放送映画協会賞は「シェイプ・オブ・ウォーター」が最多14ノミネート
2017年12月8日 15:00

[映画.com ニュース] 第23回クリティック・チョイス・アワードのノミネートが発表され、ギレルモ・デル・トロ監督のファンタジーロマンス「シェイプ・オブ・ウォーター」が作品賞を含む最多14ノミネートを獲得した。
同作は、米ソ冷戦時代のアメリカを舞台に、政府の極秘研究所の清掃員で働く孤独な女性(サリー・ホーキンス)が、実験対象であるモンスターと恋に落ちる物語。第74回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞した。
8ノミネートで続いたのは、「ダンケルク」「レディ・バード(原題)」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」の4作品。さらに、「ブレードランナー 2049」が7ノミネート、「ビッグ・シック」「スリー・ビルボード」が6ノミネートで追う展開。今年の賞レースは混戦となりそうだ。
同賞は、放送映画批評家協会(BFCA)と放送テレビ批評家協会(BTJA)が主催する賞。テレビ番組のノミネーション発表も同時に行われ、作品としてはFXネットワーク「フュード 確執 ベティ vs ジョーン」が最多6ノミネート、放送局・配信サービスとしてはNetflixが最多20ノミネートを獲得した。両賞の授賞式は、2018年1月11日(現地時間)に米サンタモニカで行われる。
23回クリティック・チョイス・アワードの主なノミネート映画は以下の通り。
「ビッグ・シック」
「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
「ダンケルク」
「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」
「ゲット・アウト」
「レディ・バード(原題)」
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「スリー・ビルボード」
ティモシー・シャラメット「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
ジェームズ・フランコ「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」
ジェイク・ギレンホール「ストロンガー(原題)」
トム・ハンクス「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
ダニエル・カルーヤ「ゲット・アウト」
ダニエル・デイ=ルイス「ファントム・スレッド(原題)」
ゲイリー・オールドマン「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
ジェシカ・チャステイン「モリーズ・ゲーム(原題)」
サリー・ホーキンス「シェイプ・オブ・ウォーター」
フランシス・マクドーマンド「スリー・ビルボード」
マーゴット・ロビー「アイ、トーニャ(原題)」
シアーシャ・ローナン「レディ・バード(原題)」
メリル・ストリープ「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
ウィレム・デフォー「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」
アーミー・ハマー「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
リチャード・ジェンキンス「シェイプ・オブ・ウォーター」
サム・ロックウェル「スリー・ビルボード」
パトリック・スチュワート「LOGAN ローガン」
マイケル・スタールバーグ「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
メアリー・J・ブライジ「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ「ダウンサイズ」
ティファニー・ハディッシュ「Girls Trip」
ホリー・ハンター「ビッグ・シック」
アリソン・ジャネイ「アイ、トーニャ(原題)」
ローリー・メトカーフ「レディ・バード(原題)」
オクタビア・スペンサー「シェイプ・オブ・ウォーター」

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