グッドモーニング,ベトナム
劇場公開日 1988年10月8日
解説
ある1人のDJの姿を通してベトナム戦争を描いた、バリー・レビンソン監督による傑作ヒューマンドラマ。ベトナム戦争真っ只中のサイゴンに、兵士たちの士気高揚のため呼び寄せられた米軍放送の人気DJクロンナウアー。マシンガン・トークとロックンロール満載の彼の放送は、兵士たちから大人気を得る。ところが、彼の型破りな言動に驚いた軍上層部は放送を中止してしまい……。まさにハマリ役のロビン・ウィリアムズの熱演は必見。
1987年製作/アメリカ
原題:Good Morning, Vietnam
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2022年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ラジオDJの視点からの戦争を描いた映画。
戦争につきものの情報統制。これによってロシア国民もプーチンに騙され操られている。今こそ観るべき映画ですね。
劇中のラジオから流れる音楽が泣かせます。
2022年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
どことどこが何で戦うかは上の人たちの話
最前線の者たちは自分達が正しい方だからと信じて目の前の相手と戦っているのじゃないかと思う
巻き込まれる住人は両方からの被害者になってしまいます
先日、アカデミー賞授賞式でウィル・スミスの平手打ちの件では大スターが暴力を振るったことによる避難が多いことに疑問を感じます。
人を殴れば非難を浴びるけど軍が武力で相手を制する事は国が認めているのですから
映画の中ては悪い奴らをコテンパンにしたって何したって人気者
家族を守るために平手打ち一つでこの有り様
なんともカオスな時代ですね
ロビン・ウィリアムズさんも多く「の矛盾を感じながらクロンナウアを演じていたのではないでしょうか
戦争なんてどうしたって最後に笑う人間なんて居ないのだからしなきゃいいのに、それとも地球か神の仕業かは分かりませんが人口の間引きをさせられているのかも
人から見た蚊やハエのように地球から見たら人もその程度なのかも
2022年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ロビンウィリアムズ扮するエイドリアンクロンナウアー上等兵は、サイゴンにDJとして赴任した。早速上官がかましてきた。エイドリアンのDJは、やかましくまくしたてるタイプだね。さらには血の気も多くてけんかっ早い。それにしてもこんな従軍の仕事もあるんだね。でもノリが違うからエイドリアンのジョークはさっぱり分からなかったよ。白いアオザイの娘がなかなか可愛かったね。そんな中でも爆弾が街を襲う。エイドリアンはラジオで伝えようとするが認められなかった。兵を元気づける事こそ彼の任務。前線の兵にインタビューをしたいと希望してベトコンがいる危険地帯へ踏み込んだ。やっぱりロビンウィリアムズ主演作は社会派だね。バイクの国ベトナムは4年ほど前に行ったが懐かしい風景だったな。
2022年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
1988年のロードショー鑑賞の後、
一度TVでも観たような記憶もあったが、
NHKBS放送を機に再び鑑賞した。
ベトナム戦争が終結したのが1975年だが、
この作品を経験するまでは先行上映された
「ディア・ハンター 」「地獄の黙示録」
「プラトーン」「フルメタル・ジャケット」
等、数多くのベトナム戦争映画に
接してきてはいた。
それらは概して激しい戦闘シーンを通じて
米軍兵士の心の傷に触れる印象があったが、
この映画は米軍放送世界を舞台にして、
どちらかと言うとベトナム人民の
気持ちに寄り添ったかのような展開が
印象的な作品だ。
ところで、
以前勤めていた会社の関連会社には
ベトナムから来ている職人が多くいて、
「超大国アメリカを戦争で打ち負かした
唯一の国として、御両親世代を誇り高く
思っているでしょうね」と聞いたら、
「私達は米軍と共に北ベトナムと戦った
南ベトナムの子孫です」と言われ、
肝を冷やしたことがあった。
東西冷戦の代理戦争で
分断されたベトナムの皆さんの
厳しい後遺症を思い知らされた瞬間だった。
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