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映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」」 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」
劇場公開日:2019年3月1日
解説
SFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」を現代版としてリメイクした「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編となるテレビシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を、全7章にわけて上映する劇場上映版の第7章。第23話から最終話となる第26話の計4話で構成される。悪魔のような選択を突きつけられたキーマンだったが、「縁」の連なりがなす奇跡が事態を思わぬ方向へと導いていく。一方、ガトランティスを滅ぼす力である「ゴレム」を奪取すべく、都市帝国の中枢へと突撃したヤマトは、無数の砲火にさらされる。
2019年製作/95分/G/日本
配給:松竹メディア事業部
スタッフ・キャスト
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2021年7月14日
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新たなスタッフで製作した2199の続編。
さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち(1978)のリメイク。
本作は全7巻でその最終巻だ。
「さらば」のレビューでも書いているのだが「さらば」は自分が始めて見たヤマトなのである。
主人公と熱き仲間たちとヒロインとの固い絆、かつての敵との奇妙な和解、主要人物の壮絶な死、巨大な敵を前に古代が出した結断……など小学生だった自分は大人のアニメ&これぞ昭和の日本人と言う概念に強く心を打たれた。
さてそんな名作のリメイクの最終巻は…
日本のアニメ界は終わった。
そう思った。
そもそも「さらば」で心打たれた感動は本作では越えられない…と言うより無しにひとしい。
何故なら‘’最近のアニメあるある‘’ばかりだから。
勿論、全てオリジナルのままだと面白くないし新しい要素も入れるべきであると思っているがこのリメイク作(2199にも言える事でもある)はほとんどヤマトらしくないと思う。
残念だったのは
まずはパワードスーツ。正直、出る作品を間違えた要素。
斉藤の死。原作は爆弾を仕掛ける真田の盾になり、敵の攻撃を受けながらも守り仁王立ちで、戦死する場面はアニメ史に残る死であった。今作でも再現されるがパワードスーツを装着しホストデスラーの息子キーマン乗る戦闘機の上に乗り仁王立ちしたまま 特攻する場面になっている。派手すぎ原作ほど衝撃もない。
ヤマトの特攻。沖田艦長の言葉もなく深みのあったあのシーンがあっさりしている。古代と雪が残り、特攻するのだが原作映画では雪は死亡しており古代は死亡した雪を隣に置き 星になって結婚しよう と言う場面は美くしいどこか最後だけど今作は雪が生きておりラブラブな特攻だ。やはりあれは雪が死んだからこそあの特攻の場面は感動したと思う。(言い方は悪いが)
ヤマトは特攻撃するが何とヤマトは海の底からあらわれた。
さらに古代と雪はなんと別次元にさ迷っている。
…これエヴァじゃん。
エヴァンゲリオン以降あらわれた日本アニメの悪いクセ‘‘エヴァぽいシーン’’がヤマトに出るとはショックだった。
何だか良く分からないで終わってしまった最後だがエンディングが「ヤマトより愛をこめて」(ジュリー)なのはガッカリ。
やはりそれで来るのか
あと個人的にキャラデザイン。
ロリ顔&ボ〇ンな女性キャラはエロすぎてあまりヤマトらしくない。やはりヤマトと言えば松本零士先生のミステリアスでクールな美女絵だろう。
脚本は小説家の福井晴敏さん。空母いぶき(かわぐちかいじ先生原作)で原作漫画の持つリアリティーをぶち壊し批判を食ったがこれも失敗だったと思う。
全体的に見てもやはり中身は最近のアニメでキラキラしたスッカラカンな物。
エヴァに影響されまくったラストはさすがにもう、日本アニメ界はエヴァから脱却してくれと言いたくなる。
庵野秀明さんはもっと他の映画も見ろと言っていた、記憶があるがクリエイターたちは視野が狭いのだろうか。
まだまだ続編は製作されそうで過去の「完結編」はまだ笑って許せるが今後は正直どう評価すればいいか。
2021年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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dvdで見ました。小学生からのヤマトファンとしてはこのシリーズなかったことにしてほしい。
最悪な内容で皆さんの投稿通りですが、自分が一番言いたいことは、
古代が一人ヤマトに残って敵中心に向かう時、あの負傷した森雪が制服を着て登場した時。はぁ〜?と思いました。いや、皆さんもそう思われてますでしょう。
そして作戦を提案したり、操縦席に座って操作したり!!。あなた!記憶喪失中ではなかったのですか?!。よくわかりますね〜。
そして、極め付きは古代が座っている椅子に自分からお姫様抱っこで古代の上に座るとか!!。お前はキャバクラ嬢か?!そしてあろうことか、その席はあの沖田艦長の席ではないですか!!!
お前、それはやっちゃいかんぞ。古代も古代だ。あの席でそれを許すとは!
記憶喪失で自分の本能のままにそんな行動をとったのならば、どうしようもない性行好きなケダモノでしかない。
今後ヤマトシリーズを見ることがあったとしたら、森雪をそんな目でしか見れなくなってきた。
記憶喪失になりたいのは、このヤマトを見てしまった記憶を消し去りたい私の方だ。
2021年5月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
子供想いの熱心な父親が殺されてバカップルが生き残る鬱アニメ
2021年4月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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設定がもはや崩壊してて笑うしかなかった。
半年後にヤマトが帰ってくるとこ、なんで玲なの?っていまだに納得できない。
方舟の崩壊が高次元への入口と結び付いたっていうなら、むしろそのなかで自爆したキーマンの方が生き残るって理屈に合うと思うのですが
いや、それ以前にキーマンと恋愛フラグ立てまくって、あんな独白までさせて、斎藤隊長の言葉も相まって感極まるとこなのに、その爆風で玲が吹き飛ばされるって…
ふざけてんの??
これに関して、小林副監督はあえて死んだように見せかけてコックピットユニットごとベイルアウトしてる、って言ってるけど
わかんねーからっ!
むしろ0.5倍速まで落として見たけど、ベイルアウトなんかしてなくない??
何が愛なの?
主人公のふたりだけが生き残るのが愛なの?
じゃあ新キャラは捨て駒でいいの?
しかも国民投票とやらの真田さんの演説がひどかった
他の死んだヤマトクルーや地球防衛軍、ガミラス側はどうでもいいとしか思えない
どんなに芳忠さんの補正が働いても、唖然とせざるをえない。真田副長のこと、バカにしてんの?
とにかく古代進が脳内お花畑に描かれ過ぎて胸くそだった。
キーマンや加藤隊長、斎藤隊長、彼らを愛してる人の前でよくも笑顔にできたな。
この作品で感じたのは、愛じゃない
大多数の犠牲を平気で踏み散らかす、自分たちさえ良ければいいっていう気持ち悪さだけ