「トップガン マーヴェリック」キャスト・声優は誰? ルースター、ペニー役など紹介
2022年5月28日 11:00
1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」が、5月27日から公開。本作も世界中で特大のヒットを記録している。
アメリカ海軍の伝説的なパイロットであるマーヴェリックが、本作では危険な任務に挑む若きパイロットたちを育成する。主演トム・クルーズの存在感はもちろんのこと、本編を観たら気になるのが、若きパイロットを演じた俳優や、マーヴェリックを取り巻く役柄を演じた実力派のキャストたちだ。
ペニー・ベンジャミンやルースター、ハングマン、フェニックス、ボブ、ペイバック、ファンボーイ、コヨーテ……「トップガン2」を彩る彼らのプロフィール、そして日本語吹き替え版声優を紹介する。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。
「エンドレス・ラブ」(81)でデビューし、「卒業白書」(83)、「レジェンド」(85)を経て、「トップガン」(86)でブレイク。「レインマン」(88)や「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(94)などヒット作に恵まれ、ポーラ・ワグナーとともに設立した製作会社クルーズ/ワグナープロダクションズで「ミッション:インポッシブル」シリーズ(96~)をはじめとした自身の主演作を製作し、俳優およびプロデューサーとして成功を収めている。
本作のプロモーションで5月下旬に約4年ぶり、24回目の来日を果たしたクルーズ。会見やイベントでは「ファンの皆さんのために作った」と本作への思いを語っていた。現在59歳にして精力的に活動し、シリーズ第7弾となる「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」では、「俳優人生で最も危険なスタント」だという崖からバイクでダイブするシーンにも自ら挑んでいる。
マーヴェリックの大事な存在となるペニーを演じたコネリーは、セルジオ・レオーネ監督の超大作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84)で13歳にして映画デビュー。ダリオ・アルジェント監督の「フェノミナ」に主演し、ブレイクを果たす。「レクイエム・フォー・ドリーム」(00)の汚れ役で新たな一面を見せ、アカデミー賞受賞作「ビューティフル・マインド」(01)では同賞助演女優賞を受賞。私生活では「ビューティフル・マインド」で共演したポール・ベタニーと結婚、2子をもうけた。
1997年、TVシリーズ「アリー・myラブ」で俳優デビューし、2000年に「スペース・カウボーイ」で映画に初出演。TVを中心に活動し、60年代ニューヨークの広告業界を舞台にした「マッドメン」(07~15)の主人公ドン・ドレイパー役で人気を博す。映画は「地球が静止する日」(08)、「ザ・タウン」(10)などを経て、近年は「ベイビー・ドライバー」(17)や「リチャード・ジュエル」(19)などに出演してきた。
映画「アリーケの詩(うた)」やTVシリーズ「ザ・ラストシップ」のラッセル・ジーター役などで知られる。「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」への出演も発表されており、再びトム・クルーズとの共演が期待される。
短編映画やTVシリーズ「The Unusuals」(09)への出演を経て、長編映画に初出演した「ラビット・ホール」(10)でニコール・キッドマンと共演し、注目を浴びる。以降、「フットルース 夢に向かって」(11)、「プロジェクトX」(12)、「21オーバー 最初の二日酔い」(13)などの作品に立て続けに出演。「いま、輝くときに」(13)で共演したシャイリーン・ウッドリーとは「ダイバージェント」3部作(14、15、16)でも共演した。2014年にはデイミアン・チャゼル監督のアカデミー賞ノミネート作「セッション」の主演で注目を集めた。
米テキサス州オースティン出身。14歳のとき「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」(03)で映画に初出演し、その後、デンゼル・ワシントンがメガホンをとった「グレート・ディベーター 栄光の教室」(07)に参加。大学卒業後にロサンゼルスに移り、TVシリーズ「スクリーム・クイーンズ」(15~16)などで本格的な俳優活動を開始する。映画は「ダークナイト ライジング」(12)の端役などを務めた後、「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」で共演したシルベスター・スタローンが脚本・主演を務めた「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(14)に出演。「ドリーム」(16)で株を上げ、Netflix製映画「セットアップ ウソつきは恋のはじまり」(18)では主演を務めた。
ロサンゼルス生まれで、父は俳優のビル・プルマン。高校時代に友人と結成したポップ・バンド「Atta Boy」でドラムを担当していたが、2012年のデビューアルバム発表後は休止し、翌13年から俳優として活動を始める。17年に父の主演作「ワイルド・ウエスト 復讐のバラード」で映画デビューし、同年、アーノルド・シュワルツェネッガー主演「アフターマス」やアンドリュー・ヘイ監督の「荒野にて」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」などに参加する。翌18年「ストレンジャーズ 地獄からの訪問者」や「ホテル・エルロワイヤル」の演技で注目を集め、スティーブン・キングのバンパイア小説を映画化した「セイラムズ・ロット」(22)では主演に抜てきされた。
新世代トップガンの中で唯一の女性パイロットを演じたモニカ・バルバロは、カリフォルニアで生まれ、バレエダンサーとして活動していた。TVシリーズ「UnREAL」(15~16)のシーズン2で演じたヤエル役が絶賛され、現在はアーノルド・シュワルツェネッガーの娘を演じるNetflixのスパイ・アドベンチャーシリーズの撮影を行っている。
TVシリーズ「インセキュア」のローレンス役などで知られ、同作品のシーズン4では監督デビューも果たした。そのほか「ママと恋に落ちるまで」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」などに出演し、アマゾン配給の映画「ブラック・ボックス」ではプロデューサーを務めるなど、幅広く活躍している。
マーベルシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のホアキン・トーレス役で知られる。最近ではサスペンス・スリラー「パーキングエリア」(22)、A24配給のクレール・ドゥニ監督作品「The Star At Noon(原題)」(22)に出演している。
ニューオーリンズ生まれ。幼い頃から祖母に連れられて演劇を観に行っていたそうで、大学生時代に舞台デビューを果たす。子どもに関わる仕事にも関心があり小学校教師になったが、夢を捨てきれず、教え子たちに俳優を目指すことを告げてロサンゼルスに向かった。2020年にハリソン・フォード主演「野性の呼び声」で映画デビューし、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」にジョーダン・ライト医師役で出演。「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」でもトム・クルーズと共演している。
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