ウッディ・アレン監督「Rifkin's Festival」24年月19日公開 妻の浮気を疑う作家が主人公のロマンティックコメディ
2023年10月19日 08:00

ウッディ・アレンが監督を務め、第68回サン・セバスチャン国際映画祭(2020年)でプレミア上映された「Rifkin's Festival」(原題)が、2024年1月19日に公開される。海外版予告と場面写真が披露された。
映画と美食の街として名高い、スペインのサン・セバスチャンで毎年9月に開催されるサン・セバスチャン国際映画祭。本作はこの映画祭を舞台にしたアレン監督の映画愛溢れる一作だ。
ニューヨークの大学の映画学の教授で、売れない作家のモート・リフキンは、妻スーに同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加する。妻は有名なフランス人監督フィリップの広報を担当する。モートは妻の浮気を疑っているのだ。そんなモートに、街や夢の中で傑作クラシック映画の世界に没入してしまうという不思議な体験が次々に巻き起こる。そして妻への疑惑のストレスで心気症となったモート・リフキンは美しい医師ジョーと出会う。
主演のモート・リフキンを演じたのは、アレン監督「マンハッタン」で映画デビューを果たしたウォーレス・ショーン。「ラジオ・デイズ」「ウディ・アレンの影と霧」「スコルピオンの恋まじない」「メリンダとメリンダ」など多数のアレン作品に出演する常連俳優だ。「バウンド」、「フェイス/オフ」のジーナ・ガーションが妻のスー役を演じ、「私が、生きる肌」、「ワンダーウーマン」のエレナ・アナヤが医師ジョー役、「グッバイ・ゴダール!」「オフィサー・アンド・スパイ」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のルイ・ガレルが映画監督フィリップ役を演じている。
撮影監督は、「カフェ・ソサエティ」「女と男の観覧車」「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」でもアレンとタッグを組んだ、巨匠ビットリオ・ストラーロ。アレンとの4度目のコラボレーションでは、サン・セバスチャンの美しい風景と、ユニークなキャラクターたちを見事に捉えている。
海外版予告は、モート・リフキンがサン・セバスチャン映画祭に訪れる場面から始まる。妻スーと映画監督フィリップは、美しい街と高揚とした映画祭の空気の中で、急接近。一人苦虫を噛み潰したような顔のモート・リフキンは「自分は何者なのか?」「何を求めているのか?」と自問自答しながら街を彷徨う。美しいスペイン人医師ジョーとの出会い。妻に「あいつと寝たのか?」と問うと「一度も…。1回だけ。いいえ2回」と返される。「人生は、まるで映画だ。人生は、ときに喜劇だ。ドラマチックで、ロマンチック。そしてミステリーだ」のコピーが往年のアレン作品を彷彿とさせる映像となっている。
2024年1月19日から新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2020 Mediaproduccion S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.
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