コラム:映画.comシネマStyle - 第4回
2021年8月20日更新
【「猫の恩返し」放送記念】編集部のおすすめ猫映画6選
毎週テーマにそったおすすめ映画をご紹介する【映画.comシネマStyle】。
8月20日に、スタジオジブリの「猫の恩返し」が日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されました。また8月17日は「黒猫感謝の日」だったのですが、ご存知でしたか? いろいろな意味で猫尽くしだった今週は、映画.comでも「猫映画」(一部ライオンもありますが)を特集! 編集部メンバーがチョイスしたおすすめ作品6本をご紹介します。
▽猫になったらいいことだらけ……それって本当?
「泣きたい私は猫をかぶる」(2020年/104分/佐藤順一監督、柴山智隆監督)
「ペンギン・ハイウェイ」を手がけたスタジオコロリドによる長編アニメーション第2作。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の岡田麿里が脚本を担当し、愛知・常滑市を舞台に、猫に変身できる不思議なお面を手にした女子中学生の恋を描く青春ファンタジーストーリー。
【あらすじ】
自由奔放でちょっと風変わりな笹木美代(声:志田未来)は、クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる中学2年生。思いを寄せる日之出賢人(花江夏樹)に毎日アタックするが、全く相手にされていない。ひょんなことから猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫の太郎として日之出に近づいていく。
学校では元気いっぱいだけれど、実は複雑な家庭の事情を抱えているムゲ。太郎に変身したときには、人間関係に悩む必要のない、猫ならではの生きやすさを知っていきます。太郎は白い毛とブルーのきれいな瞳が愛らしく、普段はクールな日之出も太郎の前では優しい顔を見せるのが納得です。
猫になるのっていいかも……そう思い始めたとき、物語が大きく動いていく映画的な面白さもあり、ムゲの恋心が切ないシーンもあり。かわいい猫たちに癒されつつ、私たちは人間として明日も生きていこうと背中を押してくれる作品です。
▽天才少女の親友は片目の猫 「(500)日のサマー」監督が描いた感動作
「gifted ギフテッド」(2017年/101分/マーク・ウェブ監督)
「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスが幼い姪に愛情を注ぐ独身男を演じ、「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督がメガホンをとった感動作。猫が主人公の物語ではありませんが、主人公の大親友として片目の猫が登場し、随所で本作のメッセージを象徴するような存在となっています。
【あらすじ】
生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)は、独身の叔父フランク(エバンス)と片目のネコのフレッドとともに、フロリダの小さな町でささやかながら幸せな毎日を送っていた。しかし、メアリーに天才的な数学の才能があることが明らかになり、静かな日々が揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクのもとに、フランクの母イブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すためふたりを引き離そうとする。フランクはそんな母に抵抗し、養育権をめぐる裁判にまで発展。フランクがそこまでするのには、亡き姉から託されたある秘密があった。
数学の天才(ギフテッド)であるメアリーは、7歳になり学校へ通うことになりますが、自分がほかの人とは違うことを悟っているため、叔父のフランクに「学校に行くなんてバカバカしい」という態度をとります。
でもそれは、他人に理解されないことへの恐怖の裏返し。ペットを紹介する授業でフレッドを抱き上げ、「歴史上1番すごい猫です。目がひとつしかないの。すごく頭がいいけれど、誰も気づいていない。誰も何も分かってないのよ」と、自分を投影して話します。
そのあとに行われた算数のテストで、メアリーは案の定、ほかの子が名前を書いている段階ですべての問題を解いてしまい、「できた」とつぶやいてつまらなさそうな表情。
