真田広之
5歳の頃から劇団に所属し、1966年に「浪曲子守唄」で子役として映画デビュー。中学入学と同時に千葉真一主宰のジャパンアクションクラブ(JAC)に入団する。深作欣二監督作「柳生一族の陰謀」(78)で俳優業を本格化させ、「里見八犬伝」(83)、「麻雀放浪記」(84)などで若手アクションスターとして活躍。「病院へ行こう」(90)や「僕らはみんな生きている」(93)といったコメディから「写楽」(95)などの時代劇まで幅広く主演を務める。03年、主演映画「たそがれ清兵衛」(02)がアカデミー賞の外国語映画部門の候補となり、同年、トム・クルーズ主演「ラスト サムライ」に出演。主演作「亡国のイージス」(05)以降は一躍、国際的に活躍。名匠ジェームズ・アイボリーによる「上海の伯爵夫人」(05)、「最終目的地」(09)などのイギリス映画のほか、TVドラマ「LOST」(10)、映画「ウルヴァリン:SUAMURAI」(13)、「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」(15)、「ライフ」(17)、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)、「アーミー・オブ・ザ・デッド」「モータルコンバット」(ともに21)など、ハリウッドの話題のドラマや大作映画に多数出演している。