米俳優組合賞は「アリー スター誕生」が最多4ノミネート
2018年12月13日 16:00

[映画.com ニュース] 第25回全米俳優組合(SAG)賞のノミネーションが、12月12日(現地時間)に発表された。
映画部門は、ブラッドリー・クーパーが長編監督デビューを飾った 「アリー スター誕生」が最多4ノミネートを獲得。3度目のリメイクとなる本作は、世界的人気ミュージシャン(クーパー)に見出された歌手志望のアリー(レディー・ガガ)が成功の階段を上っていく音楽ドラマで、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞3部門(監督・主演女優・助演男優賞)受賞、AFIのトップ10に選出されたほか、ゴールデングローブ賞でも5部門にノミネートされている。
次いで3部門にノミネートされたのは、黒人刑事が白人至上主義団体「KKK」に潜入捜査した実話を、「マルコムX」のスパイク・リー監督が映画化した「ブラック・クランズマン」。同じく、ヨルゴス・ランティモス監督「女王陛下のお気に入り」も3ノミネートを獲得した。
ここまでの賞レースで助演女優賞部門の常連になっていた「ビール・ストリートの恋人たち」のレジーナ・キングが選出されず、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」でエリザベス1世を演じたマーゴット・ロビーがノミネート。また、エミリー・ブラントが「メリー・ポピンズ リターンズ」「クワイエット・プレイス」で主演女優・助演女優賞の2部門にノミネートされている。
SAG賞授賞式は2019年1月27日に開催され、女優ミーガン・ムラリー(「ウィル&グレイス」)が司会を務める。第25回SAG賞映画部門のノミネートは以下の通り。
クリスチャン・ベール「バイス」
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
ビゴ・モーテンセン「グリーンブック」
ジョン・デビッド・ワシントン「ブラック・クランズマン」
ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
エミリー・ブラント「メリー・ポピンズ リターンズ」
グレン・クローズ「天才作家の妻 40年目の真実」
オリビア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
レディー・ガガ 「アリー スター誕生」
メリッサ・マッカーシー「Can You Ever Forgive Me?」
マハーシャラ・アリ「グリーンブック」
ティモシー・シャラメ「ビューティフル・ボーイ(原題)」
アダム・ドライバー「ブラック・クランズマン」
サム・エリオット「アリー スター誕生」
リチャード・E・グラント「Can You Ever Forgive Me?」
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