そこで、以前からメアリーの特別な才能に気が付いていた担任のボニー先生は、「早くできると思ったから、別のを用意したの」と難解な数学の問題を与えます。それもすぐさま解き終わってしまうメアリーでしたが、今度は先生に向かってほほ笑むのです。
<誰にも理解されない片目のフレッド=自分>を理解しようとしてくれる存在に出会った喜びを表現した、素敵なシーンです。
このほかにも、重要なシーンやあたたかなシーンには、必ずフレッドが登場します。今作の公開時にマーク・ウェブ監督にインタビューした際に、フレッドがどのようにこの物語を象徴しているかを話してくださいました。
当時※インタビュー(https://eiga.com/news/20171122/9/)内で載せきれなかったフレッドのお話を、この機会に紹介します。
◆マーク・ウェブ監督◆
かつて脚本家のトム・ストッパードが、「素晴らしいドラマには、常に“何が良いか”ということの対立したアイデアがある」と言ったんです。その考え方が僕は大好きです。今回の登場人物も誰にも悪気はなくて、ただ考え方がちょっと異なっているのです。
でも往々にして、人間ってそんなに考え方が違うわけじゃないんです。表現方法が違うから、全然違うことを言っているように見えてしまうのですが、決してそうではないと僕は思います。
エブリンは自分の考えを頑なに信じていて、ほかの人の意見に耳を傾けなかったことが問題でした。けれども、やろうとしていることは、彼女なりにメアリーにとって1番いいことだと思ってやっている。
僕はこのアイデアを非常に気に入っているのですが、今作にはフレッドという片目のネコが登場しますよね。この映画の冒頭ではフランクもエブリンも片目でしか状況を見ていないと思うんです。
ただ、徐々にフランクがもうひとつの目を開け始める。だからこそ彼は結果的に成功するんです。きっと僕たちはみんな、そういう努力をもう少しするべきですよね。
▽まさに“猫の恩返し”
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(2016年/103分/ロジャー・スポティスウッド監督)
人生のどん底で運命の猫に出会い、彼と生活を共にすることで自分を見つめ直し、再び前向きに歩きはじめ、幸せをその手に掴んだ男と猫の「実話」を映画化した感動のドラマ。ホームレス同然のストリートミュージシャンが一匹の野良猫との出会いによって再生していく姿を描き、世界的ベストセラーとなったノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット」を、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド監督のメガホンで映画化した。
【あらすじ】
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)は、夢を果たせず薬物に依存、家族にも見放され、ホームレスとしてどん底の生活を送っていた。そんな彼のもとに迷い込んできた一匹の野良猫。足をケガしていたその猫はボブと命名され、ジェームズはそんなボブを、有り金をはたいて看病する。それ以来、いつも一緒に行動をともにするジェームズとボブ。そんな彼らの姿は次第に世間の注目を集めるようになり……。
よく、にわかには信じがたい話を紹介する際に、「まるで映画のような話」という表現が使われますが、本作はまさに「まるで映画のような話」が元になった感動の実話です。
主人公は、両親の離婚をきっかけに薬物に依存してしまい、呆れた両親からも見放され、ストリートミュージシャンとして糊口をしのぐジェームズ。今日もまたロンドン名物の地下鉄“チューブ”で路上ライブをしますが、「みんな僕を見て、僕は美しい。親切にして、僕は美しい」と歌う姿は孤独で、自身だけでは乗り越えがたい問題を前にして、助けを求めて心が叫んでいるようで、かなり切ないです。
そんなどん底のタイミングでジェームズが出会ったのが、彼の家に迷い込んできた一匹の野良猫(後にボブと命名。ちなみに名前の由来は、性格のギャップが激しいことから、「ツイン・ピークス」のキラー・ボブから取ったそうです。以下ボブ)でした。
ボブは足をケガしていたので、ジェームズはなけなしの金をはたいて彼を動物病院へ連れていき、治療してあげます。それ以来、ボブはジェームズに恩義を感じたのか、どこへ行くにも一緒。これまでは路上でギターを奏でるジェームズの前を通り過ぎていた人々も、ボブを肩に乗せたジェームズが演奏すると、ボブの愛らしさに魅了されて、またたく間に人だかりが。当然、観衆からもらえるコインも大幅に増え、ジェームズの生活も少しずつ豊かになっていくのですから、まさに“猫の恩返し”?
