宇宙戦艦ヤマト
劇場公開日:1977年8月6日
解説
1974年にテレビ放映されたSFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」の全26話を再構成した劇場版。西暦2199年。地球侵略を企てる異星人国家ガミラスの攻撃により地表は放射能汚染され、人類は滅亡の危機にあった。そんな中、地球から14万8000光年離れたイスカンダル星からメッセージが届く。そこには、イスカンダルにある放射能除去装置を取りに来るよう書かれていた。人類はメッセージと共に送られてきた波動エンジンの設計図を基に、第2次世界大戦の戦艦「大和」を秘密裏に宇宙戦艦として再建造。その計画を察知したガミラスから妨害を受けながらも、イスカンダルを目指して宇宙へと旅立つが……。「二百三高地」など数々の大作映画を手がけた名匠・舛田利雄が、テレビ版の監修に続いて監督を務めた。
1977年製作/130分/日本
配給:東映洋画
スタッフ・キャスト
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2022年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
有名作品ながらちゃんと見た記憶がないので改めて鑑賞しました。
1977年という時代に、宇宙を舞台としたアニメの先駆けだったと思うし、その後のガンダム等への影響も多大だったんだろうなと想像します。
ただ、総集編の映画のようなので、途中のはなしの部分が端折られていて、ストーリ性の理解はちょっと難しかったかもしれません。あと気づいたところ。
・ヤマトのクルーで女性は森雪のみの模様。おとこばっかの職場でいろいろたいへんだったろうな。
・沖田艦長が早々に病に侵されて指揮をとることができず離脱。なぜあれほど人望があるのか描き切れず。
・ヤマトは致命的と思われる攻撃を何度も受け、補給や修理も受けられないはずなのに、映画では秒で補修され航海を続ける。
・森雪が急に右腕をけがしている。
・沖田艦長は最後はどうなった?(テレビ版ではどうなったのか知りたい)
等々
2021年7月10日
Androidアプリから投稿
1974年に読売テレビにて放送された物を編集し映画化した作品。
テレビ版のは低視聴率で打ち切りになってしまったが再放送で人気となった。
テレビ版はすでに全話観賞。
監督は舛田利雄さん、そうあの「トラ!トラ!トラ!」の監督である。
すでに実写映画で評価を得ていた監督がまだ大人が、アニメを見るのに抵抗があった時代に監督をなさった事は衝撃であった事だろう。
映画は成功し本作から大人向けアニメというものもも生まれた。
舛田利雄さんは「さらば」~「完結」まで監督をしておりヤマトを金字塔にした製作者の一人なのである。
総集編である本作は沖田艦長視点の物語と戦闘シーンが中心であるがため古代進ら他の人物,はやや浮いているように見えてしまい森雪は見せ場が少ない。
テレビ版で個人的に好きだったシーンがなかったのは残念。(序盤の古代守の艦が落される前にやる合唱やワープ中の雪のアレとか)。
戦闘面ではは敵の攻撃からどうやって乗り越えるかのサスペンスが良い。
映画が始まったすぐに流れる宇宙戦艦ヤマトはやはり熱くなる。
最後のガミラスを破壊した後の古代が自分たちが悪かったようなを セリフ言うのはさすがに自虐的じゃないか?
やや不満もある総集編だが日本アニメ界を変えた名作である点は間違いない。個人的には本作と「さらば」までが最高である。(それ以降は……ね。2199………どこがヤマトじゃい!!)
2020年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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TVシリーズの総集編なので、TVシリーズ見てないと飛んでる間が気になってしまう。
2019年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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中学生の時に観て以来の視聴になります。
TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト(1974年10月、全26話)」のダイジェスト映画(総集編)です。
ぼくは、TVアニメ「ファースト・ガンダム(1979年04月、全43話)」のファンです。この宇宙戦艦ヤマトが、ファースト・ガンダムの原型なのでしょう。
アナライザー(ロボット)を見て、
ぼく「当時のSF映画の影響を色濃く受けているデザインのロボットやなー」
と思いました。
人類滅亡カウントダウンものです。
ナレーション「時に西暦2199年、地球は今 最後の時を迎えようとしていた」
スターシャ「親愛なる地球の皆さん。私はイスカンダルのスターシャ。ガミラスの放射能によって、地球の全生物が滅るのは後 僅かに1年。彼らはそれを待っているのです。地球型の空気の中ではガミラス人は生きてはいけません。しかし、私たちの星には放射能除去装置があります。これを使う以外に地球を救う道はありません。今、私は妹サーシャに超高速波動エンジンの設計図を持たせました。運良く このメッセージがあなた方の手に渡ったら、このエンジンを組み立ててイスカンダルに来るのです。私共の星は、銀河系を隔てること14万8千光年 マゼラン星雲にあります。私はイスカンダルのスターシャ。」
人類滅亡まで後1年と迫った時に、宇宙人(イスカンダル星人)から助け船が出された。
この銀河を股に掛けた壮大な物語に、ぼくは浪漫を感じました。