ロビン・ウィリアムズ
名門ジュリアード音楽院を卒業後、スタンダップコメディアンとしてキャリアをスタート。78年~82年に放送されたシットコム「モーク&ミンディ」の宇宙人モーク役でブレイク。その後映画界に進出し、「ポパイ」(80)でタイトルロールを演じたのを皮切りに「ガープの世界」(82)などで主演を務める。87年の「グッドモーニング,ベトナム」でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされ、「いまを生きる」(89)と「フィッシャー・キング」(91)でも同賞の候補に挙がり、97年の「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」でアカデミー助演男優賞を受賞した。実写映画での活躍にとどまらず、ディズニーアニメ「アラジン」(92)でランプの精ジーニーのボイスキャストを務めたほか、アニメ映画「ロボッツ」(05)や「ハッピー フィート」(06)にも声優として参加した。14年8月11日、自宅で首をつって自殺。亡くなる前は、重度のうつ状態にあり、楽物乱用のリハビリ施設にも入所していたという。享年63歳だった。その他の代表作に、「レナードの朝」(90)、「ミセス・ダウト」(93)、「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」(98)、「インソムニア」(02)、「ナイト・ ミュージアム」シリーズ(06~14)など。