その後のふたりがどうなったのかは映画を見てのお楽しみですが、一晩のつもりで迎え入れたボブが、ただそこにいるだけのようでいて、どうしようもない寂しさに蝕まれていたジェームズの心を優しくほぐし、お互いがかけがえのない存在になっていく様子は、心があたたかくなること必至です。
ちなみに劇中でボブを演じているのは、なんとボブ自身! ほとんどのシーンを本人ならぬ本猫が演じたそうですが、これがまたお利口さん! とても可愛らしいので、その姿も要チェックです。
なお、彼らのその後を描いた続編「ボブという名の猫2 幸せのギフト」が、2021年に公開予定です。残念ながらボブは昨年6月に天国に旅立ってしまったのですが、続編には出演しているので、彼の在りし日の可愛らしい姿を、ぜひ目に焼き付けてもらえればと思います。
▽20歳の彼女たちを繋ぎとめたのは、1匹の捨て猫だった――韓国発の傑作青春映画
「子猫をお願い」(2001年/112分/チョン・ジェウン監督)
チョン・ジェウン監督の長編デビュー作となった青春映画。本国では上映終了後、口コミ、評論家からの高評価を受け、アンコール公開が実現し「韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第1位(2001年)」に選出されました。主演は「リンダ リンダ リンダ」「グエムル 漢江の怪物」で知られ、是枝裕和監督の新作「ブローカー(仮題)」への参加も報じられたペ・ドゥナ。映画評論家・蓮實重彦氏が「映画の歴史を揺るがせる稀有の処女作」として絶賛した作品です。
【あらすじ】
20歳を迎えた女友達5人――夢想家のテヒ(ペ・ドゥナ)、美貌の野心家ヘジュ(イ・ヨウォン)、アウトサイダーのジヨン(オク・チヨン)、陽気な双子ピリュ(イ・ウンシル)とオンジョ(イ・ウンジュ)。彼女たちは、高校時代からの仲良し5人組。高校を卒業し、将来への漠然とした不安を抱えながらも、事あるごとに集まり、時にはぶつかり合って友情を育んでいた。だが、それぞれの生活は予想もつかない方向へと流れていく。そんな5人を結びつけていたのは、捨て猫ティティの存在だった。
本作を鑑賞される前に……社会人の方々へ。学生時代を思い返してみて下さい。小中高、いつだってかまいません。あなたは“あの頃”誰と過ごしていましたか? そして現在“あの頃”を共にした人は、あなたの傍にいますか? “あの頃”と同じままの関係って、結構難しいことなんですよね。私もひしひしと実感しています。現在、学生時代を謳歌している方々へ。その「今」は、いつか“あの頃”に変わってしまいます。やがて訪れる「新しい今」というものが“あの頃”よりも大切になってしまうなんてことが起こるんです。
「好きなオープニングは?」と問われたら、まずは本作のタイトルを答えています。わずか数分で“あの頃”の輝きが見事に表現されているからです。愛おしいんですよ、本当。まずはその場面だけでも見てほしいくらい。物語はそこから数カ月後、仲良し5人組の「新しい今」を描出していきます。実家でくすぶっているテヒ、成功を目指して仕事にまい進するヘジュ、金銭問題と自宅の「ある問題」に悩むジヨン、露店を開いて生計を立てているピリュとオンジョ。それぞれの環境で、別々の道を歩む。それは歩を進めるスピードや立ち向かうべき障害、そして、大切にしたいものが異なっていくことを意味します。
劇中で描かれるのは、テヒたちの友情が、痛みを伴って、静かに軋み始めていく様子。何気ない言葉が、誰かの心を傷つけ、当たり前の日々が、誰かにとっては羨むべきものになっていく。学生生活から社会生活へ――テヒたちの世界は広がりました。でも、その広がりに順応するのは容易なことではなかったのです。私にもありました。「新しい今」への順応を言い訳にして、“あの頃”を否定してしまうこと。皆さんにもそんな経験はありませんか? 5人のなかには、きっと「あなた」がいると思います。
そんな彼女たちを繋ぎとめるのが、ジヨンが拾った猫・ティティなんです。ティティは、ある意味“あの頃”の象徴とも言えるべき存在。それが彼女たちのもとを転々としていきます。“あの頃”のままとはいきませんが、その断片は残っていく。ティティがいれば「5人は大丈夫だ」なんて思えてしまう。それと「子猫をお願い(英題:Take Care of My Cat)」というタイトルも秀逸です。こんなにも「(私は or あなたは)ひとりきりではない」ということを感じられる言葉はないでしょう。渡し手がいて、きちんと受け手がいる。そして、そこには信頼があるんですから。
