クリスマスはおうちで映画三昧!【テレビ・配信映画リスト 12月23日~29日】
2021年12月23日 13:00
「今週のおうちシネマ」では、今週から来週にかけて地上波テレビで放送される、もしくはVODサービス(Amazon Prime Video、Netflix、Disney+)で配信が開始される作品をご紹介いたします。
今週末はいよいよクリスマス! ということで、テレビでもクリスマス映画が放送予定。
日本テレビ系列「金曜ロードショー」では、24日のクリスマスイブにクリスマス映画の定番「ホーム・アローン」が放送。クリスマス休暇に、ひとりで留守番することになってしまった少年と泥棒たちの死闘(!?)を楽しめるコメディ映画です。1991年に劇場公開されてから30年目の記念イヤーに、昔見たなという人も、いままで見る機会がなかった人も、この機会に是非!
同じく24日のクリスマスイブの午後には、テレビ東京系列「午後のロードショー」で、くまのパディントンが初めて見る都会・ロンドンでの生活で、さまざまなトラブルを巻き起こす「パディントン」が放送。
さらに、25日クリスマスの深夜にあたる26日午前2時からは、フジテレビ系列で「ダイ・ハード4.0」が放送されます。シリーズ1作目の「ダイ・ハード」では、クリスマスイブの夜にテロ事件に巻き込まれた主人公の刑事マクレーンが、今度はサイバーテロに巻き込まれます。
Amazon Prime Videoでは、アニメ映画が充実。アニメ業界の日常や実情を描いて大ヒットしたテレビアニメ「SHIROBAKO」を完全新作ストーリーで映画化した「劇場版 SHIROBAKO」が23日、去年のクリスマスに公開され大ヒットを記録した「キングコング」の西野亮廣プロデュース「映画 えんとつ町のプペル」が、劇場公開1年後の25日に配信開始されます。
Netflixでは、ゴールデン・グローブ賞で作品賞をはじめ、4部門にノミネートしているレオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンス主演のSFコメディ「ドント・ルック・アップ」が24日に配信開始。制作期間7年超、作画枚数4万枚超、全て手描きの「音楽」は23日に配信されます。
Disney+では、名作映画が続々配信開始。世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマで、2018年に大ヒットを記録した「ボヘミアン・ラプソディ」、第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞したマイケル・キートン主演の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」などが24日に配信開始となります。
そのほか詳しいテレビ放映、配信開始情報はこちらから。
■テレビ・配信情報一覧(12月23日~19日)
「ザ・シューター 極大射程」
「劇場版 SHIROBAKO」
「パディントン」
「ホーム・アローン」
「ドント・ルック・アップ」
「Mr.&Mrs.スミス」
「アルビン 歌うシマリス3兄弟」
「アルビン2 シマリス3兄弟(しまっピーズ)vs.3姉妹(しまペッツ)」
「アルビン3 シマリスたちの大冒険」
「アルビン4 それいけ!シマリス大作戦」
「ゴーン・ガール」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「ファイト・クラブ」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「レディ・オア・ノット」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「Diner ダイナー」
「ダイ・ハード4.0」
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。