争、その意味するものは何か。
現在まで脈打つ光と陰、多面的存在としての人間という生き物。

「人に聞けば聞くほど、もうわけがわからなくなってくる。」「その感覚をそのまま映画で表現しようと思った。」と河合監督は述べている。
訳の分からないものを、訳の分からないまま表現する、その危うさ。カオスの淵に沈んでしまってもおかしくない、ギリギリのところで踏み止まり、カオスはカオスのまま取り込みつつ、絶妙なバランス感覚で作品としてまとめ上げていく。
亀に託されたメタファーや河合監督の捧げているオマージュ(映画の浴び方が足りず全ては分からないけれど)、エンタメであることを忘れず、かつ、人間の無意識の中にある、ヌメっとしたモノを掴みにいく感覚。
笑ったし、時に唸ったし。
つまらなかったらどうしよう、と(ほんの少し)思っていたが、杞憂に終わった。

おそらく大した予算はなかったと思うけれど、ここまで冒頭からラストまでしっかり作り込めるとは。脚本がすばらしく、映像の質もそこらのいわゆる商業映画と比べて全く遜色ないと感じた。

この監督は化ける。いやもう化けているのかもしれない。

今年、コレを超える作品に私は出会えるのだろうか。

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Nori

1.5第二次世界大戦と言うタイトルが大風呂敷を広げ過ぎと意味を成していない作品です。

2021年5月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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松王○

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