では最後に、ペ・ドゥナに関して。本作での姿は「“マイ・フェイバリット”ペ・ドゥナ」です。だるっとした赤い手袋を身に着け、時にはスパスパとタバコを吸い、時にはしこたま酔っ払う。だらだらと歩く姿なんて、もう最高です。ちなみに、テヒの母親役として出演しているのは、実母のキム・ファヨン。親子共演にも注目してみてください。
なお、本作は映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」(https://www.jaiho.jp/)で、日本初配信されています。
▽CGなしの奇跡の物語に感涙
「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日」(2018年/98分/ジル・ド・メストル監督)
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少女とホワイトライオンの友情、そして家族の再生を通し、南アフリカで社会問題となっているトロフィー・ハンティングの一種“缶詰狩り”を描いたドラマ。動物愛とともに日本から遠く離れた地の社会問題や野生動物の実情を知ることができる作品で、「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランが少女の母親を演じています。世界57カ国で大ヒットした奇跡の物語です。(執筆:和田隆)
【あらすじ】
ライオンファーム経営のため家族で南アフリカに移住した11歳のミアは、心の病を抱える兄にかかりきりの母と仕事に追われる父のもとで、孤独な日々を過ごしていた。そんなクリスマスの日、ファームにホワイトライオンのチャーリーが誕生する。ミアはチャーリーの世話をしながら共に成長するうちに、特別な友情で結ばれていくが、3年が経ったある日、ミアはある真実を知ってしまう。
ホワイトライオンの赤ちゃんがとにかく子猫のように可愛くて、異国の地での少女の孤独な心だけでなく、見ているこちらも癒されてしまいます。ただ、可愛かった赤ちゃんも3年であっという間に少女を上回るほどの立派なライオンに成長。
少女と触れ合うシーンはてっきりCG合成によるものと思いきや、なんと3年以上の年月をかけて、実際に少女とライオンの関係を構築して撮影したというから驚きます。友情を育んだホワイトライオンを必死に守ろうとする少女の姿に胸が熱くなるとともに、家族の葛藤と再生の物語でもあるので、ファミリー向け映画として夏休みに見ることをおすすめしたい作品です。
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▽異国情緒&音楽溢れるハッピームービー 幸せな2匹を発見する楽しみ
「黒猫・白猫」(1998年/130分/エミール・クストリッツァ監督)
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1998年、第55回ベネチア国際映画祭の銀獅子賞(最優秀監督賞)受賞作で、「アンダーグラウンド(1995)」のエミール・クストリッツァ監督が、ドナウ川沿岸に暮らすロマ一族の悲喜こもごもを生き生きと活写したコメディ。若者ザーレの恋を縦軸に、ザーレの父マトゥコと新興ヤクザが企てる列車強盗、ザーレの祖父ザーリェとマフィアの友情など、3世代の人々が織りなす物語を描く。
最初に申し上げますと、タイトルは「黒猫・白猫」ですが、猫がメインの作品ではありません。日本からはるか遠く離れた中央ヨーロッパのロマの一族の結婚騒動をユーモラスに描いた人間ドラマです。
自称騙しの天才を謳うも、ロシアの密輸船から石油を買って騙されるギャンブラーおじさん、新興ヤクザとマフィアなど登場人物の男性陣は怪しい面々ばかり。魅力的な女性たちとの恋愛も絡み、(実際は迫害や強制送還など今なお悲惨な現実がありながらも)おおらかで陽気な彼らと動物や自然が一体となった人生賛歌の物語で、異国情緒たっぷりの風景、軽快なブラス楽器のリズムがご機嫌なロマ音楽が響き渡り、旅行気分も味わえます。
肝心の「黒猫・白猫」は、要所要所で登場します。「あらま!」と2匹の決定的な瞬間をとらえたほほえましい場面もありますので、心地よい物語に身をゆだねながら、猫探しを楽しんでください。
「猫映画」セレクト、いかがだったでしょうか。「猫の恩返し」で猫の国を楽しんだあと、さらなる猫映画を求める方の作品選びに、本記事がガイド役としてお役に立てれば幸いです。